新築を考え始める前に知っておきたい「敷地調査」という言葉
こんにちは。
お酒が好きで、飲み会も大好きな僕。
でも、コロナの影響で飲みに行く。って無理ですよね。
そんな中で流行ってるオンライン飲み会。
僕も参加してみました。
オンラインになると緊張して口数が一気に減る自分がいました。(笑)
なんやろ。初めての事は緊張するって事ですね。
気が小さい タカシマ です。
今回は「敷地調査」について。
家づくりを考え始めた方から質問を頂くんですが、かなり多い質問が・・・
「何から始めればいいのか?解らない」
家づくりは特殊な買い物です。目の前に実物が無いのに、高額な買い物をします。やっぱり慎重になるし、何から手をつけていいのか?迷って当然だと思います。
そんな時には「敷地調査」から始める事をオススメします。
親から土地を貰ったけど、実は家が建たない土地だった・・・。これが事前に解る、家づくりが進んだ後に解るのでは全然違います。こんな事ってあるの!?って、事がたまに起こるのも家づくりだったりします。
そんな敷地調査について紹介しますね。
・敷地調査でチェックするポイント
・費用が必要になる部分も確認しておこう
このような内容の記事になります。
これから家づくりを始める方や、何から始めていいのか?解らない方に参考になる内容です。
新築を考え始める前に知っておきたい「敷地調査」という言葉
まずは、敷地調査ってなに!?どんな事をするの??費用は発生するの??気になる部分が多いと思います。敷地調査の概要から説明していきますね。
敷地調査とは?
敷地調査とは、敷地の現状を調べることになります。
まずは、家が建築できるのか?ここから調べます。
20年も建築業界にいると色々なケースがありました。相続が終わっていない。誰の土地か解らない部分がある。境界が解らない。登記簿と面積が一致しない。このように家づくりを始める前に問題を解決しておかないと、後から住宅ローンを借りる時に問題になったり、近隣トラブルになったりするケースがあります。
敷地調査の一番大事なポイントは。「家が建築できるのか?」ここが大事。土地があれば家が建築できる!って訳ではありません。
そして、家を建築する為に費用が必要になるケースも存在します。
相続から始める場合には、相続登記の費用が必要だし、境界を明確にする為にも費用が必要になります。家を建築する準備段階で費用が必要なのか?ここも事前に確認したい部分。
プランも決定し、見積りも決定した後に判明すると・・・。予算オーバーになったり、プランを縮小したり、設備を削たっり。家づくりにつまづくケースがあるので、事前にチェックしておきましょう。
敷地調査は、家が建築できるのか?建築する為には、何をしなければいけない?いくら必要なのか?
この部分を事前に確認する為に必要です。家づくりを考えるお客様も気になる部分なので、最初に依頼すると安心して家づくりを進めれます。
敷地調査でチェックするポイント
- 土地の名義は誰になってるの?
- 水道や下水の有無
- 道路関係。広さや接道。
- 敷地境界がはっきりしているのか?
- 宅地になっているのか?
おおまかな確認事項です。
この部分を家づくりを始める前に把握しておくと家づくりがスムーズに進みます。
でも、なかなか自分で把握するのは難しい部分も。汗
だって、家づくりのプロじゃないし、調べる為には時間も必要になります。自分たちで調べる事も出来るけど、プロに任せると楽だし正確な情報が解ります。
昔は、僕も色々な失敗もしてきました。汗
過去の失敗事例を少し紹介しますね。
・相続が行われていなかった。
・水道を引込む工事に莫大なお金がかかった。
・下水の引込みが実費だった。
事前に解れば問題ないんだけど・・・後から解ると厄介な部分。
理由は、時間とお金が必要になるから。
特にお金は予算オーバーする原因になります。
このようなケースになる場合もあるので!事前に確認する事は本当に大事です!
敷地調査に費用は発生するのか?
ここは建築会社によって違うと思います。
費用が発生する会社もありますし、無料で調査してくれる会社もあります。
費用が発生しても、この建築会社で建築しよう!って、決めている方は敷地調査に進めばいいと思います。
敷地調査と、家を建てる会社が違うと情報にズレが生じますし、整地する為の見積りも違う場合もあります。
個人的には家を建ようと思っている建築会社で依頼するのがオススメです。
でも、事前に敷地の情報だけどうしても確認したい!って、方は無料で敷地調査をしてくれる会社や、担当者に相談する事をオススメします。ちなみに僕も敷地調査は無料で受けています。
家を建てる為に敷地に必要な金額も抑えましょう
建築地に家が建つのか??まずは、ここを確認します。
家は建築できるけど、整地に結構な金額が必要になるケースもあります。
例えば、地盤改良工事はご存知ですか?
軟弱な地盤の場合は補強して地盤を強固にしてから家を建てます。この補強工事も地盤によって金額が変わります。
このように、敷地によっては家が建築できる状態にする為に、コストが必要になるケースも敷地調査で解ります。
事前に敷地に必要なコストが解れば、予算から逆算して家にかけれる予算を計算できます。そうすると予算オーバーも防ぐ事ができますしね。
家を建てる前に必要になる整地費用
- 土地の高低差
- 材料や重機の搬入経路
- 日当たり
- 近所の窓の位置
特に土地の高低差はコストが大きく変わります。
なので注意して下さい!!
「えっ!?土地の高低差って!?」
そう。土地の高低差ってイマイチピンと来ませんよね。
過去に土地の高低差について詳しく記事にしたブログを添付します。よかったら一緒に読んでみて下さい。
そして、もう1つ。道路が狭い場合も注意が必要です。
家を建てる為には大型の車関係が出入りします。
構造材を搬入する場合、基礎、地盤改良工事で重機を搬入する、上棟時のレッカーを搬入する。
この時に道路が狭いと大型じゃなく、小型で何回も搬入しなければいけない事も。
1回で終わる工事を何回にも分けるので、費用も膨らみます。分けて工事が出来ればいいけど、道路が狭すぎて工事が難しい場合もあります。
後から「いや〜。こんな予算みてなかった・・・」って、なるのが一番キツイ部分。予算オーバーになる原因だし、家づくりで失敗した。。。って、感じる原因にもなります。
まずは、家が建つ状態になるのか?その為にはいくら必要なのか?を事前に知る事が大切ですよね。
最後に
今回は、敷地調査について紹介しました。
あまり聞きなれない言葉だけど、かなり大事な部分です。これから家づくりを始める方で「何から始めていいのか?解らない・・・」って、方には、まずは敷地調査から始める事をオススメします。
家が建築できる。って、思ってて出来なかった時のショックは大きいから。。。そうならない為にも事前にシッカリと把握しておきましょう!
よかったら参考にして下さいね。