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定年後に住宅ローンを1000万円残すと老後が苦しくなる理由

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石川県小松市にある新築・リフォーム工事を手掛ける小さな工務店の代表です。住宅のプロなのに家づくりで失敗した経験を持つ僕だからお客様には失敗して欲しくない。自分の失敗した経験から少しでも家づくりを簡単に、そして楽しく体験出来るような情報を発信しています。
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こんにちは。

明日からは小松市でオシャレな平屋住宅のオープンハウス。

土曜日、日曜日は予約で満席ですが、来週は空きがありますので。

良かったら見学しに来て下さいね!

今日は準備で忙しい タカシマ です。

 

今回は「老後を迎える時に住宅ローンの残高が残ってると厳しい理由」を紹介しますね。

昔も現在も、家づくりを考える年齢は30代の子育て世代がメインです。

昔は民間の金融機関からの住宅ローンを借りるのは厳しくて・・・。

多くの方が利用していたのが「住宅金融公庫」になります。

 

住宅金融公庫では多額の融資を受けるのが難しく・・・。自己資金が必須。

なので、借入額も少ないし、定年で完済する方がほとんどだと思います。

金利は現在とは比べものになりませんが。汗

 

しかし、現在では民間の金融機関で住宅ローンを借りるのが当たり前。

さらに、自己資金も多く必要ないし、借入期間も長く設定できます。

借入額が多くても、借入期間が長く設定できれば月々の返済額を安く抑えれますし、日々の生活への影響も少なくなります。

 

その結果、定年の迎える時には多くの住宅ローン残高を残す可能性も。

これはオススメしません。

個人的に思う。老後に住宅ローンを残すリスクを紹介します。

 

定年後に住宅ローンを1000万円残すと老後が苦しくなる理由

人生100年時代。って言われてる現代。

確かに、医療も発達し平均寿命はドンドンと伸びてます。

しかし、平均寿命が伸びるのと比例して、元気に働けてるのか??

ここは疑問です。

あなたはどうでしょうか??

 

70歳を超えて、家づくりのアドバイザーが成り立つのか!?

お客様は変わらず30代。

僕は70代。

たぶん意見というか、話が合うのか??やっぱり不安です。

そして、歯があるのか!?

歯が無いと何を言ってるのか解らないですしね。笑

 

・収入の不安

老後も住宅ローンを支払っていく為には収入が必要になります。

年金を住宅ローンにあてよう。

これは、かなり厳しいと思います。実際は、家賃を支払うにしても相当な負担になると思いますし。

しかし、そもそも僕たちが老後を迎えた時には、年金ってどうなってるのか??

個人的には不安ですし、期待もできないと思います。

そんな世の中で、家賃、住宅ローン、を支払うのは至難の技だと。

 

老後も問題なく働ける方は大丈夫だと思います。

しかし、僕のように老後も同じ職種で活躍できない方は、老後に住宅ローンを残さない方が無難だと思います。

 

・健康の不安

もう1つは健康。

長寿に暮らせても健康じゃないと意味がありませんよね。

しかし、健康は誰も確約されてるもんでもありません。

健康に生きたいし、気をつけるけど病気になる方は多くいると思いますし。

 

凄い言い方は悪いですが・・・。

もしも、ポクッと亡くなった時には「団信」によって、住宅ローン残高は0円になり家族の物になります。

しかし、ポクッといかない場合。

保険の内容にもよりますが、医療費と住宅ローンの2重の苦しみが・・・。

なので、住宅ローンを組む時は保険を見直すタイミングとも言われていますよね。

 

当然ですが、30代よりも60代の方が病気になる確率は高いですよね?

体が老いてくので、これは仕方の無いこと。

しかし、その時に凄く負担になる支出が住宅ローンです。

極端は話ですが、住宅ローンが厳しいから病院へ行かない。

なんて、事にならないように注意したいですよね!!

 

理想は定年で完済する

僕は家づくりの予算を提案する時の1つの基準。

それは、定年で住宅ローンが終わるように提案する。

ここは重要だと思ってまして。

 

定年で退職金があるから大丈夫!!

って、方もいると思います。

しかし、出来れば退職金は貯金にまわせたらベストだし、老後も豊かに暮らせます。

 

退職金を出来るだけ使わないで、定年で完済できる住宅ローン。

ここが安心な予算になります。

 

・返済期間を短くする

住宅ローンを借りる期間の目安は35年返済。

仮に30歳で35年返済を組んだ場合には、65歳で定年と同時に終わります。

しかし、40歳で35年を組んだ場合には、75歳で住宅ローンを完済することに。

定年後10年は住宅ローンを払っていく。これは厳しいですよね。

 

なので、返済期間を25年にする。

 

これも1つの方法です。

強制的に65歳で完済しますし。

しかし、デメリットもありまして・・・。

 

月々の返済金額が高額になります。

 

土地や家にかかる金額を下げない限りは、住宅ローンを借りる金額は変わりません。

期間を短くするので、月々の返済額は割高になり、月々の余裕が無くなります。

1つの方法だけど、個人的にはオススメしません。

 

・繰り上げ返済を活用する

個人的には期限を短くするよりも、繰り上げ返済がオススメです。

まとまった金額を返済すると、期限が短縮される。

これを繰り上げ返済と言います。

 

例えば、10年を短縮する為に必要な繰り上げ返済額は?その金額を貯金する事が可能なのか?

ここを基準に予算を決めるのがポイント。

もしも、繰り上げ返済が難しいなら、家や土地の予算を下げる方法も1つだと思います。

この繰り上げ返済を利用して、定年までには住宅ローンを完済し。その後の老後に備えておく。

この考えが家づくりを始める時には大事なんだと。

僕は思います。

 

・最後に

今回は老後に住宅ローンを残しておくデメリットを紹介しました。

これまで以上に老後は厳しいと思います。

さらに、長寿化が進んできます。

そんな楽とは言えない老後の為にも「貯金」は大事だし、住宅ローンは完済させておく。

これからの家づくりのポイントだと思います。

 

良かったら参考にして下さいね。

 

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