35年で300万円も差がでる!!変動?固定?住宅ローンを徹底比較
こんにちは。
石川県小松市 赤シャツアドバイザー
タカシマ です。
住宅ローンを組んで、後から後悔する方が多い理由がコレです。
やっぱり固定金利を選んでおけばよかった。
ええ!!メッチャいい変動金利商品!!知らなかった~
住宅ローンを自分で選んでいないお客様がメッチャ多いのが現実。
理由は、「どれでも同じやろ!?」って、思うから。
イヤ!イヤ!イヤ!イヤ!!
全然違いますから!!本当に!!
今では地元の銀行以外でも住宅ローンを借りる事が出来ます。
ネットを活用したり、メガバンクだったり。
本当に沢山の商品が存在します。
全部を知るのは難しいと思うけど、選び方のコツが解れば簡単に自分に合ったローンを選べるかもしれません。
住宅ローンの選び方を解りやすく解説した記事になります。
・固定金利と変動金利の違い
・変動金利を選ぶ時の注意点
これから住宅ローンを選ぶ方、住宅ローンで迷ってる方には参考になる内容です。
35年で300万円も差がでる!!変動?固定?住宅ローンを徹底比較
家づくりを進めてくと住宅会社を選ぶ以上に迷うのが、住宅ローンをどこの金融機関からかりるか?
これって迷いますよね〜。
これから35年間も返済していくローンです。
やっぱり失敗したくないし、後悔したくない!
でも、金利ってピンときません。。汗
その理由は、具体的に目に見えにくいから。
ここなんですね。
週末になると僕が開催する「お金の勉強会」
参加されるお客様の声を聞いても、住宅ローンで迷う方って多いんだな。
って、毎回のように思います。
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住宅ローンには沢山の商品があります。
でも、大きく別けると2つに絞るコトができます。
1つは固定金利の住宅ローン。
2つめは変動金利の住宅ローン。
ほとんどの住宅ローン商品は、この2つのちらかに分類される事が多いです。
逆に、自分には固定金利の商品が合うのか?
変動金利の商品が合うのか?
ここだけを判断できれば簡単に選ぶコトができます。
住宅ローンを徹底比較【固定金利の特徴】
まずは固定金利を簡単に解説します。
固定金利の定義
住宅ローンを借りた時に、完済する時の総返済額が解るローン。
こんなローンを固定金利と言います。
えっ。。。
解りにくい!?
すいません。汗
もう少し解りやすく解説しますね!
代表的な商品は「フラット35」
名前は聞いた事があるんじゃないかな??
3000万円の物件をフラット35を利用したとします。
金利は1〜10年目までが1%・11年目以降が1.25% 35年返済の場合。
35年後に約3600万円を支払えば完済する事になります。
返済額が借りた時から完済まで「変動しない住宅ローン」を固定金利といいます。
フラット35は名前の通り、借りた時の金利が35年間続くローンになります。
こんな方にはオススメのローンです。
・これから子育てにもお金がかかるし、未来が心配。
・金利はこれから上昇していくんじゃ!?
・家を建ててからも金利の事を考えるのが面倒な方。
こんな考えの方にはオススメのローンだと思います。
住宅ローンを徹底比較【変動金利の特徴】
次は変動金利を解説します。
変動金利の定義
住宅ローンを借りた時に、返済する総合計金額が解らないローン
固定金利とは逆で、完済する時の金額が解らないのが変動金利。
銀行で見かける事が多い「3年固定」「5年固定」「10年固定」
こうような住宅ローンも全て変動金利です。
例えば3年固定。
3年間はローンの金利を固定しますけど、3年後は解りませんよ。
でも、短期間なので金利は低いです。
こういった意味のローン商品になります。
完済時の金額が当初よりも減ってるかも!?
でも、増えてるリスクもあるのが変動金利になります。
3000万円を3年固定の商品を利用したとします。
最初は安いけど金利が上昇して行くと、当初は3300万円を支払えば終わるローンが
3600万円まで膨れ上がるかもしれません。
でも、金利が下がったり、このまま低金利が続いた場合には格安の3300万円で完済出来たり。
金利が下がれば3300万円以下になるかもしれません。
金利によって返済額や、月々のローンの支払いが変動するのが「変動金利」の特徴です。
固定金利は少し金利が高いけど「安心型」
変動金利は金利は安いけど安定しない「ギャンブル型」
このような感じで覚えておくと商品を選ぶ判断基準になります。
こんな方にオススメのローンです。
・そもそも借入額が少ない方
・夫婦での収入が高くガンガン繰上げ返済をできる方。
・家が完成した後も金利の動向をしっかり確認出来る方。
こんな方にはオススメのローンです。
固定金利と変動金利を比較シュミレーション
30歳で家づくりを検討しているサワダさん。
家族構成は、ママに長男5歳、長女2歳の4人家族。
サワダさんは鉄工所に勤める年収450万円のサラリーマン。
ママは、子供を保育園に預けている時はパートで年収100万円。
そんなサワダさんは、土地と家を3000万円で購入を検討しています。
住宅ローンで3000万円を借りる予定です。
でも、固定金利がいいのか?変動金利がいいのか?
悩んでいます。
まずは、金利が35年間確定している固定金利で3000万円を借りた場合をシュミレーションしてみます。
フラット35 1~10年間 金利1% 11年目以降~1.25% 35年返済
35年後には、約3.630万円を支払って完済します。
金利は約630万円。
変動金利で比較してみましょう。
3年固定 1~3年間 金利0.6% 3年目以降は未定。35年返済。
もしも、0.6%の金利が35年間続いた場合。
35年後には、約3.320万円を支払って完済します。
金利は破格の320万円。
3000万円を借りて金利が320万円ってヤバイですよね。汗
固定金利の約半分です。
でも、問題は0.6%の金利が35年間も続くのか?
金利が上昇したら?
ここが心配になる部分です。
もしも、10年置きに金利が1%上昇したらどうなるのか?
1~10年間 0.6% 11~20年間 1.6% 21~30年間 2.6% 30~35年間 3.6%
このように金利が上昇した場合はどうなるのか?
シュミレーションしてみました。
35年間で約3.780万円を支払って完済します。
金利は約780万円。
こうなると固定金利の約630万円より150万円も多く利息を支払うコトになります。
金利が10年間で1%上昇すると、変動金利は厳しい結果になりました。
逆に、10年間で1%上昇しないと、変動金利が優秀な結果になります。
このように、変動金利、固定金利の選び方を間違えると300万円どころか・・・
さらに利息の幅が増えていきます。
これから先の金利はどうなるか?
誰にも解らないけど、仮説をたてて検討していく必要があります。
ちなみに、僕が建築業界に入った時に金利は3.5%でした。
コチラも参考になるので、合わせて読んでみて下さい。
変動金利を選ぶ時に注目するポイント。
借入額も少ないし。今回は変動金利を選ぼう。
変動金利を選ぶ時に一番注目して欲しいのはココ!!
借りる時の金利よりも再選択の引下げ幅が大事。
は!?意味解らんし。って感じっすよね。
でも、この再選択時の金利が重要なんですよ!
再選択時とは??
新築時に3年固定を選んだ場合、3年後に金融機関から通知が届きます。
「3年間の固定金利期間が終わったんで、また更新しに来て下さいね」
その通知を持って銀行に行き、3年を更新するか?5年や10年に変更するか?
この期間の選択を「再選択」といいます。
例えばこの資料を見て下さい。
金融期間の金利表になります。
3年固定を見てみると、0.6%〜1.9%って書いてあります。
メッチャ差があると思いませんか??
目が行くのは最安値の0.6%だと思います。
でも、この差は何でしょうか??
本当は3年固定の金利は1.8%なんだけど、給料振込をして貰ったり、ライフラインの引き落としをして貰ったり、なんならカードもつくって貰ったり。
色々として頂いたんで、1.8%の金利を0.5%までサービスします!!
このようにして金利の引下げ優遇を受けます。
なるほど。
色々して金利が安くなるんやったらラッキー!!
しかも1/3になるなんて!!
でもね・・・重要なのは3年後にどうなってるか!?
ここがメッチャ重要です!
例えばですけど、3年後に銀行で金利を選ぶ時に「安くなるのは最初だけですよ。」なんて言われたら・・・
0.5%だった金利がいきなり1.8%に変わると一気に金利が3倍になります。
変動金利を選ぶ時は3年後の再選択時にどれだけ優遇を受ける事が出来るのか?
ここをしっかりと確認して住宅ローンを選ぶ事が大事なんですよね。
最後に
今回は、変動金利と固定金利を比較してみました。
住宅ローンを選ぶ時は自由に選べます。
でも、返済が始まったあとは、簡単に変更できません。
最初がメッチャ重要です。
なので、友達が○○銀行だから・・・
××銀行がオススメって聞いたから・・・
情報も大事です。
でも、最後には情報を整理して自分で選ぶ。
ココが大事だと僕は思います。
家づくりのゴールは家の完成ではありません。
住宅ローンを完済し、自分の財産になった時が家づくりのゴールになります。
これが本当の家づくりのゴールだと思います。
安心安全にゴールをむかえるように。
その為に大変だけど、頑張って選んで下さい!
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