【土地探し】道路が狭い土地を購入する時の注意点
こんにちは。
夜の晩酌が楽しみな僕です。
その理由の1つが、スカッと寝れるから。なんですが・・・
お酒を飲まないと寝れないのはアル中の第一歩とのことでして。汗
ちょっとショックな タカシマ です。
今回は「道路が狭い土地を購入する時の注意点」を紹介しますね!!
石川県でも道路が狭いエリアは色々とあります。
色々な事情があり、道路が狭いエリア、町内で土地を探されてる方も多くおいでまして。
道路が狭いと、建築基準法からの制限を受ける可能性がある部分、そして、工事的な側面からも制限を受ける可能性があります。
建築基準法には「セットバック」という決まりがあります。
簡単にお伝えすると、家を建てる為には4mの道路に2m以上接道している必要があります。
仮に前面道路が3mだった場合には、道路の中心から2m離す必要があるので、0.5mを道路に提供するようなイメージです。
その部分には工作物を建てる事ができませんので。
道路が狭いエリアを探す時には、覚えておきたい言葉です。
そして、もう1つ。
建築工事についてですが・・・
コチラも色々と制限を受ける可能性もありますし、コストも高くなるケースもあるので。
注意して欲しいポイントを紹介します。
【土地探し】道路が狭い土地を購入する時の注意点
道路が狭い土地を見に行く時に僕が気を付けるポイント。
それは、工事車両が入れるのか??
ここは、重要なポイントでして。
もしも、怪しい場合には業者さんに連絡して、現地を確認してアドバイスを頂いてたりします。
木造住宅といえど、大きな工事車両が必要な場合もありまして。
・基礎工事中の生コン
・上棟時のレッカー
・地盤改良工事の工事車両
・上棟前の木材搬入
代表的な工事の一例です。
この中でも、小型車が使える工事は問題ありません。
ただ、回数が多くなると、比例して金額も高くなりまして・・・
大型車だと1回で終わるのに、小型車だと3回は必要になる。
上棟もレッカーがくれば1日で終わるけど、小型車、手作業だったら2日かかる。
このようなイメージなんですね。
前面道路が狭い土地は価格も安く設定されてます。
しかし、価格が安いから!!って、理由で土地を購入すると、後から建築費用が上がる可能性があるので。
ここは事前に注意して欲しいポイント!!
工事が可能なのか!?
コストアップで対応できる場合もありますが・・・
そもそも、工事が出来ないケースもあります。
道が細いだけじゃなく、クランクしてたり、袋小路だったり、小型車でも厳しい場所もありまして。汗
そもそも、地盤改良工事に必要な車両が入れない、小型の生コン車でも通行ができない。
このような場所は、工事が難しい場合もあります。
本当に限られた場所ですが。汗
このような場所だと、冬には除雪も入りません。
なので、何とか家を建てたとしても、冬は厳しいですし、かなり暮らしにくいと思います。
極端な話ですが、土地は買ったけど、工事ができない・・・
このような事にならない為にも、事前のチェックは大事になります。
最後に
今回は「前面道路が狭い土地の注意点」を紹介しました。
20年近くも建築に携わってると、色々なことがありました。
道路トラブルも実際には、多く経験してきましたので。
やはり、事前に知っておく、調べておく、ここは本当に大切ですよね!!
後から知るからトラブルになるので。
良かったら参考にして下さいね!