知らないで払ってしまう事が多い!!不動産取得税って何?
こんにちは。
石川県小松市 赤シャツアドバイザー タカシマ です。
土地や建物などの不動産を取得した時に課税される
「不動産取得税」
土地を買った半年〜1年の間に税金の支払い通知が届きます。
土地の大きさや評価額にもよるけど、約10万円ほどの金額になります。
結構な金額なんですよね。汗
でも、不動産取得税は軽減措置があります。
軽減措置をとれば、10万円の不動産取得税が0〜1万円ほどまで軽減されます。
そんな不動産取得税の内容や、軽減措置の方法をご紹介します。
そもそも不動産取得税とは!?
僕もうっかりと、払っちゃいそうになる税金。
土地から購入する方は注意して欲しい税金No. 1。
知らなかったら僕も絶対に支払ってしまいます。汗
難しい四文字熟語みたいな不動産取得税とは!?
売買や贈与で不動産を取得した時。
または、新築や増築をした時にかかる地方税です。
取得後6ヶ月ほどで納税通知がやってきます。固定資産税とは別の税金になります。
納税先は都道府県なので、都道府県の税事務所で納付する事になります。
簡単に言うと、不動産を購入したり、貰ったりした時にかかる「1回だけ課税される税金」になります。
不動産取得税は、どれくらい課税されるの?
土地・建物の税額=評価額×4%
土地及び住宅3%(平成33年3月31日まで)
基本原則の課税計算式になります。
これだけで見ると結構な金額になりそうで震えてきます。。。涙
不動産取得税の軽減 新築建物編
建物を新築した場合には建物に「不動産取得税」が課税されます。
友達に聞いても、「建物の納税通知が届いたよ」
こんな声は少ないと思います。
何故なら、すでに控除されて¥0になっている場合が多いからです。
建物の課税計算
建物の固定資産評価ー1200万円×3%=税額
この1200万円の控除が適用されると税金の額が全然違います。
例えば建物の評価額が1100万円だった場合は、、、
1100万円ー1200万円×3%=0
1200万円を超えなければ実質は0円って事なんですよね。
でも、注意して欲しいのは面積の制限があります。
240㎡を超える住宅は1200万円の控除を受ける事が出来ません。
大きなお家を建築する時はしっかり税金が課税されるので注意して下さいね!!
若い時に240㎡を超える家を建築させて頂きました。
20代の時は、あまり240㎡を超える大きな家を経験した事がありませんでした。汗
その時の僕。「不動産取得税」なんて頭の中には全くありません。
家は無事に完成し、お引渡しを終えた半年後・・・
僕の携帯が鳴りました!!
「タカシマさん!!凄い額の税金きたんだけど!?不動産取得税ってなに!?」
その時に初めて大きな住宅には、控除が適用されない事を知りました。
お恥ずかしい。
僕もたくさん失敗してるんです。ハイ。
240㎡を超える住宅を考えている方は合わせて下の記事もお読みください。
⇒大きな建物を建てる時に気をつけた!!不動産取得税について。
不動産取得税の軽減措置 土地編
居住用の建物を建築する目的の場合は、、、
土地の固定資産評価×1/2×3%=税額。になります。
算出した金額からさらに、、
①45、000円
②(土地の評価額の1㎡当たりの単価×1/2)×(住宅の面積×2)×3%
*住宅の面積は200㎡が限度
1と2、どちらか金額が大きい方を税額から控除してくれます。
結構複雑な計算式ですよね。汗
例えば500万円の土地を買った場合には、このような税額の計算になります。
(土地の大きさ200㎡ 住宅の床面積115㎡ 約35坪)
まずは、土地の軽減前の税率を計算します。
500万円×1/2×3%=75000円
軽減は1と2の大きな金額を、75,000円から控除する事ができます。
1・45,000円
2・500万円(土地の価格)÷200(1㎡当たりの価格)×1/2×200(住宅床面積の2倍)×1(持分)×3%=75,000
1の45,000円と2の75,000円を比べると、2の75,000円の方が大きくなります。
75,000円が減税される事になります。
軽減前の税率 75,000- 軽減される税率 75,000=¥0
この場合では土地の不動産取得税は軽減されて¥0になります。
なかなか難しい計算なので、参考程度に頭の片隅に入れておいて下さい。
でも、土地は購入後3年以内に家を建築する事が軽減措置の条件になります。
ここは大事なので覚えておいて下さい!
還付申請はどこでするの?
僕達の建築できる施工エリア
小松市、加賀市、能美市、川北町の場合はここ!!
小松県税事務所
0761-23-1713
石川県小松市園町ハ108−1
親切に窓口の方が対応してくれます。
必要な持ち物一覧
手ぶらで行っても申請をする事ができません。
提出する書類を準備してから県税に行きましょう!
・不動産取得税土地減額申請書(県税事務所で入手できます)
・土地の全部事項証明書(法務局で入手できます)
・印鑑
・納税通知書
基本的な書類は以下の通りになります。
申請する時期や、都道府県によって必要書類の内容が変わるので、お近くの県税事務所に確認して下さい。
払ってしまった場合は!?
間違って払ってしまった!!
そんな場合でも還付申請が可能です。
後から返金して貰う事になります。
これも県税事務所で対応してくれるので問合せてみると良いですよ。
良かったら参考にして下さいね。
最後に
なかなか聞きなれない「不動産取得税」
このブログを読んだ機会に覚えておいて損はありません。
特に土地から購入したお客様は、いきなる納税通知が届いてビックリする事があります。
そんなに安くない金額ですし。汗
軽減措置があり、地域の県税事務所で申請する。
これだけ覚えておけば大丈夫です。
良かったら参考にして下さいね。