家を購入する年齢について考える。ベストなタイミングは!?
こんにちは。
息子が散髪にいきまして。
帰ってきたらイガグリにしか見えなくて。汗
思わず「イガグリやな」って言いそうになった タカシマ です。
怒るやろな。(笑)
今回は家を購入するタイミングを「年齢」から考えてみます。
僕のお客様で一番多い年齢は「30代前半」です。
家づくりを考えるタイミングは30代前半の方が最も多いんですね。
20代で結婚して、家族が増えて家づくりを考え始める年齢が30代前半。
こんなイメージです。
30代のお客様が一番多いんですが、他の世代別はどうなのでしょうか?年齢的に30代前半で家を建てるタイミングがベストなのか?
メリットや、デメリッを考えながら家を建てる年齢について考えてみます。
・年齢と住宅ローンの関係
・40代の家づくりが大変な理由
このような内容の記事になります。
これから家づくりを始める方や、住宅ローンを利用して家づくりを検討している方には参考になる内容です。
家を購入する年齢について考える。ベストなタイミングは!?
家を建てる年齢の全国平均は国土交通省がまとめる「H28年度住宅市場動向調査」を見る事で確認する事ができます。
石川県と全国では、土地の値段も違いますし、家に対する価値観も違います。30代前半で家を建てる家族が多い石川県に対して、全国ではどうなのでしょうか?
全国平均の世帯主の年齢になります。
住宅を購入する世代は30代。
やはり、30代の子育て家族には家が欲しくなる世代は全国でも変わらないですね。
このデータを見ていると興味深い数字が!
それがコチラ。
注文住宅を購入する「平均年齢」
僕の経験では、30代前半が多く感じてたけど、全国的には39.4歳。
なんと30代後半が一番多く家を購入している事になります。昔と比べて、結婚する年齢や出産する年齢が変わって来てるって事ですよね。
僕も家を建てた年齢は35歳。30代でも中盤〜後半ですもんね〜。
30代の次に多い世代が40代になります。この30代と40代で全体の8割を占めています。逆に20代で家を購入する家族は意外と少ないんですね。
家を購入する理由
どんなキッカケがあり家の購入を考えるのでしょうか?
家は何千万という大きな買い物です。そんな大きな買い物を決意する理由とは?
僕がお客様から聞く中で大きな要因をまとめてみました。
家賃がもったいない
賃貸に住んでいるお客様は口を揃えていいます。
「家賃がもったいない」
「どれだけ払っても自分の財産にならない」
このように、家賃がもったいないと感じるお客様は多いようです。
確かに、どれだけ支払ってもタタミ1枚も自分の財産にはなりません。
でも、勤める会社から「家賃補助」がある場合はタイミングに注意して下さい。持ち家になると家賃補助が無くなるケースが多いです。家賃は自分の財産にならない消費ですが、家賃補助があると話は変わります。
家賃補助がある期間にお金を貯めてから家を建てる。そんな方法もアリですよね。
家族が増えた
子供が出来た事がキッカケで家の購入を検討される方も多いです。
結婚すると多くの方が賃貸に住みます。
石川県は借家が少ないので、物件数の多いアパートに住むのが一般的。
夫婦2人の時には狭く感じないけど、赤ちゃんが産まれたら感じ方が全く変わります。
ベビーベットを置くだけで一気に狭くなるんですよね。汗
そして、赤ちゃんは寝る事と、泣く事が仕事です。
寝てる時はいいけど、泣くとね・・・近隣に気を使います。昼間ならいいけど、夜中は参りますよね。汗赤ちゃんの泣く時間は調整できませんしね。
・家族が増えて賃貸が狭くなる。
・赤ちゃんや子供の生活音で近隣に気をつかう。
このような理由で家づくりを検討する方も多いようです。
家を建てるコトが夢だった
夫婦でも、特に旦那さんから聞く事が多い意見です。
何千万の買い物。
そして、住宅ローンを借りて家を購入します。
これからの事を考えると責任もあるし、家族を守る為に頑張ろう。
やっぱり、高い買い物なのでパパにとってはハードルの高いし、なかなか家の購入に進めないのが現実です。
そんなハードルの高い買い物だからこそ、パパの夢でもあるんですね。
住宅ローンを利用して家を購入する
多くの家族が活用する住宅ローン。
住宅ローンを完済する年齢と、家を建てるタイミングが密接に関係します。
あっ!あとは定年する年齢。
この3つはシッカリと抑えておきたい。
やはり、年金が不安定なこの時代。定年を迎えてからも住宅ローンを支払っていくのは大変です。汗
年齢と住宅ローンの関係
住宅ローンには年齢制限と完済時年齢制限の2つが存在します。
金融機関によって多少は違うと思いますが「年齢制限は20歳以上〜65歳以下」が多いと思います。
住宅ローンを使う事ができる年齢は、20歳以上〜65歳以下までの方が住宅ローンを申し込む事ができます。
収入が見込めるから住宅ローンを利用する事ができます。定年を迎えて収入が無くなると住宅ローンが利用できなくなる仕組みですね。
そして、もう1つ。
完済時の年齢制限があります。
金融機関によって違いますが「約80歳」までに完済する事ができる方。
そして、最長40年返済まで期間を選ぶ事ができます。
これが、住宅ローンを借りる年齢制限と、完済する年齢制限になります。
45歳以上は返済年数が短くなる
80歳まで借りるか?どうか?は置いておきますね。
僕のお客様で多い借入期間は35年。
この期間を選択する方がほとんどです。
例えば、30歳で3000万円の家を購入したとします。
金利は1%・35年返済の場合。
月々の返済額→84,685円が毎月の返済額になります。
次は、48歳で3000万円の家を購入したとします。
金利1%・80歳までが完済時の年齢なので、32年返済になります。
月々の返済→91,322円が毎月の返済になります。
借入年数が減る事で、月々の返済額がアップします。
3年違うだけで、6,637円も変わるんですね。月々の返済額がアップすると、それだけ生活に余裕が無くなる事になります。
今回は80歳を完済時に考えましたが、定年までに住宅ローンを完済したい。
このような場合だと、65歳が定年だとします。
30歳で35年の住宅ローンを活用すると、完済時は65歳になります。
40歳の場合では、75歳。もしくは、25年返済で65歳の完済を目指す事になります。
40代を越えると、住宅ローンを借りる事は可能だけど完済はシビアな数字になります。
このような理由から「若さ」は大事な判断基準になるし、メリットでもあります。
健康の問題
そして、もう1つ。
健康の問題があります。
住宅ローンを借りる時には、「団体信用生命保険」の加入が必須になります。
このような保険の事をいいます。
団体信用生命保険ですが、健康でなければ加入する事ができません。
これはメッチャ大事な事です。
30代は健康な方が多いけど、年齢を重ねてくると健康診断で引っかかる事も多くなってきます。汗
40代や50代で住宅ローンを活用するお客様にとってのハードルが健康です。
基本的に住宅ローンを借りる場合には、団体信用生命保険の加入は必須項目になります。逆に加入する事ができないと、住宅ローンを活用する事ができません。
やっぱり、健康は大事なんですね。
ここでも「若さ」は有利に働く事になります。
最後に
今回は家を購入する年齢について考えてみました。
データを見ると、30代の方が家づくりを始めるタイミングにしている方が多くいます。この年齢は何となくでは無く、住宅ローンの借入期間、完済年数。
そして、健康という面からもベストな年代だと思います。
でも、一番大事にして欲しい事。
それは、無理なく安心して購入する事ができるタイミングを選ぶ。
これだと思います。
家族によって色々とあるもんです。
無理だけはしないで下さいね。
良かったら参考にして下さいね。