【間取りを考えるコツ】敷地環境から最適な部屋の配置を考える
こんにちは。
会う人、会う人に「黒いね~」って言われます。
内勤なのに真っ黒に焦げてる タカシマ です。
そんなに外に出てないんだけどな~。不思議です。(笑)
今回は「間取りを作成するコツ」について。
間取りを考える瞬間は誰にもありますよね。
アイランドキッチンが欲しい!
明るいリビングにしたい!
キッチンの近くにサンルームを配置したい!
もちろん!!このような計画も大事です。
しかし、要望は「家の中」に集中しやすい。
間取りは外から考える事も大事なんですね!
例えば、明るいリビングを作りたい!!
なので、日当りの良い場所に大きな窓を設置して、太陽の光が入る明るくて開放的なリビングにしよう!
これは家の中から考えたイメージ。
しかし、その大きな窓から近隣の視線が入ってくるし、その視線を遮る為のカーテンが必要に。
視線が気になって昼間はカーテンを開けれない。
これだと、明るいリビングも、開放的な空間も、全てが台無しに。汗
このように、間取りは敷地環境からも考える事が大事なんですね。
【間取りを考えるコツ】敷地環境から最適な部屋の配置を考える
例えば、この写真。
外に向かって大きな窓を設置してます。
この窓の先には、道路からも、近隣からも、中が見えないように工夫してます。
だから、日中はカーテンを開けて生活できますし、明るく開放的な空間を実現できます。
家は敷地に合わせて考える
写真の敷地はこんな感じでした。
あなたも自分の土地をイメージしながら一緒に考えてみましょう。
・西側 → 前面道路に接してる、外観は正面になります
・東側 → 道路も家も無い。田んぼが広がります
・北側 → 2階建ての家が建ってます。そして、南向きの大きな窓がたくさんある
・南側 → 空き地。しかし、家が建つ可能性あり。2階建てなのか?平屋なのか?は現段階では不明
このような敷地環境でした。
まずは、家の正面にあたる西側。
家の正面には無駄な窓を設置しません。
その理由は、家を汚さない為です。
窓から出る雨垂れで外壁は汚れてしまいます。その結果、メンテナンスも必要になるので。
外壁を汚さずに、メンテナンスコストを抑えるように。
さらに、西日問題。
夏とか暑いですよね~。
西に窓を設置しないことで、西日の直射日光も部屋に入れないようにします。
東の方角は?
東は道路も何もない。田園風景が広がります。
めっちゃ見晴らしが良い!最高の場所です。
なので、東側には明るくて開放的。さらに、風も取り込めるように。
いつでもオープンにできる、大きな窓を設置。
さらに、田んぼなので人目も気にしなくてOKですよね。
洗濯物を干す場所も東側に。
外干しをする時には、近隣の視線は気になるもんですしね。汗
この洗濯物を干す場所の近くには洗面脱衣を配置。
洗濯機から出た洗濯物を数歩で干せるように。
そして、乾いた洗濯物はサンルームにも、リビングにも取り込めます。
広いスペースで家族で洗濯物をたたみ、数歩先にあるファミリークロークに収納する。
ママにとっては最高の家事動線。
やっぱり家事が楽になると、ママのゆとりも生まれるので。
ここは大事ですよね!!
注意したい南側
南側は日当りも良いし、大きな窓を設置したくなりますよね。
しかし、目の前に家が建った時には・・・。大きな窓からの視線が気になってカーテンを開けれない可能性も。汗
そうなると、明るくも無ければ、開放的にもなりません。
あえて、南側には窓をつくらずに、中庭を配置しました。
中庭を配置すると、リビングやダイニングだけじゃなく、家全体に安定して光を届ける事が可能です。
こんなイメージです。
凄く明るい空間になりますよね!!
カーテンがいらない窓って、こんなイメージになるんですよね。
晴れた日はもちろん!!曇りの日でも自然光が大活躍します。
間取りは敷地の環境が大きく影響します
このように、家は中の要望も大事だけど、それだけじゃ良い家になりません。
建てようとしている土地の環境も同時に考慮する事が大事。
明るく、開放的なリビングをつくりたい!
カーテンを開けれない場所に窓を作っても意味は無いですし、視線が入らないからといって・・・光が入らない場所に窓を作っても意味がありません。
家の中の要望も大事です。
しかし、家の中に意識が行き過ぎてしまう・・・。
これでは良い家になりません。
敷地の外部環境にも意識を向けて間取りを考える。
凄く大事な部分ですよね。
最後に
今回は間取りを考えるコツを紹介しました。
このように家の中じゃなく、外から考えていく。
建ってから「しまったーーーー!!」ってならない為にも!
後悔しない為にも。
参考にしてみて下さいね!