新築で平屋を建てる時に気をつけたい「窓」について
こんにちは。
明日からは加賀市でオープンハウスを開催します!
金曜日、日曜日は予約に空きがありますので。
良かったらどうぞ!!
新しい出会いが楽しみな タカシマ です。
今回は、新築で平屋を建てる時に気をつけたい「窓」について。
当然ですが、平屋は2階がありません。
ま~、当たり前ですが。汗
なので、建物の外周を部屋に囲まれやすくなり、LDKの窓が設置できない。
または、LDKの窓を優先すると、部屋の窓を確保できない。
このようなケースも、間取りや要望によって起こるんですね。
LDKが暗いのは嫌だな・・・。
部屋にも窓を設置したい・・・。
このような時の対処法を紹介しますね!
新築で平屋を建てる時に気をつけたい「窓」について
例えば、このような平屋があるとします。
もしも、中庭が収納だった場合は!?
寝室、リビング、玄関、の窓は設置できません。
このように、部屋に囲まれて太陽の光が入りにくい。
このそうな側面も平屋にはあるんですね。
中庭を活用しよう!!
そんな平屋との相性が抜群なのが「中庭」です。
中庭を計画すると、建物の外周面の面積が広くなるので、窓の設置が可能になります。
その結果、明るいLDKも可能だし、中庭に面する他の部屋も明るくなります。
さらに、風通しもよくなるので!!
平屋と中庭の相性は抜群です。
さらに、平屋のメリットは1階を平面移動できる。
ここですよね!!
ウッドデッキで平屋をつくると、床とほぼフラットで施工できるので動線も短く確保できます。
サンルームからウッドデッキへ。
そして、ウッドデッキで洗濯物を外干し。
乾いた洗濯物はウッドデッキからリビングへ取り込む。なんて事も可能です!
中庭をつくる時の注意点
まずは、近隣からの視線は気にして計画しましょう。
コストをかけて中庭をつくる。
その中庭に移動する為、太陽の光を入れる為に大きな窓を設置する。
しかし、近隣の視線が気になりカーテンを閉めっぱなしに。汗
これだと太陽の光も入らないし、中庭も有効活用できません。
なので、お金をかけて中庭をつくる時には、家の中からイメージするんじゃなく、家の外からのイメージを大切にして欲しいな。って思います。
そして、もう1つ。
中庭の床を何でつくるか??
ここは重要だと思ってまして。
日々の使い勝手なら「ウッドデッキ」がオススメ!!
床と同じ高さで施工できるので、日々の使い勝手は最強です!!
ここに段差ができると、使い勝手も落ちるし、開放感も全く違うんですね!!
しかし、ウッドデッキにもデメリットがあり・・・。
メンテナンスや耐久性。
30年間もフリーメンテで可能か!?って言うと無理です。
朽ちてしまいます。汗
その場合は床にタイルを使ったらり、コンクリートで施工する。
このような中庭がオススメに。
日々の便利さか?耐久性か?
何を優先順位を高く持ってくるか??
ここが大事なポイントですよね!!
勾配天井を利用する方法
なかなか視線問題を回避できない場合もあると思います。
その場合は「高さ」を利用する方法もアリ!!
平屋は2階が無いので、リビング、部屋の上は屋根になっています。その屋根の勾配を利用して天井を高くする方法も可能です。
吹抜けよりもコストを低く、天井の高さを上げる方法。
天井高を上げると壁面部分が増えます。
この壁面に窓を設置すると、さらに明るい空間になるんですね!!
これは、2階が乗ってると難しいので。
平屋を計画する大きなメリットだと思います。
もしも、勾配天井でも窓や、明るさが確保できない場合・・・。
そんな時は「吹抜け」を計画する。
こんな選択肢もアリです。
勾配天井に比べて、高さも確保できるので大きな窓が設置できます。
このようなイメージです!!
天井から入る太陽光は部屋の奥まで照らしてくれるので。
暗くなりやすいキッチンも明るく、朝から照明が必要ない空間になりますよ!!
平屋にはメリットが多くあります。
しかし、デメリットもありまして・・・。
そのデメリットを設計で解消する必要があると思います。
その1つが窓の計画。
ここは注意して下さいね!!
最後に
今回は平屋を計画する時に注意したい。
窓の配置について紹介しました。
平屋は建物の外周に部屋が配置されやすいので、リビングが暗くなる場合があります。
そうならないように!!しっかりと窓を配置する工夫は必要です。
そして、明るく開放的な平屋になりますように!!
良かったら参考にして下さい。