新築で和室を小上がりにすると費用って・・いくらかかるの??
こんにちは。
石川県小松市 赤シャツアドバイザー
タカシマ です。
間取りを作成する時に、優先順位が高い「和室」は何かと便利です。
小さな子供がいる場合はお昼寝や、おもちゃで遊ぶスペースに。友達や親が泊まりる時には客間にもなります。さらに、少し横になりたい時には畳でゴロンとなる事も。
色んな使い方が出来る和室。この和室にはつくり方の種類があります。今回は「小上がり和室」について。
床が高くい和室を「小上がり和室」といいます。
椅子かわりに腰掛けて使えたり、床下を収納に使う事ができたりする和室です。使い勝手の良い「小上がり和室」のメリット、デメリット。
そして、小上がり和室にすると費用はいくら必要になるのか?について解説します。
・小上がり和室のデメリット
・小上がり和室を作る費用
このような内容の記事になります。
これから間取りを検討する方や、和室を小上がり和室にしたい方には参考になる内容です。
新築で和室を小上がりにすると費用って・・いくらかかるの??
まずは、小上がり和室について紹介します。
小上がり和室とは、リビングのフローリングよりも一段高くした和室の事。階段の一段が約20㎝。和室も20㎝~40㎝ほど高くします。この高さはお客様の希望によって変わります。
あまり、高さが無いと小上がり和室の魅力が半減しますし、小上がりに見えない和室に。汗 空間にメリハリをつける為にも小上がり和室の高さは結構に重要だったりします。
リビングと同じ空間に和室や畳コーナーを作成する場合に、小上がり和室を希望する方も多くいます。僕の自宅も小上がり和室を採用しました。
そんな小上がり和室には、どんな魅力があるのか??
まずは、小上がり和室のメリット・デメリットを紹介しますね。
小上がり和室のメリット
まずは、小上がり和室をつくるメリットを紹介します。
僕が小上がり和室のメリットだと思う部分。
・椅子代わりに使える
・床下を収納に使える
・家族と目線が合いやすい
この3つが代表的かな。って、思います。詳しく解説していきますね。
椅子代わりに使える
小上がり和室は腰をかけたり、背もたれにつかったり。和室として以外にも使える和室。それが小上がり和室のメリット。
特にテレビを見る時や、携帯をイジル時には、何気なく小上がりに腰掛けている時が多い。ソファーに座っている家族との目線も同じ高さになるから会話も弾みます。
あまり低いと腰掛けるには微妙です。個人的には、小上がり和室の高さは高く設定する事をオススメします。
僕の自宅はダイニングが小上がり和室になっています。小上がり和室に腰掛けて、ビールを飲みながらキッチンに立つママと話しをするのが好きなんですよね。LDKの中では、ソファーにいるよりも和室に居る時間が長い。それぐらいお気に入りの場所だったりします。
床下を収納に利用できる
小上がり和室は床よりも高さがあります。なので、下部は収納に利用する事が可能。僕の場合は子供のオモチャや、座布団などを収納しています。
この、ちょっとした収納は重宝しています。特に、チビのオモチャや、小物関係を収納するにはメッチャ使えます。子供も自分で収納に片付けてます。
このようなイメージ。
あまり奥行きを深く使うと、引く時の距離が長くなり使いにくい。引く距離も計算して、収納を作る事がポイントです。
そして、もう1つ。
小上がり和室の高さですが、あまり低いと収納をつくるスペースが確保できません。下部を有効利用する時には、思い切って高くしたほうが収納は使いやすくなります。
家族との目線が合う
この部分もメリットだと思います。
小上がり和室に腰掛けて、携帯をいじったり、ビールを飲む事が多い僕です。
家族はソファーでテレビを見たりしてくつろいでます。ソファーに座ってる家族と、小上がり和室に腰掛けてる僕の目線がバッチリ合うんですよね。これが小上がり和室じゃなく、フラットだと見上げる感じなので会話が弾むとは思えない。僕は目線の高さって大事だと思います。
小上がり和室以外にも、間取りを検討する時には家族との目線を意識してみると、家族との距離が近い家になると思いますよ。
小上がり和室のデメリット
小上がり和室のメリットをお伝えしました。
逆に、小上がり和室にはデメリットもあります。僕が思うデメリットを紹介しますね。
・小さな子供がいると危険
・バリアフリーにならない
この2つが代表的。詳しく解説しますね。
小さな子供には危険時も
高さがあると、色々と工夫する事が可能な小上がり和室。逆に高さがないと本領発揮できません。
収納にも使えないし、腰かけるにも微妙だし。なので、小上がり和室は高めをオススメします。
でも、この高さが問題になる場合も。それは、小さな子供がいると危険なんですね。うちもチビが小さい時は何回か落ちました。汗 5歳になった今では何の問題もありません。
最初に落ちた時は焦った。僕たちには全く問題ない段差も、小さな子供には危険です。でも、危険な期間は短いと思うので、その後の使い勝手を優先する考えもアリかな。とも思います。
小さな子供がいる場合には、高さがあると危険なので注意して下さいね。
バリアフリーにならない
当たり前ですが、バリアフリーになりません。
ここで、気をつけて欲しい事は、「歳をとったら寝室に利用しよう」と思っている方には不向き。段差があると落ち着かないし、何より危険です。
そして、高確率で寝室には使わなくなります。
若いと気にならない高さも、歳を重ねると不便になる場合も。若い時は利用してたけど、歳になったら全く使わなくなった・・・。これだと本当に勿体ない。
将来的な利用方法も検討しながら、小上がり和室にするか??選ぶ必要がありますよね。
小上がり和室を作る費用は?
実際に小上がり和室をつくるには、普通の和室をつくるよりも高くなるのか??
ここが気になる部分。
床の上に小上がりになる土台を組みます。これだけの小上がり和室だと、そこまで高額にはなりません。
4.5畳で10~15万の予算を目安が妥当かな。
小上がり和室の下部に収納を作る場合には、もう少し金額が必要になります。
下部につくる収納は、既製品では無く造作収納になるケースがほとんど。造作収納は職人さんの手作りになるので割高になります。
小上がり和室下部に引出しを造作で3つ施工した場合。
約15万円前後が予算の目安。
フラットな和室から小上がり和室にして、下部に収納を作ると約30万円が目安になると思います。
よかったら参考にして下さいね。
最後に
今回は、フラットな和室では無く、小上がり和室を作った場合のメリット、デメリット。そして、費用はいくら必要になるのか?
この部分を解説しました。
小上がり和室がリビングあると、細かい物を片付ける収納にもなるし、腰掛ける、椅子代わりもなるスペースに。しかし、バリアフリーにはならない。メリット、デメリットがあります。
僕は、子上がりにして良かったな。って思ってます。
あなたの参考になったら嬉しいです。