【3LDK・30坪】3人家族で暮らすコンパクトな間取り
こんにちは。
石川県小松市 赤シャツアドバイザー
タカシマ です。
今回の間取りギャラリーはコンパクトな新築を検討している方にオススメ!3人家族で暮らす30坪の間取りを紹介します。
紹介する間取りの特徴としては、間取りの無駄を省くことでコストを抑えています。コンパクトだけど、LDKは広く感じるように工夫した間取りにしました。1階にサンルームを配置する事でママの家事が楽になる。このような特徴の間取りです。
あまり大きな家は考えていない。30坪ぐらいの新築を検討している方には参考になる内容です。
【3LDK・30坪】3人家族で暮らすコンパクトな間取り
・1階・55.20㎡ 16.69坪
・2階・40.57㎡ 12.27坪
・延床面積 95.77㎡ 28.97坪
今回の要望は・・・
・コストを抑える為に広さは30坪前後でおさえたい
・コンパクトだけどリビングは広くしたい
・将来的に和室には仏間を置くかも!?
・サンルームは1階が希望
・外部収納を設置したい
・玄関にはシューズクロークを併設したい
・バルコニーで寝具を干したい
・2階には共有の納戸を設置したい
このような内容をヒアリングで聞かせて頂いてから提案した間取りを紹介します。似たような要望があれば参考にして下さいね!
1階の間取りを紹介します
隣地との距離も近く、住宅が密集する地域という立地です。間口よりも奥行きが広い長方形の土地になりますが、南面は隣地の陰になり日当りの確保が難しく・・・。東面のスペースを利用して朝日~正午までの太陽光が入るように配置しました。
玄関の前には外部収納を配置しました。外部収納には冬用タイヤや、積雪による除雪用具を収納します。駐車スペースから距離が離れると使い勝手が悪いので、なるべく玄関の近くに配置するように工夫しました。
・玄関にはシューズクローク
玄関の横にはシューズクロークを配置しました。シューズクロークがあると玄関がゴチャゴチャしないスッキリした玄関になります。約2畳弱ほどのスペースですが、かなりの量の靴を収納する事が可能です。さらに、靴以外も収納が可能です。例えば、コートやレインコート。子供が外で遊ぶ小さなオモチャ関係も収納できるので便利です。
床がタイルの収納は結構に重宝するスペースだったりします。
・LKを広く使いたい
リビングに配置する家具は重要です。ダイニングテーブルは必要なのか?どんなソファーを配置するのか?この家具の配置によって、LDKの広さが変わります。今回は、ダイニングテーブルを設置しないライフスタイル。
ダイニングテーブルが必要なければ、14~16畳のLKで十分な広さを感じる事ができます。
リビングの隣に和室を配置しています。家族だけで使う場合には、和室の建具をオープンにすると、さらに広く使えますし、暖房や冷房を使う時には、建具を閉めれば冷暖房効果アップにもつながります。
・将来的には和室に仏間を
もしも、将来的に仏間の設置を検討している方はスペースの確保だけは必須です。
その時に大事なのは「仏壇の大きさ」になります。スペースは確保したけど、仏壇が大きくて入らなかった・・・。このようになると本末転倒ですしね。汗
持って行く仏壇があれば寸法を確認して設置できるように。将来的に設置を検討しているのであれば仏間に入る仏壇を購入する。ここは間取りが決定するまでに確認しときたい部分です。
・サンルームは1階が希望
サンルームは1階と2階では、家事の負担が全く違います。選択が終わり水分を含んだ洗濯物を2階に運ぶのは面倒なんですよね。汗
1階にサンルームがあると、洗濯機からの移動距離は、ほぼ0です。サンルームに洗濯機があるので、洗濯機から直に洗濯物を干せます。選択は毎日する必要があるし、1階にあると非常に便利です!
キッチンやリビングに居ても、洗濯が終わったアラームが聞こえるので。
2階の間取りを紹介します
階段を上がるとホールから納戸へ。納戸は家族共有で使える収納スペースです。
ウォークインクローゼットも1つなんですが、寝室の中に配置すると夫婦しか使えない収納になります。共有で使えるスペースを希望する場合には、ホールに収納を配置する方法もアリだと思います。
寝室、子供部屋には各々に収納を配置。2階のクローゼットで注意して欲しいポイントが1つあります。
それは、収納の奥行き
寝室と子供部屋で奥行きを変えてあります。服をメインで収納する場合には、子供部屋の奥行きで十分です。しかし、チェストなどの家具を収納内部に配置する場合には、寝室ぐらいの奥行きが必要になります。
何を収納したいのか??ここは事前にリストアップしておくと良いですよ。
寝室からはバルコニーへ行けます。
寝具が布団の場合には、布団を干すスペースが必要になります。布団を1階に持って行って干す方法もアリだけど、めっちゃ重たくて大変。寝室にバルコニーがあると非常に便利です。
布団干しをメインで使う場合には、バルコニーは広くなくてOKなので!!小さくてもバルコニーがあると家事が楽になります。
外観イメージ
外観のイメージは「和モダン」です。
和モダンにする為には前面の屋根は必須だと思います。2階の間取りを調整しながら、1階の屋根がなるべく大きくなるように調整しました。
外壁色は濃い色をメインにして、余計なアクセントをつけない。シンプルな外観に仕上げました。
シンプルを軸におくと、コストダウンにもつながります。コンパクトにしてコストダウンを検討している方は「シンプル」を意識して無駄を省く事をオススメします。
最後に
今回は3人家族で暮らす。30坪の家を紹介しました。
30坪前後で新築を検討している家族には参考になる間取りだと思います。コンパクトな間取りを作成するポイントは無駄を省くこと。
色々と詰め込んでしまうと家が大きくなったり、クチュクチュな間取りになり使い勝手が悪くなるので注意して下さいね。
良かったら参考にして下さいね。