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洗面所と脱衣所は仕切った方がいいのか?同じ方がいいのか?

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石川県小松市にある新築・リフォーム工事を手掛ける小さな工務店の代表です。住宅のプロなのに家づくりで失敗した経験を持つ僕だからお客様には失敗して欲しくない。自分の失敗した経験から少しでも家づくりを簡単に、そして楽しく体験出来るような情報を発信しています。
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こんにちは。
石川県小松市 赤シャツアドバイザー
タカシマ です。

今回は洗面所と脱衣場に仕切りを設置して分けた方がいいのか?それとも脱衣場と洗面所を兼用した方がいいのか?

どちらが使いやすのか?を考えてみようと思います。僕が自宅を建てた時には洗面所と脱衣場は別の空間で施工しました。理由は、洗面所は広く使いたかったから。アパートに住んでる時は洗面が狭くて・・・。嫁さんが洗面を使ってる時は、僕はキッチンを使ってました。これが面倒だったんですよね。

個人的には洗面所と脱衣場は別々がオススメです。しかし、別々にする事のデメリットも紹介しますね!

・仕切りがある。無いプランの紹介

・洗面脱衣が別々のメリット

・デメリットも紹介します

これから家づくりを始める方や、間取りを作成中の方には参考になる内容です。

 

洗面所と脱衣所は仕切った方がいいのか?同じ方がいいのか?

まずは、洗面所と脱衣所に仕切りのあるパターン。脱衣場の中に洗面があるパターンを紹介します。

脱衣場の中に洗面があるパターンは想像がつくけど、脱衣場と洗面所が別々。または、仕切りがあるパターンってピンとこないですよね。メリット、デメリットを考える前に具体的にどのような間取りなのか?を確認しておきましょう。

 

脱衣場の中に洗面があるプラン

脱衣場に洗面があるタイプです。

基本的にはお風呂の横には脱衣場があります。その脱衣場の中に洗面所を設置して、洗面と脱衣を兼用して使うパターンです。兼用して使う事で建物の坪数を抑える事ができますし、コストも抑える事が可能です。

しかし、脱衣室と洗面所を同じ空間で兼用する場合には、「広さ」は必要です。狭いと本当に使いにくい空間になるので注意して下さいね!

 

脱衣場と洗面が別々のプラン

次は洗面所と脱衣場が別々のプランを紹介します。このようなイメージです。

お風呂の横にある脱衣場。このスペースに洗面は設置しません。脱衣場は脱衣するスペースとして利用し、洗面は別のスペースで設計します。今回はトイレの隣に設置したプラン。トイレの手洗いとしても利用できますし、家に帰ったら手を一番に洗いたい。そんな要望も玄関からも近いので叶える事ができます。

子供が小さい時は気にならないけど、思春期になると自分の都合でシャワーを浴びたし、髪のセットにも時間がかかりました。そんな髪も少なくなったけど・・・(笑)

大きくなった子供がシャワーを浴びてる時に、脱衣場を使うのって気を使いますよね。子供が異性だったら余計です。脱衣場と洗面所を別々にする事で、気を使わないで利用する事が可能です。

 

脱衣場と洗面所が別々のメリット

僕が個人的にオススメは「脱衣場と洗面所が別々のタイプ」です。何かと便利だと思います。便利だと思うメリットを紹介しますね。

家族が気を使わないで使える

先ほども書きましたが、やっぱり家族に気を使わないで利用できる。ここは一番のメリットだと思います。

子供も大きくなり毎朝シャワーをする。これが日課になりました。シャワーをするのは問題ないけど・・・。脱衣所に入る扉の鍵を閉められると厄介です・・・。脱衣場の中に洗面がある場合は洗面を使う事ができませんしね。しかも忙しい朝なんて最悪です。家を建てる時期には子供が小さい家族が多いんです。小さいうちは問題ありません。でも、家はずっと使う物なので、将来的なライフスタイルも意識したいですよね。

 

朝、夜の混雑時も有効

脱衣場の中に洗面があると幅が広い洗面が設置できない事が多くあります。脱衣場には洗濯機があったり、タオルや下着を収納するチェストがあったり。何かと設置する物が多くて洗面を大きくするスペースがありません。

脱衣と洗面を別々にする事で洗面の幅を広く施工する事が可能です。

このようなイメージ。

洗面の幅が広いと複数人で利用する事が可能です。特に朝は家族全員が洗面を使います。洗面に幅があると、嫁さんが横で化粧をしてても問題なくパパも使えます。ここのポイントは洗面の幅に合わせて鏡も広くしておく。洗面の幅はあるけど鏡が小さいと複数人で利用しにくいので。

 

友達も気兼ねなく使える

友達が遊びにくる、泊まりにくる時にはトイレや、洗面を利用する可能性もあります。

脱衣場はプライベート色が強い場所です。脱衣場に通すのって抵抗ありませんか??通された友達も気を使いながら洗面を使うと思います。僕も経験があります。えっ。本当に入っていいの?的な感じ。

脱衣と洗面が別々だと、通す方も、通されて使う方も気兼ねなく使う事ができます。

 

デメリットも紹介します

なるほで。やっぱり洗面と脱衣は別々が良いかな。って思いますよね。

メリットがあれば、必ずデメリットもあります。洗面と脱衣を別々にすると起こりうるデメリットも紹介しますね。

 

建物の面積が大きくなる

脱衣と洗面を別々にすると建物の面積が大きくなります。逆に、脱衣と洗面を一緒にすると建物の面積を小さくする事が可能です。

建物の面積が大きくなると、建物の見積りアップに直結します。どの家族も家にかける予算は決まってます。その中で叶えたい要望がある訳です。他に優先順位が高い項目があれば、そちらを優先するべきだし、建物のコストを抑えたい時には別々に設計する事はオススメしません。

 

洗面本体のコストがアップ

幅の広い洗面を設置する場合にも注意が必要。洗面の幅が広くなると、洗面本体の金額もアップします。どれくらいアップするか??ここは洗面の大きさやグレードにもよるのでハッキリと伝える事ができません。汗

目安としては、15~25万円のアップになると思います。

後から追加工事になると計画が狂うので、最初から予算として組み込んでおく事が大事です。

 

最後に

今回は洗面所と脱衣所は別々がいいのか?それとも、同じスペースで利用する方がいいのか?について紹介しました。

当然だけどメリット・デメリットはあります。

個人的にはメリットが大きいと思うので、別々がオススメ。暮らしやすいと思いますし、アパートと同じ生活を家でするもの何か嫌ですもんね。

朝の慌ただしさが減れば心も穏やかになりますから。

良かったら参考にして下さいね。

 

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