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【石川県小松市】家を購入する時に使える!お得な補助金一覧

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石川県小松市にある新築・リフォーム工事を手掛ける小さな工務店の代表です。住宅のプロなのに家づくりで失敗した経験を持つ僕だからお客様には失敗して欲しくない。自分の失敗した経験から少しでも家づくりを簡単に、そして楽しく体験出来るような情報を発信しています。
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こんにちは。

石川県小松市 赤シャツアドバイザー

タカシマ です。

 

家を購入する時にお得に使うコトができる補助金を紹介します。

家の性能を上げて軽減を受ける、国の補助金を使う。

この部分は地域によって変わりません。

 

でも、自治体の補助金は地域によって違います。

今回は地元の小松市で使える補助金を紹介します。

他の地域でも似たような補助金があるので、市町村のHPを確認してください。

 

・家の性能を上げて優遇を受ける

・住まい給付金について

・小松市で使える補助金

このような内容の記事になります。

これから石川県小松市で家づくりを検討する方は参考にして下さいね。

 

【石川県小松市】家を購入する時に使える!お得な補助金一覧

家を購入する時には色々な補助金があります。

特に恩恵が大きく有名な優遇制度は「住宅ローン控除」

住宅ローン控除はご存知ですか?

 

→住宅ローン控除のコトを詳しく解説した記事はコチラ

あわせて読んでおくと参考になります。

 

簡単に解説しておきます。

住宅ローンの残高の1%に相当する所得税が10年間も還付される優遇制度です。

年末調整時に還付されるので、何かとお金が必要な年末年始には助かります。

 

住宅ローン控除は多くの方が利用しています。

その他にも家づくりで利用できる優遇制度や補助金を紹介します。

 

あなたの家づくりの参考になると嬉しいです。

 

家の性能がアップするとお得になる

一般的な家では使えません。

でも、家の性能をアップさせると色々な恩恵を受けるコトができます。

 

今回は2つの住宅を紹介します。

・低炭素住宅

・長期優良住宅

名前は聞いたコトがありますか?

もしも、なければ使う、使わないは別として。

覚えておくといいですよ。

 

低炭素住宅

 

低炭素住宅は住んでいいる時に発生する二酸化炭素を、少なくする措置が講じられている住宅のコトです。

 

具体的に何をすればいいのか??

ちょっと解りにくいですよね。汗

 

このような基準を満たすと認定を受けるコトができます。

 

・省エネルギー基準を超える省エネルギー性能を持つこと、かつ低炭素化に関する措置を講じていること

・都市の低炭素化の促進に関する基本的な方針に照らし合わせて適切であること

・資金計画が適切であること

 

とくに1番を見て貰えればOKだと思います。

省エネルギー基準を超える。

簡単に言うと「省エネ住宅」です。

 

低炭素住宅をつくると受けられる恩恵

・税率の引下げ

所有権保存登記 0.15%→0.1%に引下げ

所有権移転登記 0.3%→0.1%に引下げ

 

建物を登記するコストを抑えるコトができます。

 

住宅ローン控除の限度額の引き上げ

控除対象限度額 4000万→5000万

(最大控除額500万円)

所得が高く高額な住宅ローンを利用する方には恩恵があります。

 

最後に、もう1つ。

地域グリーン化事業を利用すると補助金を活用できます。

その額は約100万円。

(年度により補助金額は変わります)

 

どこの住宅会社で建築しても省エネ住宅です。

そんな時代背景がありますから。

 

その省エネ性能を証明する為の費用が必要になります。

でも、そこまで高額ではありません。

 

100万円の補助金に対して、必要な経費は約30万円ほど。

残りの70万円は自分の好きに使うコトができます。

お得な補助金で人気があります。

 

残念だけど、全てのお客様が使えません。

国から貰える枠に対して抽選になります。

この枠が狭いんです。汗

1年で約2、3枠ほど。

 

この狭き門に通れば是非とも活用したい補助金です。

 

長期優良住宅

 

長期優良住宅とは?

長期にわたり良好な状態で住み続けるコトができる優良な住宅や、維持保全に関する法律に基づいて認定する。

 

住宅の平均寿命は約30年と言われてきました。

海外に目を向けると、住宅の寿命は倍の60年とかザラにあります。

建替えは解体時に出る廃材の処理があり、環境に優しくありません。

 

長期優良住宅は構造は長く使えて、内装などの簡単なリフォームだけで100年住み続けるコトを目指した住宅です。

 

長期優良住宅の認定基準

長期優良住宅に認定される為には次の基準をクリアする必要があります。

 

・劣化対策 数世代にわたり住宅の構造躯体が仕様できること

 

・耐震性  極めて稀に発生する地震に対し、継続利用のための回収の容易化を図るため、損傷のレベルの低減を図る

 

・維持管理 構造躯体に比べて耐用年数が短い内装・設備について、維持管理を行うために必要な措置が講じられている

 

・可変性(マンション) 居住者のライフスタイルの変化等に応じて間取の変更が可能な措置が講じられている

 

・バリアフリー性(マンション) 将来のバリアフリー改修に対応できるよう共用廊下等に必要なスペースが確保されている

 

・省エネルギー 必要な断熱性能等の省エネルギー性能が確保されている

 

・居住環境 良好な景観の形成その他の地域における居住環境の維持及び向上に配慮されたもの

 

・住戸面積 一戸建ては75㎡以上、マンションは55㎡以上

 

・維持保全計画 構造躯体や給排水管などの定期的な点検・補修等に関する計画が策定されている

 

このような基準を満たすと長期優良住宅の認定を受けるコトができます。

 

長期優良住宅を建てた恩恵

・税率の引き下げ

所有権保存登記 0.15%→0.1%

所有権移転登記 0.3%→0.2%(一戸建て)0.3%→0.1%(マンション)

 

・不動産取得税

控除額1200万円 → 1300万円

 

→知らないで払ってしまう事が多い。不動産取得税って??

不動産取得税については、コチラも参考にして下さい。

 

・固定資産税

減税措置(半額期間)適用期間の延長

一戸建て 1~3年 → 1~5年

マンション 1~5年 → 1~7年

 

・住宅ローン控除の引き上げ

控除対象限度額 4000万円 → 5000万円

(最大控除額500万円)

 

最後に1つ。

低炭素住宅と同じように、地域グリーン化事業による補助金の交付が受けられます。

金額は約100万円。

 

低炭素住宅とは違い、省エネ計算以外にも構造計算などの計算が多く、建物のスペックを上げる必要があります。

 

その結果、必要なコストも上昇します。

100万円の補助金が交付されても、長期優良住宅にする為に100万円ほど必要になります。

 

低炭素同様に補助金の枠は決まっています。

全てのお客様が使える訳じゃない部分は注意して下さい。

 

国の補助金

住まい給付金HPより引用

消費税が5%→8%に引き上げになったタイミングで誕生した補助金。

国土交通省が窓口として給付している補助金。

「住まい給付金」をご存知ですか?

 

消費税が8%だと最大で30万円

消費税が10%になると最大50万円

給付を受けるコトができます。

 

そんな、住まい給付金を紹介します。

 

すまい給付金

 

住まい給付金は住宅を購入する時に現金が給付される制度です。

給付される額は収入によって変動します。

 

収入が高いと給付されない・・・

このような側面もあります。

僕が家づくりをお手伝いするオーナー様も、満額30万円の給付を受ける方はマレだったりします。

 

住まい給付金で抑えておきたいポイント。

年収によって変動する給付金の目安になります。

事前に確認しておくと便利です。

 

消費税8%

年収425万円以下 給付額30万円

年収425万円~475万円 給付額20万円

年収475万円~510万円 給付額10万円

 

消費税10%

年収450万円以下 給付額50万円

年収450万円~525万円 給付額40万円

年収525万円~600万円 給付額30万円

年収600万円~675万円 給付額20万円

年収675万円~775万円 給付額10万円

年収で受給できる金額の目安になります。

参考にして下さい。

 

住まい給付金は年収以外に都道府県民税の所得割額も必要になります。

詳しくは、すまい給付金HPで確認して下さい。

→すまい給付金HPはコチラ

 

小松市で利用できる補助金一覧

小松市HPより引用

小松市で家を建てる時に利用できる補助金を紹介します。

「あっ!これ僕のパターンと似ている!」

って、思ったら市役所に確認してみる。住宅会社の担当者に聞いてみて下さい。

 

補助金を利用する時の共通条件があります。

・自分が住む家である

・面積が75㎡以上あること

・増築部分の面積が75㎡以上あること

・店舗併用住宅の場合は住宅専用面積が1/2以上かつ、75㎡以上

 

22.7坪以上の面積が必要になります。

あまりに面積が小さいと利用できないので注意して下さいね。

 

ようこそ小松

小松市外から小松市に転入して家を建築または、購入する方が対象です。

 

住所を市外に移して、また小松市に戻して補助金をゲット!!

このようなコトはできません。

市外に3年以上継続して住んでいる方が対象になります。

市外に住んで1年や2年では利用できません。

ここは注意して下さい。

 

小松市に転入して間もない方も大丈夫。

小松市に転入して1年未満の方は利用できます。

 

助成額

新築・増築 50万円

購入 30万円

 

3世代家族住宅建築奨励金

3世代が同居または、近居する場合に利用できます。

3世代は、親・自分・子供 や 祖父・親・自分 で3世代になります。

 

近居は50m以内まで。

微妙な距離が多く、僕は市役所で確認しています。

専用の地図を使って計測してくれますので、距離で迷った時は市役所が正確です。

 

助成額

新築・増築・購入 20万円

 

まちなか住宅奨励金

まちなか指定区域で住宅を購入する場合に適用できます。

おもに駅周辺が「まちなか指定区域」になります。

詳しくは区域図で確認して下さい。

→詳しい区域図はコチラから

 

助成額

区域内で中古住宅や分譲住宅を購入する 30万円

45歳までの世帯 5万円 【加算】

市内不動産業者を利用 10万円 【加算】

 

住まいる小松奨励金

分譲地を購入して、住宅を建設する場合に費用の一部を助成します。

分譲地を購入する予定の方は利用できる可能性があります。

土地を購入する時に、不動産屋に聞くといいですね。

 

助成額

新築 10万円

 

飛行場整備事業助成金

航空機の騒音区域で家を建てる時に利用できます。

僕の家も戦闘機の音でメッチャうるさい区域で利用しました。

 

まずは、区域を確認しましょう。

→飛行場整備事業を利用できる区域はコチラ

 

区域に該当したら次は「うるささ指数」を確認します。

うるささ指数によって助成額も変わります。

 

助成金

うるささ指数 85W以上 100万円

うるささ指数 80W〜85W 50万円

うるささ指数 75W〜80W 20万円

 

注意して欲しいポイント!

市外業者の場合は、基本額が半額になります。

 

最後に

今回は石川県小松市で家づくりを検討する時に活用できる補助金を紹介しました。

 

知っていれば、使う、使わないを家族で検討するコトができます。

でも、知らなかったら検討するコトもできません。

 

小松市のように定住支援制度は他の自治体でもあります。

 

検討している市町村のHPで確認してみましょう。

特に人口減少が多い地域では、支援制度も手厚いです。

上手に利用してお得に家を購入して下さいね。

 

良かったら参考にして下さい。

 

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