【シニア向け】老後を夫婦で暮らす平屋は「間仕切り」を少なくする
こんにちは。
小松市で建築中のsimplenoteの平屋ですが、今日は外部のコーキング工事。
これが、終われば足場も解体します。
足場が解体されれば、一気に完成に近くなるので!!
いや~、足場が外されるのが待ち遠しい タカシマ です。
今回は「シニア向けの平屋は間仕切りを少なく」を紹介します。
子育て世代、シングルマザー、シニア向け、色々な平屋に携わられて頂きまして。
個人的に思うのは、ライフスタイルが全く違うから、間取りも大きく変わる。ってこと。
一般的な暮らしの考え方はあるけど、どんな人生を歩みたいのか??
ここは人によって大きく違いますしね。
その人生をより豊かにする便利な箱が「家」だと思うので。
今回はシニアで夫婦2人で平屋をつくるポイントを紹介します。
【シニア向け】老後を夫婦で暮らす平屋は「間仕切り」を少なくする
個人的には「間仕切り」は最小限がオススメです。
間仕切りとは!?
そうですよね。専門用語で解らないですよね。汗
簡単に言うと、「壁」のこと。
部屋と部屋を仕切り壁を「間仕切り」と呼びます。
この間仕切りが少ない、ワンフロアー的な平屋が個人的にはオススメ。
寝室も壁面をつくらないイメージ。
なぜ間仕切りが少ない方がいいのか??
その理由を紹介します。
開口部が広くなる
これから健康でシャキシャキと動けるのか??
これは、誰にも解りません。
僕のじいちゃんは、野良犬に追いかけられて、その勢いで転んで足を骨折。
そのまま寝たきりになりました。汗
そんな時に必要になるのが介護ですよね。
1人では問題なかった空間も、介助者との空間、車椅子での移動、になると、一気に狭くなります。
なので、介護が必要になった時も、安心して暮らせるように、間仕切りで囲まれた狭い空間をつくるよりも、オープンで広い空間をつくりましょう。
あっ!!
なにも大きな家をつくる必要はありません。
コンパクトでも、間仕切りが少ないとオープンになっていくので!!
冷暖房効果のアップが期待できる
北陸の冬は厳しいです。
雪は降るし、気温は氷点下。
なので、冷房計画も大事だけど、暖房計画は必須!!
リビングは暖かいけど、廊下に出ると凄い寒い・・・
こんな経験は誰もがあると思います。
寒いのは嫌だから、設備投資をして全館空調などを導入しますが、家のコストが一気に上がります。
お金に余裕があれば、それも1つだけど・・・
やっぱり老後を暮らす時に現金が無いのは不安ですよね。
なるべくコストをかけないで、暖房効果を上げる方法が間仕切りを少なくする。
ここも1つです。
空間がオープンになれば、遮る壁が無いので!暖房の力で均一な温度になります。
さらに、家を最小限に設計すれば、余計なお金を使わないで、暖房の力を効果的に使えます。
固定概念にとらわれない
例えば、寝室をつくります。
基本的には、6帖、8帖など、壁に囲まれた部屋を想像しますよね。
でも、リビングの横に寝室を設置して、間仕切り壁をつくらずにオープンで使う。
この方法もアリだと思います。
特に、老後を暮らす為には、部屋にする必要もないと思うので。
夫婦別室でプライバシーを確保したい!!
このような場合は壁は必要になるけどね。汗
部屋は仕切るモノ。
家をつくる時には、当たり前のように考えちゃいます。
しかし、構造的に問題なければ、仕切る必要もありません。
他の誰かが暮らしやすい家じゃなく、あなたが暮らしやすい家をつくりましょう!!
そのポイントは、当たり前を捨てることなのかも!?しれませんよね。
最後に
今回は「老後を2人で暮らす平屋は間仕切りを少なく」を紹介しました。
間仕切りが少なくなれば、移動も楽だし、冷房、暖房効果もアップします!
そして、壁が必要ない、ドア、引戸が必要なくなるので、コストも抑える事が可能です。
こんな感じで、オープンな平屋を計画してはどうでしょうか??
良かったら参考にして下さいね!