敷地のギリギリで家を建てたいけど・・・大丈夫!?
こんにちは。
今年の夏は暑いですよね~。
昨日の午前中は嫁さんと現場へ。
基礎に設置するアンカーの位置出し作業なんですが・・・過酷でした・・・汗
手伝ってくれる嫁さんにも感謝です。
さらに黒くなった タカシマ です。
今回は「敷地のギリギリまで家を寄せる事は可能なのか??」について。
建築するエリア的には可能な地域もありますが、一般的にはNGです。
あなたも逆の立場で考えてみましょう。
敷地のギリギリまで家が建ったら・・・ちょっとアレですよね。汗
建物の配置は民法で定められていまして。
基本的には境界から50センチ以上は離さなければいけない。と定められています。
なので、50センチ以上は離すようにしましょう。
僕の暮らす石川県では、約1mほど境界から離すことが多いんですね。
この基準的な数値は各エリアでも違うと思うので。
気になる方は建築会社に確認してみましょうね!!
敷地のギリギリで家を建てたいけど・・・大丈夫!?
なるほど!!
50センチまでは寄せれるのか!!
って、ことでギリギリまで配置する事も可能です。
しかし、デメリットもあります。
それが、外部に配置するモノに制限を受けること。
エアコンの室外機、エコキュートが代表的ですよね。
一般的なエコキュートを設置する為には、約80センチ~90センチはスペースが欲しいとこ。
ええ・・・
じゃ~、無理やん。
これが理屈なアイテムがありまして。
薄型のエコキュートがあり、コチラは約43センチほど。
50センチでギリギリ設置できるんですね。
ただ、薄型エコキュートは普及率も少ないので、コスト的には少し割高になるケースも。
ここは事前に確認しておきましょうね!!
近隣トラブルにならないように
お隣さんに距離が近くなれば、色々なトラブルになる場合も。
ここも事前に気をつけて欲しいポイント。
代表的なのが、音、雪、の問題です。
石川県は冬になると雪が降ります。
屋根には傾斜がついてるので、屋根から地面に雪が落ちるようになってるのが住宅です。
この屋根から落ちる雪がお隣さんの敷地へ・・・
これが原因となりトラブルになる場合も。
実際に注意された事がありまして。
屋根から雪が落ちない部材を設置した過去も。
その時の境界からの寸法は確か60センチだったような。汗
雪の問題を解決する為には、屋根の向きは気をつけてくださいね!!
屋根の向きで「雪の問題」は解決できますので。
音の問題
建物は境界から50センチは離れてるんですが・・・
エアコンの室外機は境界ギリギリに。
エアコンの室外機なんですが、大きな容量のエアコンになると、なかなかの音が出ます。
お隣さんにしたら、室外機の音が気になる可能性も。
音に関しては具体的な規制もないので、解決するのが難しい問題です。
エアコンの室外機の音を解決する為には、室外機を移動するしかありません。汗
移動するにも「工事費」が必要になりますし。
お隣さんがいない場所は前面道路面しかありません。
ここに室外機がくれば、外観も微妙になりますので。
ギリギリを攻める場合には、エアコンの室外機の位置も確認しておきましょうね!!
最後に
今回は「敷地のギリギリに建物を配置した場合」について紹介しました。
敷地にゆとりが無い場合には、1mは確保できないケースも多くあります。
そんな時には、雪の問題、エコキュート、室外機、などの敷地まわりに配置するモノ。
ここも一緒に考えながら間取りを考えてみて下さいね!!
良かったら参考にして下さい。