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新築の罠。冷暖房にかかる費用が抑えられない理由とは?

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石川県小松市にある新築・リフォーム工事を手掛ける小さな工務店の代表です。住宅のプロなのに家づくりで失敗した経験を持つ僕だからお客様には失敗して欲しくない。自分の失敗した経験から少しでも家づくりを簡単に、そして楽しく体験出来るような情報を発信しています。
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こんにちは。

大型連休が始まりましたね。

皆さんはどんな連休を過ごしてますか??

僕は家で家族とまったり過ごしたり、近所を散歩したり、まったり過ごしてます!

あっ!そうそう。

チビの自転車乗りの練習もしてます。そのおかげで足がパンパン。

僕も子供の時に親父に手伝って貰ったけど、あんなに辛いとは・・・本当に感謝ですね。(笑)

昨日は酸欠状態になった タカシマ です。

 

突然ですが、アパートの光熱費って高くありませんか??

「アパートの電気代、ガス代が高いから、家を建てたら省エネ住宅にしたい!!」

このような相談をよく受けます。

確かに高いですよね~。

電気代はまだしも・・・。ガスがめっちゃ高い・・・。

 

これからの時代はランニングコストを抑える。

この考えは大事だと思います。

僕も同じ考えですし。

 

その為には家で使う電気代で一番コストがかかってる物を知る必要がありますよね??

「えっ!!そんなんエアコンに決まってるやん!!」

そう。僕も思ってました。

 

でも、実際は冷暖房が占める電気代の割合は・・・

何と28%しかないんです!

ビックリですよね!

さらに冷房にいたっては・・・。たったの2%ってデータもあります。

では、家で一番電気を使ってる物って何なのか??

そこから紹介します。

 

・電気代が一番必要なのはエアコンじゃない!?

・コストをかけないで省エネを実現する

・創エネも重要な選択肢

このような内容の記事になります。

これから家づくりを始める方や、省エネ住宅の建築を検討している方には参考になります。

 

新築の罠。冷暖房にかかる費用が抑えられない理由とは?

「え~!!エアコンじゃなかったら・・・。何に電気代がかかってるの??」

実はここなんですね。

照明や家電

なんと冷暖房を上回る35%です。

 

家電を下見に行くと省エネ性能が解りやすく☆の数で表示されてます。

「へ~。こんなんい省エネなんだ。でも、さほど変わらんのじゃ??」

なんて内心思ってました。お恥ずかしい・・・。汗

(出典:全国地球温暖化防止活動推進センター「5-11 家庭における消費電力量の内訳」)

このグラフで確認すると。

1位 冷蔵庫

2位 照明

3位 テレビ

電気を使ってる1位が冷蔵庫なんて!!

10年前の冷蔵庫を買い替えたんですが正解でした。(笑)

 

省エネと家電の関係性とは?

このデータを見た時に思いました。

住宅の省エネ性能や、気密性能、をアップさせても冷蔵庫が古いと意味ないんじゃ??

さらには、冷暖房の効率を上げても電気代の削減効果は薄いんじゃ??

僕たちが思ってるほど効果は出ない可能性がありますよね。

 

断熱・気密性能を上げる理由。

暖かい家に住みたい。が一番だと思います。

もう1つは、小さなエネルギーで家を暖かくする。

そう電気代の削減も期待しますよね。

 

でも、よく考えてみて下さい。

断熱・気密の性能アップと、家電製品は何の相関関係がありません。

先ほども言いましたが、断熱気密性能は抜群だけど、冷蔵庫が10年前の製品だと意味がない・・・。こんな感じです。

 

個人的に思いますが、断熱・気密性能は凄く大事です。

しかし、その性能を上げる為にはコストが必要です。高性能化にかけたコストを回収できないようであれば・・・。

無駄なコスト。

になる可能性があります。

それよりも、省エネ家電を買い替えた方が電気代の削減には効果がある可能性がある。ってこと。

家だけの性能に縛られずに、全体の省エネ性能を意識する。広い視野が大事ですよね。

 

お金をかけない省エネを考える

これからの時代は家にお金をかけすぎない。

この考え方が大事になります。

住宅会社の僕が言うのも何ですが・・・(笑)

 

省エネも同じです。

コストをかけないで省エネ住宅をつくる。

「はっ!?そんな出来る??」

なかなか難しいけど、不可能じゃありません。

 

コストを下げて為に一番効果のあること。

それは「家を最小限」で建てる。

ここが重要です。

家は面積が大きくなれば高くなります。

これは、どこの住宅会社で建築しても同じ。

 

しかし、家の面積をコンパクトにできれば、家の体積もコンパクトになり、結果的に冷暖房の電気代を抑える事ができます。

家が大きいから冷暖房の台数も必要だし、容量も必要、さらには換気システムなどの設備投資も必要。

このイニシャルコストも抑える事ができるますから。

 

創エネという考え方

省エネって言葉はピンときます。

この言葉はご存知ですか??

「創エネ」

聞いた事はあると思います。

簡単に説明すると、エネルギーを創り出す。ってこと。

逆に省エネはエネルギーをカットする。って意味ですよね。

 

カットする考え方も大事だけど、創り出すって考えも大事だと思いませんか?

その為に必要なシステム。

そう。太陽光発電です。

「今さら太陽光!?もう遅いんじゃ??」

売電価格は下落してますし、昔に比べれば「電気を売る」って観点では微妙です。

しかし、売電は下がってるけど、電気代は上昇しています。

これからも電気代は上がっていくんじゃ!?って言われてます。

 

電気を売る。って考えじゃなく。

電気を買わない。って考えが必要な時代かも。

だって、住宅ローンは終わりを迎えるけど、電気代は一生払っていきますから。

電気代だけでもトータルで考えると大きな差が生まれます。

 

太陽光も良いけどな・・・。

でもコストが・・・。

そうですよね。パネル代金が安くなったとはいえ、何百万の予算が必要です。

新築時には載せられないかもしれない。

それは仕方が無いこと。

でも、将来的でも太陽光を載せる事ができる。太陽光の発電効率を最大に発揮する。

そんな「屋根形状」に、しときましょうね!!

 

最後に

今回は住宅の省エネについて解説しました。

僕も調べてビックリだけど、冷暖房は家庭の消費エネルギーで1位じゃない。

省エネ住宅を建てる時には、冷暖房以外の消費エネルギーをカットできる、もしくは網羅できる。

このような広い視野で考える必要がありますよね!!

 

良かったら参考にして下さい。

 

 

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