家を購入した後に必要になるランニングコストを簡単に紹介します
こんにちは。
石川県小松市 赤シャツアドバイザー
タカシマ です。
今回は家を購入した後に必要になる「ランニングコスト」を紹介します。後から、えっ!!こんなにお金が必要なの!?聞いてないよ~。
知らない出費はストレスになります。このような思いをしない為にも、事前にランニングコストがいくら必要になるのか??把握しておく事は大切です。
ランニングコストも加味しながら、返済する住宅ローンの金額を決めると余裕のある生活が送れます。
・火災保険などを紹介します。
・将来的に必要になる家の修繕費用
このような内容の記事になります。
これから家づくりを始める方や、将来的に家づくりを考えている方には参考になる内容です。
家を購入した後に必要になるランニングコストを簡単に紹介します
まずは、有名な固定資産税を紹介します。
土地や建物など不動産を所有すると、税金が毎年課税されます。どれぐらい課税されるのか??気になるところ。
賃貸では必要ない税金ですから。
固定資産税、都市計画税の概要。そして、年間の負担イメージを解説します。
固定資産税
固定資産税は、土地及び家屋にかかる税金です。評価額に基づいて計算されます。
評価額は、土地の大き、形状、立地条件によって定められる「路線価」が基本になります。そして、建物の方は家の大きさ、使っている素材により評価されます。その結果で固定資産税が決定します。
支払いは1年間で4回に分けて支払う。または、1年分を一括納付。この2つから選ぶ事ができます。
都市計画税
市街化区域に属している地域では、固定資産税と合わせて都市計画税が必要になります。都市計画事業や土地区画整理事業に充てられる税です。固定資産税と同じで評価額を基に算出されます。
この都市計画税は市街化区域以外では課税されません。調整区域などは課税されないので、課税されるか確認する時は各市町村に確認してみましょう。
年間の負担イメージ
固定資産税、都市計画税の年間の負担イメージを紹介します。
固定資産税の計算方法。
「固定資産評価額×1.4%」この計算方法で固定資産税を計算する事が可能です。しかし、自分で計算する事が難しいです。汗
基本的には、住まいの市町村で計算し、決定します。そもそも、固定資産評価額が解らなければ計算もできません。
なので、僕のマイホームを参考にして下さい。石川県の田舎なので、都会の方は評価が高いと思います。固定資産税も高いと思いますので、参考にまでに。
建物は約40坪。土地は70坪。調整区域なので、都市計画税が必要ありません。
このような条件で年間で約12万円ほど。
これぐらいが固定資産税の目安になります。
火災保険には必ず加入が必須です
家を火災から守る保険。火災保険も基本的には最長で10年満期になります。10年ごとに更新するイメージ。
この火災保険の金額は10年間で約15~20万円。
その他の災害保険、地震保険なども加入すると保険金額が上がるので注意して下さいね。
火災保険について詳しく書いた記事を添付します。よかったら一緒に読んでみて下さい。
町内で必要な自治会費用
僕が住む石川県のような田舎では、町内に暮らすと町費が必要になります。
その町費ですが月に千円~二千円が相場。
そして、町内に暮らすと色々な会があります。婦人会、青年団、壮年団など。年齢によって入る事ができる団は違います。この団の運営にもお金が必要になります。
これから町内で暮らしていきます。自治会に参加する事は町内で顔や名前を憶えて貰う事ができる、最速の手段だと思います。町内の方に名前や顔を覚えて貰って損な事はありません。積極的に自治会に参加する事をオススメします。
建物の修繕費用
新築で引渡しを受けますが、年数が経過すれば家も傷みます。メンテナンスをしないで放っておくと、雨漏りの原因になったり、構造の劣化につながったり。耐久性を下げる原因になります。
建物の修繕費用は高額です。家を購入する前に、建物の修繕費用も含めて住宅ローンの返済計画や、ライフプランニングを計画する事をオススメします。
修繕費用が必要になる代表的な工事を紹介します。
シロアリ対策
リフォーム工事で壁を壊すとシロアリの影響で柱が腐ってたり、構造がボロボロの現場もあります。本当にシロアリは怖いと実感する瞬間。
このシロアリの保証期間は基本的に5年~10年が一般的。(その後の延長保証も可能です)
延長保証を利用する場合には、現場を検査して問題なければ延長する事が可能です。
もしも、保証期間が切れ自分でシロアリ工事の費用を出す場合には、数十万の出費が必要になります。
家が完成した後もシロアリは気にしておく事をオススメします。
外壁の修繕費用
新築後15年~は外壁の修繕が必要になる場合もあります。
外壁材に何を使っているのか??材料によって金額は変わります。
修繕費用の目安としては、150万~250万円ほど。
建物の大きさによって異なりますが、金額の目安として参考にして下さい。
外壁の修繕は放っておくと、雨漏りの原因になります。
外壁と外壁のつなぎ目に施工する、コーキングが劣化して剥離や割れを起こします。この隙間から水が浸入する事が多く、コーキング部分だけでも修繕すると家が長持ちします。
このような部分です。
家のまわりをグルっと点検して、隙間があるようなら修繕する事をオススメします。
水廻りの修繕費用
最後に、水廻りの修繕費用。
昔に比べて、キッチン、ユニットバス、トイレなどの設備機器の性能、耐久性は大幅に向上しています。本体の交換は必要無いかもしれませんが、配管部分や、給水給湯部分が劣化する可能性があります。
部品交換だけで対応できれば、コストは安くメンテナンス対応が可能です。10年を経過したら点検を行う事をオススメします。
メンテナンスをしないで、本体の交換になると100~200万円の費用が必要になり、一気に高額になります。定期的なメンテナンスを意識すると長持ちするので
最後に
今回は、家を購入した後に必要になるランニングコストを紹介しました。
後から知ると痛い出費です。でも、事前に知っておけば、修繕費用の貯金をする、住宅ローンの返済額を下げる、修繕費用が少ない素材を選ぶ。色々な対応が可能になります。
賃貸と持ち家の大きな違いは、ランニングコストや維持費だと思います。
この部分もシッカリと把握してから、家づくりを進めて行く必要があります。
良かったら参考にして下さいね。