間取りの疑問。客間で使う和室って必要ですか?
こんにちは。
石川県小松市 赤シャツアドバイザー
タカシマ です。
今回お届けするのは、「和室の使い方について」
家の間取りを検討する時にお客様の要望によく出て来る「和室」
タタミがある生活って良いですよね。
僕もタタミのある生活は大好き!!
やっぱ、ゴロゴロしたい時もあります。
今の時代は家族によって、和室の使い方ってバラバラだったりします。
子供が小さいから遊ぶスペースに。
先祖代々守ってきた「お仏壇」があるから。
お客様を通す部屋として使いたい。
どんな使い方を貴方は望みますか?
和室の使い方
和室をつくる用途はお客様によってバラバラです。
家族構成やライフスタイルだけでも、用途は大きく変わります。
一番大事な事は・・・
「どんな目的があって和室をつくるのか?」
この部分を明確にしておく必要があります。
客間で使う和室、お仏壇を入れる為につくる和室はコストが高くなります。
特に真壁和室にすると、手間もコストも一気に上がります。
コストをかけて作っても、使わなかったら意味がありません。
そんな和室にならないように気をつけましょう!!
使わない部屋になるかもしれない!?
和室を客間として使う。
客間は必要なのか?不必要なのか?
そんな事を考えてみます。
和室を客間として使う。
僕が建築業界に入った20年前は、「客間で使う和室」がメッチャ多かった。
もはや当たり前って感じ。
そう思うと住まいも多様化した時代になりました。
和室を客間として使うメリットは急な来客にも対応できる。
これですよね。
リビングが物でゴチャゴチャの時に限っての来客・・・
焦りますよね!?(笑)
そんな時に、来客用の和室があるとスッと通す事が出来ます。
あとね、リビングに通せる来客と通せない来客。
友達だとリビングで全然OKです。
でも、社長や部長のような偉い方が仮に来たとしたら・・・
そんな時は和室があってよかったーーーー。
って、なると思います。
来るかどうかは別として。(笑)
親戚や親が泊まる時にも役に立ちます。
子供部屋も空いてたら使う事が出来るけどね。
1階の方が泊まりやすいし、布団を敷く時は畳の方が柔らかくて体にも優しいです。
階別の距離感が合った方が、お互い気を使わないし、トイレにも気兼ねなく行けます。
同じ階に泊まると、そーっと電気をつけたり、音を気にしたり。
案外に気を使う事が多いでんすよね。
客間をつくるデメリット。
最大のデメリットは頻繁に使わないってこと。
貧乏性な僕は勿体ないって思うんですよね。
坪数や予算には限りがあります。
使わない部屋に予算をかけるか?
その分、収納を充実させたり、家事が楽になるスペースにあてたりね。
色々な使い方ができます。
頻繁に使わない部屋。
この部屋の優先順位が高いか?それとも低いのか?
ここが判断基準になると思います。
客間以外の使い方
客間以外の和室の使い方も合わせてご紹介します。
昔とは違い和室の使い方も多様化しています。
昔は障子が当たり前だった和室だけど、今ではカーテンを使う事の方が多かったりね。
家族が求める用途によって、和室のつくり方も変わります。
その辺の知識をつけておくと、和室の選び方の参考になると思います。
子供の遊び場やお昼寝に使う
子供が小さな時には遊ぶスペースや、お昼寝スペースとして最適な和室。
友達が集まった時には、リビングでママ達と喋ってる横の和室で赤ちゃんが寝てたり、子供達で遊んだり。
ママも目が届くし、安心して友達との時間を楽しむ事ができます。
LDKに無垢のフローリングを使った時などは、子供がつける傷が気になります。
おもちゃを落としたり、引きずったりすると床の表面には傷がついて、親も凹むんですよね~。(笑)
和室には畳が敷いてあります。
畳のおかげで傷も気にしない!
子供達も思い切り遊ぶ事ができます。
寝室として活用する
寝室は2階にあるけど、和室を寝室として使う事もできます。
特に小さなお子さんが居る家族にはオススメです。
うちのチビもそうだったけど、ベットから落ちるんですよね。汗
寝相が悪くて。
子供の寝相って、なんで悪いんですかね~。
悪いというか、激しい。(笑)
落ちた時は心臓が飛び出るぐらいビックリしました。
和室の場合は家族で布団を敷いて寝るから、チビがベットから落ちる心配もありません。
ゴロゴロするスペースに活用する
単純にゴロゴロするスペースも欲しいところ。
ソファーでゴロゴロする事も可能だけど、家族が使えないですしね。汗
床でゴロゴロすると、固くてリラックスできません。
僕は・・・だけど。
皆さんはフローリングでも大丈夫ですか!?
僕はやっぱり畳がいいな。
フローリングに比べて柔らかくて、ご飯を食べた後は畳の方にフラフラと吸い込まれていきます。
そんなリラックススペースとしても活躍するのが和室です。
最後に
家族構成、人数、ライフスタイルも違えば、考え方も違います。
使い方に正解が無いのも事実。
来客が多い?
来客は友達?知人?親?
大切な人?
それとも来客は頻繁にない?
どれが多いかな?
こんな感じで、使い方を絞って行けるといいですよね。
やっぱり必要だった・・・
作ったけど使わなかった・・・
こんな事にならないように!!
シッカリと検討して間取りを進めて行きたいですよね。
良かったら参考にして下さい。