大きな建物を新築する時に気をつけたい不動産取得税とは?
こんにちは。
石川県小松市 赤シャツアドバイザー
タカシマ です。
土地や建物の不動産を取得した時に1回だけ支払う事になる税金。
「不動産取得税」といいます。
あまり聞きなれない税金ですよね。固定資産税はよく聞くけど、不動産取得税は聞き慣れません。
そんな「不動産取得税」とは?不動産取得税で気をつけて欲しいポイントをまとめてみました。特に、2世帯や大きな家を考えている方は注意して下さい。
お金持ちには税金が多くかかる国ですしね。知ってると、知らないでは全然違います。僕も過去に大きな失敗をした不動産取得税。
・大きな建物は注意が必要
・2世帯を建築する方は注意して下さい
このような内容の記事になります。
不動産取得税が気になる方や、大きな建物の新築を検討している方に参考になる内容です。
大きな建物を新築する時に気をつけたい不動産取得税とは?
子育て世代の4人家族。
土地から購入して35坪のお家を計画しているご家族。
こんな家族にはあまり馴染みが無い税金。
でも、75坪や80坪の大きな家を建てる時には注意してください!大きな税金を支払う必要があるケースもあります。
そもそも、不動産取得税とは??
不動産取得税とは、土地や家屋を購入したり、家屋を建築するなどして不動産を取得したときにかかる税金です。登記の有無、有償・無償、取得の理由(相続による取得など一定の場合を除きます。)に関わらず課税されます。
不動産を取得した時には、1回だけ税金がかかります。
この税金を不動産取得税と呼びます。
でも、不動産取得税には「軽減措置」があるので税金の課税額は少ないし、課税されない方が多くいます。
僕の場合。
土地を購入して、マイホームを建てた時の建物の不動産取得税は¥0でした。土地は7、8万円の不動産取得税が届きましたが控除申請で1万円ほどで済みました。
「軽減措置」でしっかり控除されました。
不動産取得税は不動産を取得した半年後〜1年後を目安に届きます。金額を見て高い!!って思うけど控除申請ができ、減額されるので支払う前に控除申請をしましょうね。
大きな家は軽減措置を受ける事が出来ない
新築住宅は延床面積が50㎡以上、240㎡以内の場合は、課税評価額から1200万円が控除されます。この1200万円の控除が大きいから、課税される建物の不動産取得税額も小さくなります。
でもね、どの家も1200万円の控除があるか!?
ってなると違います。
240㎡以上の大きな家を建てると、この1200万円の控除が適用されないんです。
20代の時は知らなくて・・・
僕の説明不足が原因で後から高額な税金の通知が届いてビックリ!!なんて苦い思い出があります。
あの時は本当に謝るしか出来なくて。。。汗
そんな失敗も沢山してるんですね。
多くの方が建物の不動産取得税は課税されませんが、1200万円の控除がないと結構な額の税金が課税されます。僕の経験ですが、過去に課税された額は・・・
60〜70万円ほどの税金が課税されました。
知らないとビックリする額なので、大きな家の新築を検討している方や、2世帯住宅の建築を検討している方は注意して下さいね!
2世帯住宅も注意が必要です。
240㎡って坪数に置き換えると、72.6坪
この大きさを超えると、高額な税金がかかります。
2世帯を考えてるお客様だと、ギリギリ。もしくは超える事もあります。72.6坪を半分にすると36.3坪。
2世帯の場合。1家族が36.3坪の大きさになります。面積的にそこまで大きく無い坪数です。
1家族で36.3坪の大きさで家族の要望が含まれれば問題ありません。しかし、要望が多い場合はギリギリになるケースも多くあります。
その結果、家が大きくなるケースが多いんです。
2世帯住宅は共用スペースを設けるか?それとも全て(玄関・キッチン・お風呂・洗面・リビングなど)を別にして検討するのか?
ここで家の大きさもかなり変わってきます。240m2に抑える場合には共用スペースを確保する事をオススメします。
最後に
認識していて、240㎡を超えるのと、全く知らなくて240㎡を超える。
これは全然違います。
やっぱり事前に知っている。本当に大事な事です。
事前に知っていれば自分で選ぶ事ができます。この選ぶ。選択する事が後悔しない家づくりの大事な部分だと僕は思うんですよね。
2世帯住宅や、大きな家を考えている方が居れば参考にして下さいね。