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家を購入した時は必須です!家族を守る火災保険の選び方。

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石川県小松市にある新築・リフォーム工事を手掛ける小さな工務店の代表です。住宅のプロなのに家づくりで失敗した経験を持つ僕だからお客様には失敗して欲しくない。自分の失敗した経験から少しでも家づくりを簡単に、そして楽しく体験出来るような情報を発信しています。
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こんにちは。
石川県小松市 赤シャツアドバイザー
タカシマ です。

 

家を購入した時に必ず入る保険。

「火災保険」

 

特に住宅ローンを利用する場合には、火災保険の加入は必須です!
火災保険に入ってなくて火事になったら・・・
想像するだけで怖いですよね。汗

 

でも、火災保険の内容って難しいです。汗
家を建てないと説明を受けるコトもないし、選ぶコトもありません。

 

どれを選んでも同じ・・・じゃないの?
説明を聞いても解らない。汗

 

そう思う気持ちもメッチャ解ります。
でも、何回も選ぶ保険じゃないから加入する時にはシッカリと
選んで欲しい。

 

・火災保険の基本的な考え方

・火災保険って?どんな保険?

・地震保険の加入は必要?

 

このような内容の記事になります。
これから家づくりを始める方。もうすぐ家が完成しそうな方には
参考になる内容です。

 

家を購入した時は必須です!家族を守る火災保険の選び方。

家が完成に近づくと住宅会社や、金融機関から連絡がきます。

「そろそろ火災保険の加入時期です」

 

家のコト、住宅ローンのコト、土地のコト。
色々と勉強したけど、火災保険の勉強まではしてないよね。汗
火災保険の内容まで勉強してたら凄いです!

 

この時期になり、火災保険に興味を持ち保険を調べます。
それでも全然大丈夫だし、間に合います。

 

でも、事前に少しでも知識があると選びやすいので。

 

火災保険の基礎知識と、選び方を解説します。
火災保険を選ぶ時に、少しでも役に立つと嬉しいです。

 

住宅ローンを利用する場合には火災保険は必須

 

住宅ローンは長期で利用する方が多いローンです。
その長期間の間には何があるか解りません。

 

もしも、火災保険に加入してなくて、住宅ローンの返済中に火事になったとします。

 

火事になっても住宅ローンの残債は無くなりません。

 

残債が残ったまま賃貸に引っ越したら、住宅ローンの返済に加えて家賃の支払いまで発生します。

 

家賃と住宅ローンをダブルで支払うのは本当に大変です。
金融機関にしても、返済の延滞に繋がる可能性もあります。

 

このような最悪なケースを防ぐ為に、火災保険の加入は
必須になっています。

お客様、金融機関。
お互いのコトを考えても火災保険は大事ですよね。

 

金融機関以外の保険を使っても大丈夫

 

住宅ローンを借りた金融機関から連絡があった場合。
「〇〇様、そろそろ火災保険の加入をお願いします」
「火災保険の資料を準備しておくので、ご来店お願いします〜」

 

こんな連絡があったら普通に手続きしそうになりますね。
でも、住宅ローンと火災保険は別物です。

 

住宅ローンを借りた金融機関で火災保険に入る必要はありません。
割引が効いてメッチャお得だったら加入するのもアリですが。

 

保険会社に1つ1つ依頼するって大変です。
一括で複数の保険会社の見積りを取れるサイトを紹介します。

 

オススメは価格.com
このサイトで一括で見積りを取れます。

価格.com 火災保険見積りサイト

よかったら参考にしてください。

 

火災保険って?どんな保険?

まずは、火災保険の基本的な補償について紹介します。
火災保険は家が燃える以外にも、いろいろな災害に対して補償が
出る場合があります。

 

・火災・破裂・爆発・落雷

・風災・ひょう災・雪災

・水災・土砂災

 

上記の災害については、火災保険で補償される場合があります。
加入する保険内容によって多少は違いますが、基本的には似た内容が多いです。

 

逆に、火災保険に加入する時には、基本的な災害時の保険適用の
内容を見て検討する方法もアリですよね。

 

火災保険の加入期間

 

現在の最長期間は10年間になります。
2015年10月までは最長で35年という契約期間を選べました。

 

昔は35年間の長期契約をオススメしてきました。
長期による割引もありますし、更新が無いと楽ですしね。

 

しかし、長期割の係数が大きく保険会社の負担が大きくなった為に廃止になりました。
そして、現在の保険期間10年間が最長になりました。

 

それでもオススメは10年間です。
年払いよりも割引率がある為。
少しでも保険料を安くする為には長期間がお得だと思います。

 

そして、もう1つ。
毎年の更新も面倒です。
10年間だと更新も楽なのでオススメです。

 

地震保険は加入するべき??

火災保険について注目度が上がってる保険。
それが、「地震保険」になります。
最近の地震の頻度は凄いですしね。

 

でも、太平洋側は解らないのですが、僕のお客様の地震保険の
加入率は低いです。汗
実際に僕も加入していません。
余裕があれば加入したいんですけどね。

 

入りたいけど迷う理由を解説していきます。

 

保険料が高額

 

地震保険は都道府県によって掛け金が変わります。
特に高い地域は南海トラフで有名な、静岡県、愛知県、三重県。
そして関東、東京都、千葉県、神奈川県。
この地域の地震保険の掛け金は高額です。

 

石川県の約3倍はします。
将来的に起こる可能性がある地震予想によって、改定があり掛け金が引上げ、引下げがあります。
これが、地震保険になります。

 

石川県で2000万円の地震保険に加入した場合。
(加入する保険によって金額は変動しますが参考にして下さい。)

 

年間で約23.000円程必要になります。
10年だと230.000円。
僕が10年間で加入した火災保険が約150.000円。
火災保険よりも高額になります。

 

火災保険と地震保険をダブルで加入すると、約400.000円ほど
10年間で必要になります。
この40万円がキツクて・・・
ここが加入できない理由でした。汗

 

保険金がいくら出るのか?

 

地震保険に過度の期待は禁物です。
火災保険とは違い、地震保険金で新しい家が新築できるのか?
これは厳しいです。

 

地震保険は同じ建物の再建を目的とした保険ではありません。
生活を再建する事を手助けする保険なんです。

 

地震保険とセットで加入する火災保険の50%が最大の上限になります。
もしも、火災保険が2000万円だった場合には、半分の1000万円が上限。

 

さらに、建物の被害によって補償内容も変わります。
・全損 契約金額の100% (時価が限度)
・半損 契約金額の50%  (時価の50%が限度)
・一部損 契約金額の5%  (時価の5%が限度)

 

このような補償内容も規定されています。

 

地震保険は余裕があれば加入をオススメします。
でも、掛け金に比べて少し保証が・・・割高に感じています。
個人的な意見ですが。汗

 

余裕があればオススメしたい特約

火災保険には特約をつけるコトができます。
地震保険も似たような感じです。

 

選んだ保険によっては最初からセットされている保険もあります。
保険会社により内容は違うので、参考までに。

 

もしも、余裕があれば加入しておきたい!
オススメしたい特約を紹介します。

 

水害に対する備え

 

水害に対する備えは大事だと思います。
理由はゲリラ豪雨の影響です。

 

最近の集中した雨の降り方は脅威ですよね。
大きな川が氾濫するコトもあれば、小さな川や側溝までも
容量オーバーで溢れています。
それぐらいゲリラ豪雨のパワーは凄いってコト。

 

僕の家の近くには大きな川があるんですが、梅雨時期になると心配なんですよね。
決壊したら大変なコトになるので。

 

火災保険にも水災が含まれているコトが多いです。
・床上浸水または地盤面より45センチを超えて浸水した場合。
・再調達価格の30%以上の損害を受けた場合。

 

この時には、火災保険(水災)を使える可能性があります。
床下浸水や、45センチ以下の場合は使えません。

 

川や用水の氾濫がある地域の方は、水害もチェックして欲しい部分です。

 

家財に対する備え

 

家財とは、家具や家電のコトをいいます。

この特約をオススメしたい方は、落雷が多い地域に住む方です。

 

落雷って不思議と多い地域は何回もあります。
僕が10年前に担当したお客様も落雷の被害を2回も受けています。

 

落雷で故障する家電製品。
高額なので、簡単に変えられません。汗
テレビは我慢できるけど、洗濯機や冷蔵庫が落雷で故障したら
生活ができません。

 

そんな時に役立つ保険が家財です。
もしも、落雷の情報が入れば家財に入っておくと良いですよ。

 

最後に

 

今回は火災保険の内容や選び方について解説しました。

 

火災保険の加入時期は家の完成間近。
そして、住宅ローンを借りた金融機関でも加入できます。
でも、強制ではありません。
選ぶコトが可能です。

 

もしも、水害が多い地域、落雷が多い地域。
他にも自然災害が起こる可能性がある地域は、特約も検討してみてはどうですか?
無理しなくて、余裕があればですが。

 

火災保険は火事以外にも使える保険です。
内容と掛け金をしっかり検討して加入しましょう!

 

よかったら参考にして下さいね。

 

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