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住宅ローンVS家賃!!どっちを選んだ方がいいのか?考えてみた。

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石川県小松市にある新築・リフォーム工事を手掛ける小さな工務店の代表です。住宅のプロなのに家づくりで失敗した経験を持つ僕だからお客様には失敗して欲しくない。自分の失敗した経験から少しでも家づくりを簡単に、そして楽しく体験出来るような情報を発信しています。
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こんにちは。

最近はランニングする時間が全くありません。

なので、お腹のポッコリ具合が気になる・・・。

中年の タカシマ です。汗

 

家の購入を考えているけど・・・

35年間の住宅ローンを組むのは怖いな。汗

でも・・・ずっと賃貸で暮らすのもな~。

 

住宅ローンと賃貸。どっちが得なんだろう??

 

悩みますよね。

結論は比較するコトができません。汗

はっ!?ってなりますよね。

すいません。

 

理由は、家族によって答えが変わるから。

賃貸での暮らしが向いている家族もいます。

家を購入する暮らしが向いている家族もいます。

損得よりも、あなたに向いているのか?いないのか?

ここを判断基準にするコトが大事です。

 

・家賃と住宅ローンの違い

・住宅ローンVS家賃を比較シュミレーション

・老後は大きな差がうまれます

・結論・家族によって選択肢が変化します

このような内容の記事になります。

これから家づくりを検討している方、賃貸か家の購入か?

迷っている方に参考になる記事です。

 

住宅ローンVS家賃!!どっちを選んだ方がいいのか?考えてみた。

住宅ローンと家賃を比較する前に気をつけたいポイントを紹介します。

 

家の購入を検討している方の予算の決め方。

「家賃と同じ返済額で住宅ローンを組みたい」

って、声をききます。

 

家賃と同じぐらいの返済額だし家を買おう!

この考えはオススメしません。

失敗する理由を解説します。

 

家賃並みで家を購入するのは危険

家賃と同じ金額だし家を購入しよう。

この考えは危険です。

 

なせでしょう?

答えは、家を購入すると家賃以上に金銭的な負担が増えるから。

 

賃貸では基本的に家賃のみ。更新手数料は必要になりますが。

 

しかし、住宅の購入になると色々な費用が必要になります。

・固定資産税

・修繕費

・町内会費

このような費用が必要です。

賃貸ではかからない固定資産税。将来的な修繕費の貯金。最後に、町内会費など。

 

賃貸では必要のなかった出費があります。

この部分も組み込んで返済額をいくらにするのか??

を検討するようにしましょう!

 

家賃と金利

家賃と同じ返済額で家が建つ!!

月々〇円の返済で安心!

などのうたい文句を聞いたことがありますか?

 

現在は超低金利です。

3年固定で0.6%。

2年固定で0.5%。

まだまだ探せば安い金利はあると思います。

 

35年間の長期間にわたって、0.6%が続くと思いますか?

もしも、35年間にわたり低金利が続いたら凄いけど。

35年先は誰にも解りません。

 

築年数が経つと家賃は下がるかもしれません。でも、家賃が上がることは多分ありません。

しかし、住宅ローンは返済額が上昇する可能性があります。

ここは一番注意して欲しい部分です。

 

住宅ローンVS家賃を比較してみた

家賃と住宅ローンの大きな違いを説明しました。

その部分を理解して比較してみます。

 

変動金利では比較が難しいので、固定金利で計算します。 金利1.18%だと仮定します。

 

住宅ローンVS家賃をシュミレーション

家賃の場合は7万円。

35年間住むので2年に1回の更新手数料が必要になります。

引っ越しは無しで考えます。

家賃の場合は35年間で約3110万円が住居費に。

 

住宅ローンの場合は月々8万円の返済。

月々8万円だと、借入額は約2800万円になります。

住宅ローンの他に、固定資産税、修繕費の積立を含めると

35年間で約4060万円の住居費に。

 

単純に比べると約1000万円も賃貸で暮らした方が得します。

 

でも、注意して欲しいことが2つあります。

1つは低金利。

家賃は下がる事はあっても、上がる事は考えにくいです。

築年数も古くなってきますしね。汗

 

しかし、住宅ローンは金利の影響をモロに受けます。

今回は35年の固定金利ですが。

2年や3年の変動金利を選ぶ場合には注意して下さい。

 

変動金利と固定金利についてのブログです。

よかったら一緒に読んで下さい。

 

そして、もう1つ。

老後です。

 

住宅ローンは35年後には住居費が必要なくなります。

賃貸は35年後も支払い続ける必要があります。

長く生きれば生きるほど住居費が生活を圧迫することも。

 

35年後には収入も大きく減っています。

そんな老後のコトを考えてみます。

 

老後は大きな差になる

35年後には大きな差になると思います。

家賃の方は35年後も払い続ける事に。

しかし、住宅ローンは完済してしまえば、自分の財産になり、住居費の負担が減ります。

 

でも、住居費が0円になるか!?

これは違います。

住宅ローンを完済しても、固定資産税などの固定費は必要になります。

 

35年後に、家に手を入れなくても問題ない!

このような場合では、固定費用はかかりますが家賃との差は大きく開きます。

 

年金が微妙な現代です。

住居費用がかかる。かからない。

この部分は老後の生活に大きくかかわってきます。

老後を考えると、住居費用の負担は減らしたい部分です。

 

その時に大事なこと。

それは、長持ちする家を建てることです。

 

老朽化して大規模なリフォームをする。

建替えをしなければ住めない。

こうなると住居費の負担が大きくなるので注意して下さい。

 

比べる事が間違いのような気がします。

こう考えると家賃と住宅ローン。

そもそも比較する事が間違いのような気がします。

間違いというか、比較の対象にならない。

 

どちらが家族に向いているのか?

どのようなライフスタイルを望んでいるのか?

 

例えば、将来は海外での生活を希望している方には家よりも賃貸が向いているかもしれません。

何千万の負債があると海外に行って生活するのは難しいし、日本にある家の管理も大変です。

 

このように、住宅ローン。家賃。

どちらが将来の生き方に合っているのか?

ここを軸に検討する方法が一番かな!?

って、思います。

 

賃貸が向いてる方

家族の人数や成長によって、大きさを変える事ができる。

家族構成がハッキリしない。

転勤があり定住が難しい。

 

このような家族には柔軟に住まいを変えれる「賃貸」が向いているかもしれません。

夫婦2人の時に借りた賃貸から、子供ができ子育てを始める時には子供部屋のある物件へ。

そして、子育てが終わり夫婦2人になれば、安くて狭い物件へ。

 

このようにして、生活に合わせて住まいを変える。

老後は田舎で暮らしたい。海外で暮らしたい。

など場所を変えて生活したい方にはオススメです。

 

しかし、住居費はかかり続けます。

その為にも老後のコトを考えて貯金しておく必要がありますよね。

 

持ち家が向いている方

家族構成がハッキリしている。

家賃は勿体ない。

自分の財産を持ちたい。

子育てを楽しみたい。

このような方には持ち家が向いていると思います。

 

家を建てる為には、家族構成がハッキリしてる必要があります。子供部屋の数によって、家の大きさも変わりますし、家の予算も変わります。

 

そして、子供の年齢も重要だと思います。

高校を卒業して大学へ進学する。

このタイミングで家を購入する事はオススメしません。

 

やはり、子育てを楽にする。子供との時間を楽しむ。

その為に家を購入するといっても過言ではありません。

 

そして、最後に老後です。

老後に住居費用の負担が減る部分は大きなメリットです。

いくら貯金があっても、年金で住居費を負担することは難しい一面もあります。

 

安定した生活を送りたい。そんな方にオススメです。

 

最後に

今回は住宅ローンと家賃を比較してみました。

どちらか一方が圧倒的にメリットがある。デメリットがある。このような事はありません。

 

家族が望むライフスタイル。

将来の夢や希望。

 

考え方で住まい方は変わってきます。

昔は、家を持つ事が当たり前でした。

そんな考え方も時代で変わってきました。

 

どちらを選んでも大事なコトが1つ。

それは、豊な生活を送ること。

その為の選択だと思います。

 

将来は田舎に移住したい。

それで賃貸を選んだけど、貯金がなくて移住なんて考えられない。

これだと意味がありません。

 

その為にも将来の計画。

ライフプランは大事ですよね

 

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