新築を建てるなら南側に大きな窓が欲しい!!は失敗する可能性あり!!
こんにちは。
久しぶりにラーメンを食べました。
ラーメンといえば、炒飯とセットが定番!!男だったらマストですよね。
しかし、歳のせいなのか・・・。
炒飯がオニギリに変わった タカシマ です。
ええ。完食できる自信がありませんでした。汗
今回は「新築に大きな窓を設置すると失敗する可能性」について。
ええ!?なんで??
日当りの良い場所には大きな窓が当たり前でしょ??
って、思いますよね。
僕も数年前までは思ってました。
リビングは南側に配置する。
これが建築のセオリー。だって、一番日当りが良い場所ですしね。
さらに、大きな窓を配置して採光を確保します。
でも、考えてみて下さい。
その大きな窓に設置されたカーテンって開けますか??
その先には田んぼしか無いような最高の立地なら大丈夫。しかし、お隣さんの視線が気になる、道路からの視線が気になる。
こんな場合はどうでしょうか??
やっぱり窓のカーテンを開けれないと、窓の意味が無いと。
個人的には思うんですね。
新築を建てるなら南側に大きな窓が欲しい!!は失敗する可能性あり!!
僕の自宅の南側は空き地でした。
最高に見晴らしも良いし、日当りも抜群!!そこが魅力で購入しました。
現在は新しい家の建設が進んでます。
その時にね・・・。
家をつくってる職人さん目が合うし、視線が気になるんですね。
なので、カーテンは閉めっぱなしに。
朝起きたらカーテンだけを開ければ明るかったリビング。
現在は、朝一から照明をつけてます。汗
やっぱり視線が気になると・・・。
本当にカーテンを開けれないんだな。
身をもって体験しました。
結局カーテンを閉めると・・・
そうなんです。
南側だと安易に大きな窓を設置すると、視線が気になり開けない窓になる可能性があります。
そうすると・・・。
その大きな窓は壁の方が良かったってこと。
だって、カーテンを開けないんですし。
設置した大きな窓にもコストがかかってます。
さらに、その閉めっぱなしのカーテンにもコストが。
このお金って無駄ですよね。
お金をかけて、開かない窓を設置する。
これだったら他にお金をかければ良かった・・・。
その方が良い家になります。
外構で目隠しをする
でも、せっかく設置した窓だしな。
視線を遮るように外構でカバーしよう。
それも1つの方法です。
視線を切るために植栽をうえる。
ウッドフェンスを設置する
色々と方法がありますが、どれも外構費用が高額になります。
どのお客様にも予算があります。
予算に余裕があれば外構費用でカバーすることも可能。
しかし、住宅ローンの借入額を増やし、外構費用をカバーすると。
月々の返済額が上がり、生活を苦しめる可能性があります。
家は何のために必要ですか??
家族が幸せに暮らす。豊かに暮らす為の便利な箱だと。
僕は思います。
その為には、経済的な余裕は大事なはず。
なので、安易に予算を上げる事はオススメしません。
間取りで視線を遮る工夫
じゃ~、どうすればいいん??
って、話ですよね。汗
僕がオススメする方法。
それは、間取りで視線を遮る工夫をする。
ここが大事。
南側だからといって、安易に大きな窓を設置しない。
僕はお客様に図面を提案する時には、建築地の近所の窓を把握します。
その近隣の窓から、オーナー様の家がどう見えるのか??
視線が合わないのか??
CGで解りやすく説明しています。
このように、視線が合う場所には窓をつくらない。
視線が合わない場所を工夫してつくり、そこに大きな窓を配置する。
この結果、開放的で明るいリビングが実現できると思います。
朝から照明をつける生活ともおさらばに!!
羨ましい!(笑)
最後に
今回は安易に大きな窓を設置すると失敗する。
その理由を解説しました。
南側は日当りが良いし、太陽光も多く入ってきます。
しかし、忘れて欲しくないのが近隣からの視線。
これも入ってきますので。
ここも注意しながら間取りを検討すると住みやすい家になりますよ。
良かったら参考にして下さいね。