ープロが教える家づくりで失敗や後悔を少なくする方法ー

【新築の水回り計画】寒くない水回りをつくる方法

WRITER
 
この記事を書いている人 - WRITER -
石川県小松市にある新築・リフォーム工事を手掛ける小さな工務店の代表です。住宅のプロなのに家づくりで失敗した経験を持つ僕だからお客様には失敗して欲しくない。自分の失敗した経験から少しでも家づくりを簡単に、そして楽しく体験出来るような情報を発信しています。
詳しいプロフィールはこちら

こんにちは。

昨日の晩は暑くて、なかなか寝付けず。

は~、窓でも開けよう。

窓を開けると・・・。カエルの合唱がうるさくて寝れず。

田舎の夜は暑さ以上に、カエルの騒音が気になるんですよね。

意外と神経質な一面のある タカシマ です。

 

今回は水回りを計画する時のコツを紹介します。

水回りを計画する時に避けたいポイント。

それは・・・。

「水回りが寒い家を作らない」

ここだと思います。

急激な温度差が原因で起こると言われてる。

「ヒートショック」

心筋梗塞や脳梗塞などの、ヒートショックが原因による死亡件数は・・・。

なんと!!交通事故による死亡者数の約4倍とも言われてます。

僕の友達のお母さんもヒートショックで亡くなられました。

 

僕の実家に比べると、現在の家は断熱性能・気密性能ともに高性能になり、ヒートショックによる死亡者数も減っていくと思います。

そんな高性能な家でも間取り次第で・・・。

家の中で温度差ができ、水回りが寒くなる家を作ってしまいます。

 

【新築の水回り計画】寒くない水回りをつくる方法

水回りが寒くなる理由をご存知ですか??

それは、日当りの良い位置にリビングを配置するから。

これなんです。

「はっ!?それだったら暗い家にしかならんやん!?」

 

そうですよね。

家を建てる時には誰もが「日当りの良い、明るい家」を希望します。

せっかく家を建てるのに暗い家に住みたくありませんよね。

 

しかし、ここが原因で。

誰もが当たり前のように、全ての部屋を日当りの良い南側に配置し、逆に、水回りは日当りの悪い北側に配置します。

日当りの悪い北側に配置された水回りは・・・。

ジメジメした寒い空間になってしまう。

ここが問題なんですよね。

 

室内干しの影響で水回りも変化してます

僕が建築業界に入った時にはありませんでした。

「サンルーム」

ベランダはありましたけどね。

サンルームはありませんでした。汗

 

でも、現在は多くの方がサンルームをつくります。

作らない方は皆無だと思います。個人的にね。

このサンルームの影響で水回り計画にも変化がおきます。

 

「やっぱり!サンルームには日当り良い場所につくりたい!」

そうですよね!

日当りが悪いと洗濯物も乾かないし、ジメジメした場所で洗濯物を干すのも嫌だし。

その結果、家事動線を短くする為に、サンルームと一緒に脱衣室、お風呂、なども日当りの良い場所に配置される。

そんなケースも増えてきました。

 

でも、それもほんの一部。

まだまだ、日当りの良い場所には部屋を配置する。日当りの悪い場所には水回りを配置する。

この考えは深いです。

もう固定概念と言ってもいいのかなと。

この固定概念に縛られてると、寒くてジメジメした水回りをつくってしまいます。

固定概念に縛られない。この意識が大事ですよね。

 

もう1つ。廊下をつくってしまう

お客様から家づくりの要望を聞くときに。

「廊下が欲しいんです!!」

って、要望は聞かないし、あなたも望んでないと思います。

しかし・・・。

知らない間に増えていく。

それが「廊下」なんですよね。

 

その理由は、動線をよくしたいから。

色々な部屋にアクセスできると便利ですよね。

しかし、アクセスする為には移動するスペースが必要になります。

その移動するスペース。

それこそが「廊下」です。

解ってるけど・・・。それでも便利の良いアクセスを選んでしまう・・・。

そうなんですよね。

 

廊下のデメリット

廊下のメリットは。

「便利なアクセス」

ここだと思います。

しかし、デメリットも把握する事は大切です。

 

廊下のあるデメリット。

まずはこれ!!

・家の中に温度差ができる

理由は、廊下に接するドアを全て閉めるから。

廊下まで暖かくするのは電気代ももったいないし、何より部屋が暖かくなりません。

当たり前だけど、ドアは閉めちゃいますよね!?

子供にも「ドアを閉めてよ!!」って無意識に言ってますし。汗

 

もしも、水回りの移動に廊下がある場合。

これだけで寒い水回りになる可能性がグッと上がります。

水回りと居室との温度差をつくらない。

ここがポイントになります。

 

そして、もう1つ。

廊下はタダでつくれない。

廊下をつくるにもコストが必要です。

例えば坪単価50万円だった場合、廊下に2坪のスペースが必要になった。

2坪×50万円=100万円

あなたは廊下に100万円をかけますか!?

やっぱり勿体ないですよね。汗

 

廊下が多くなればなるほど、家の中では温度差ができて住みにくくなります。

されには、廊下は無料でつくれません。

お金をかけながら、寒い家に、寒い水回りを作ってしまいます。

 

これが、寒くてジメジメした水回りつくる原因です。

固定概念に縛られると・・・。知らない間に出来ちゃうから厄介なんですよね。

寒くてジメジメした水回りを作らない為には・・・。

自分で間取りを作らないで、住宅会社のプロに提案してもらう。

まずは。ここから。

やっぱりプロは知識も豊富だし。

あっ!要望を伝える時には・・・。

寒くてジメジメした水回りが嫌なこと。

そして、廊下を多くつくりたくない。

この2つを伝えるようにしましょうね!

 

最後に

今回は寒くてジメジメした水回りを作らない方法を紹介しました。

日当りが良いから部屋を配置する。

水回りは日当りが必要ないから北へ。

この意識を変える事が大事。

それだけで住みやすい家になると思いますよ!

 

良かったら参考にして下さい。

 

あなたは大丈夫?家づくりで不幸になる予算オーバー

予算オーバーから家族を守る秘訣を無料で配布しています。

 

 

総ページが100ページ以上の

ボリュームE-bookです。

住宅会社では教えてくれない予算オーバー

にならないで、家族の夢を叶える

家づくりの進め方や予算オーバーした

時の対処方法。

回避方法をまとめました。

是非、あなたの家づくりにお役立てください

その他にもあなたの家づくりに役立つ

「豪華特典」がついてます。

詳しくはE-bookの最後で

この記事を書いている人 - WRITER -
石川県小松市にある新築・リフォーム工事を手掛ける小さな工務店の代表です。住宅のプロなのに家づくりで失敗した経験を持つ僕だからお客様には失敗して欲しくない。自分の失敗した経験から少しでも家づくりを簡単に、そして楽しく体験出来るような情報を発信しています。
詳しいプロフィールはこちら

Copyright© 家づくり情報ブログ , 2020 All Rights Reserved.