【2019.12月】フラット35の金利が2ヵ月連続で上昇しています
こんにちは。
石川県小松市 赤シャツアドバイザー
タカシマ です。
僕も住宅ローンで利用しているフラット35。長期間金利が固定されるので安心な住宅ローンです。しかし、デメリットもありまして・・・。
そのうちの1つが「毎月金利が変動する」この部分。
民間の金融機関では、住宅ローンに申込むタイミングで金利が確定します。しかし、フラット35の金利が確定するタイミングは家が完成する時期になります。もう、完成が近くなると金利の変動が気になって・・・。上昇すると凹むんすよね。逆に下がると嬉しいですし。(笑)
そんなフラット35の金利事情を少し解説してみようと思います。
フラット35の金利が2ヵ月連続で上昇しています
フラット35の12月の金利はコチラになります。
今月は1.21%です。35年間を1.21%の金利で運用できるって、まだまだお得ですよね。僕がフラット35で住宅ローンを借りた時の金利は1.58%だったはず。汗(はずって。笑)
2019年の金利の推移をまとめてみます。
フラット35(頭金1割・団信有)
2019.1月・1.33%
2019.2月・1.31%
2019.3月・1.27%
2019.4月・1.27%
2019.5月・1.29%
2019.6月・1.27%
2019.7月・1.18%
2019.8月・1.17%
2019.9月・1.11%
2019.10月・1.11%
2019.11月・1.17%
2019.12月・1.21%
2019年の中では1月が1番金利が高い時期でした。そこから下がり続けて9月、10月は今年の最低金利を更新したかと思えば、11月、12月は連続で金利が上昇しています。
米中貿易交渉の影響が長期金利の上昇に
長期金利の指標となる「国際金利」は景気や物価の指数で変動します。フラット35の金利も合わせて推移すると言われています。
11月以降の金利が上昇に転じたのでは、米中貿易協議の進展を期待するあらわれだと思われます。僕が調べて解りやすく、参考になったコラムを紹介します。
千日太郎さんが連載しているコラムです。
金利が上昇したと言えど、2019年の1月よりも低い金利で推移しています。それでも、長期固定では金利が安いと思いますし、まだまだ使いやすい商品だと個人的に思います。これから年末年始にかけて動向を注意したいポイントですよね。
基準金利から引下げされる場合もあります。
フラット35は基準金利から金利が下げる制度があります。
それは、省エネルギー性、耐震性などの質の高い住宅を取得する場合に適用されます。
フラット35Sという商品になります。フラット35Sの中でも「Aタイプ」「Bタイプ」があり、Aタイプの方がハードルは高いけど、金利引下げ期間が長く適用されます。
・Aタイプは10年間
・Bタイプは5年間
どちらも基準金利から-0.25%の引下げになります。
フラット35を利用する時には、必ず使いたい制度だと思います。10年間で0.25%も違えば家計への影響も大きくなりますから。
そして、合わせて1つ紹介します。
子育て支援・地域活性により、さらに5年間で-0.25%の金利を引下げる制度があります。上手くハマれば・・・。
1~5年・0.5%
5~10年・0.25%
これだけの引下げ幅になります。0.5%の引下げとか魅力ですよね。僕が自宅を建てる時には無かった制度だし。涙
でも、この制度は誰でも使える訳じゃありません。市町村により内容が異なります。
とりあえず石川県で利用できる制度内容のリンクを貼っておきます。もしも、活用できればお得にフラットを利用できます。
最後に
今回はフラット35の金利上昇について紹介しました。
家づくりを検討している方は必ず注意して欲しい部分だけど、家を建てた後の方も注意して欲しいな。家は完済して初めて財産になります。1つの住宅ローンだけで35年間を進む場合もあれば、借換えという方法もあります。
金利の推移を意識してるだけで、35年後の結果が大きく変わるので。
良かったら参考にして下さいね。