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銀行がすすめる住宅ローン商品を選んでもいいのか??

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石川県小松市にある新築・リフォーム工事を手掛ける小さな工務店の代表です。住宅のプロなのに家づくりで失敗した経験を持つ僕だからお客様には失敗して欲しくない。自分の失敗した経験から少しでも家づくりを簡単に、そして楽しく体験出来るような情報を発信しています。
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こんにちは。

最近、リビングのエアコンを買い替えました。

まだ5年目なんですけどね。汗

その当時は断熱性能がいいから!!って理由で容量が少ないエアコンを設置しました。

これが冷房は大丈夫なんだけど、暖房が全くダメで・・・

安物買いの銭失い。ってやつですね。汗

エアコンが変わったら、世界が変わるくらい暖かくなりまして。

快適に生活してる タカシマ です。

 

今回は住宅ローンの選び方について。

住宅ローンを選ぶ時には、当たり前ですが、銀行に行きますよね。

すると、銀行の担当者はパンフレットで色々な商品を説明してくれます。

説明を聞いてると・・・

どれも同じように聞こえるし、よく解らないからな・・・。

「皆さんはどれを選ぶんですか??」

「それなら、この3年固定がオススメですよ!!」

「じゃ~、それで」

このように住宅ローンを選ぶ方が非常に多いんですね。

 

確かに、聞いても解りにくいし・・・。みんなが選んでる商品だったら大丈夫やろ。

個人的には、住宅ローンを選ぶ時には内容を理解して、自分に合ってる住宅ローンを選ぶ。って凄く大事。

住宅会社を選ぶよりも大事だと思うんです。

 

でもな~。何を理解すればいいん??

って、そうですよね。汗

まずは、3年固定、10年固定、って言葉の意味を理解しましょう。

今回は、期間固定選択型の住宅ローン商品を選ぶ時の注意ポイントを紹介します。

 

銀行がすすめる住宅ローン商品を選んでもいいのか??

3年固定、10年固定、どの商品も固定って文字がありますが、35年間ずっと金利が変わらない。

これは勘違いなので。

例えば、3年固定を選んだ3年後には。

もう一度同じ商品を選ぶか?

別の商品を選ぶか?

を選択する必要があります。

 

金利も同じで、3年後には金利の見直しもあるんですね。

金利が変われば、月々の返済額が変わります。

なので、銀行がすすめてくれたから安易に選ぶんじゃなく、将来的な金利上昇リスクも理解して選ぶようにするべきです。

 

金利上昇時に天井がない

この期間固定型を選ぶ時に、知って欲しいポイント。

それは、金利上昇時の返済額アップに天井がない。

ここなんですね。

変動型の場合は天井があり、増額率は25%以内に抑える。ってルールがあります。

しかし、期間固定型にはルールがありません。

未払い利息の発生リスクは少ないけど、総額率が30%にも40%にも上昇する可能性があります。

 

例えば、月々7万円の返済でした。

3年固定も終了し、再選択時に30%上がってたら・・・

7万円*1.3=91.000円まで一気に上昇することに。

いきなり2万円もあがったら家計に大打撃ですよね。汗

 

金利引き下げ幅に注意しましょう

3年固定は0.6%など、金利が凄く安く見えますよね。

確かに安いんですけどね。

これは、給料振込、ライフラインの引落し、カードを作ったり、色々と銀行と取引きをする事で、金利を引き下げて貰ってます。

これを、金利引き下げ幅って言います。

3年固定でも、基本の金利は1.8%です。

色々と取引きをしてくれるから、1.8%から1.2%を引いて0.6%で貸しますね。

これが、住宅ローンです。

 

しかし、いつまで1.2%を引いてくれるのか??

ここが重要です。

仮に3年間は0.6%で借りてました。

3年後に銀行に行くと・・・

「いや~、1.2%の引き下げは最初だけなんですよね~」

なんて言われたら、4年目からの金利は1.8%に!!

世の中の金利は上がってないのに、引き下げ幅が廃止になれば一気に金利は3倍になります。汗

金利が3倍になれば、当然ですが・・・月々の返済も一気に上がります。

家族には大打撃になります。

 

これに加えて金利が1%上昇してたら・・・。

金利は2.8%に!!

可能性は低いですが、リスクの1つとして知っておく必要はありますよね。

 

実際に数字を入れてみますね。

借入3000万円、35年返済、当初の金利0.6%、基準金利1.8%の場合。

月々の返済は 79,208円 となります。

これが、3年後に引き下げ幅が無くなり 1.8% に金利が上昇したら・・・。

月々の返済額は約 96,000円 となり、上昇率は21%に。

さらに、金利が1%上がり、2.8%になった場合・・・

月々の返済額は約112,000円に!!

上昇率は41%にもなります。

 

いやいや。

そこまで金利は上がらんでしょ!?

そう思う方も多いと思います。

 

確かに金利上昇する可能性は低いかもしれません。

しかし、絶対に上がらないって保証はありません。

なので、変動型の商品を選ぶ時には、このようなリスクを理解してから選ぶようにしましょう。

メリットばかりに目を向けると、後から大変な事になる可能性もあるので。

 

最後に

今回は、銀行がすすめる住宅ローンは安心なのか??

このような内容で記事を書きました。

実際は、メリットも多くある商品です。

しかし、デメリットも必ずあります。

そのデメリットを理解してから、商品を選ぶようにしてもらえれば。

僕はベストだと思います。

あなたの住宅ローン選びの参考にして下さいね。

 

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