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家の購入後、手元に残すお金はいくら必要?貯金を残す理由とは?

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石川県小松市にある新築・リフォーム工事を手掛ける小さな工務店の代表です。住宅のプロなのに家づくりで失敗した経験を持つ僕だからお客様には失敗して欲しくない。自分の失敗した経験から少しでも家づくりを簡単に、そして楽しく体験出来るような情報を発信しています。
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こんにちは。
石川県小松市 赤シャツアドバイザー
タカシマ です。

 

家を購入する時には、自己資金や頭金を使って
住宅ローンを借りる額を少なくする方法があります。

 

でも、どれだけ頭金に使っていいのか?
手元に貯金をどれだけ残せばいいのか?
不安になる事はありませんか?

 

最低でも6ヵ月分の生活予備費を貯金で残しておく。
ここが基準になります。

 

家を購入する前よりも、家を購入した後の生活の方が
長くおくります。
その期間には何があるか!?
誰にも解りません。でも、何かあっても対応できるように
しておく必要があります。
その為に貯金は必要不可欠です。

・頭金と貯金のバランス

・貯金が必要になるリスク

・低金利を上手に利用する

このような内容の記事になります。
これから家づくりを始める方には参考になる内容です。

家の購入後、手元に残すお金はいくら必要?貯金を残す理由とは?

頭金と多く準備すると、住宅ローンの借入額が減ります。
住宅ローンの借入額が減ると、利息を支払う金額が減るので
得をします。

 

住宅ローンを多く借りるより得するけど、家庭の貯金は
乏しくなります。

 

どちらがいいのでしょう?

 

答えは、借入額と貯金のバランス。
ここが大事だと思います。
なぜ、バランスが大事なのか?
解説していきます。

 

頭金について詳しく解説したブログです。
よかったら一緒に読んでみて下さい。

 

頭金との借入額のバランス

例えば、2500万円の家を購入しました。
あなたの貯金は500万円です。

 

この先に何があるか解らないから・・・
2500万円は全て住宅ローンを借りて支払おう。
35年固定 金利1.5% 固定金利

 

月々¥76.546円
35年後の総支払額は約3200万円です。
でも、貯金は500万円残っています。

 

いやいや!
借入額は少しでも減らしたい!
貯金の500万円を全て使って、借入額を2000万に!

 

月々¥61.236円
35年後の総支払額は約2570万円です。
でも、貯金はありません。

 

損得だけで計算すると、自己資金を500万円使うと
約130万円の利息軽減を受けれるので得します。

 

でも、貯金が無いのは心配です。
住宅ローンを支払いながら、貯金を500万円貯めるのは
大変です。汗

 

その間には、ママが妊娠して働けなくなったり。
パパの仕事が不景気になったり。
何があるか解りません。汗

 

そんな将来のリスクに対応できるように。
貯金を残しておくコトは大切です。

家を購入した後には、どのようなリスクがあるのか?
少し考えてみたいと思います。

 

家の購入後にお金が必要になるリスク

人生は何があるか解りません。
思い返せば「リーマンショック」がありました。
覚えていますか??

 

この先はどうなるんだろう・・・
そんな不安を凄く感じました。
鉄工所で働く友達は週休3日、4日はあたりまえ。
建築業も家の着工数が激減しました。

 

そうなると収入も減ります。
もう、昔のコトですが将来は誰にも解りません。
もしも!!の時の為に備えは大切です。

 

将来的にお金が必要になる。
代表的な事例を紹介します。

 

病気への備え

健康で人生を送れるのか?
これは誰にも解りません。

 

でも、30代で家を購入した僕ですが・・・
40歳を前にすると、体が弱ってるというか。ガタがきてる
これは、自分で感じます。

 

30代は全く問題の無かった健康診断。
40代になると、ポリープやら、コレステロールやら。
色々と指摘を受ける部分が増えました。汗
健康への意識も高まったのも事実です。

 

もしも、病気になった時・・・!?
30代の僕は、あまり考えませんでした。
しかし、働けなくなったら・・・そう考えると恐怖でしか
ありません。

 

その為の備えとして、保険の見直しや貯金の確保。
を家を購入する前に検討する事をオススメします。

 

子供の教育資金

子供の教育資金もお金が必要になります。
子供1人が公立で大学を卒業するまでに必要なお金。

子供1人あたり1000万円とも言われてます。

 

大学が私立や、県外に行った場合は更にお金が必要です。
しかし、一番お金が必要な大学までは時間の猶予があります。
家を購入する30代だと、子供も小さい事が多い。

 

子供が大学へ行くまでに貯金を頑張る時間があります。
でも、子供が小さな時にもお金がかかります。

 

それは、習い事。

 

僕の子供はサッカーを習ってます。
本当は、水泳や英語も習わせてあげたいのですが・・・
結構なお金になりまして。汗
なかなか難しいのが現状です。

 

この辺も考慮して貯金と住宅ローンのバランスを
考慮する必要があります。

 

ママが仕事をやめる

僕たちパパは仕事を頑張るのは当たりまえ。
家族を守る必要があります。

 

でも、女性の働き方はバラバラです。
正社員、パート、専業主婦。
色々な選択肢があります。
正解はありません。
あなたが望む生き方が正解だと思います。

 

でも、注意して欲しいコトが1つ。
家を購入する時にママが正社員でした。
その時は夫婦2人。

子供ができると生活が激変しました。
子育てとフルタイムは激務です。
ママは正社員からパートに仕事を変えます。
当然ですが、ママの収入は減ります。

 

ここで大事なのは、正社員の給料をベースに住宅ローンを
計算していると、生活が苦しくなります。
将来的には、どのような働き方を望んでいるのか?
どんな生活を望んでいるのか?
家を購入する前に夫婦で話し合っておく事は大事です。

 

家の購入後、手元に残すお金はいくら必要?

家の購入後の人生を考えると不安はあります。
でも、楽しい事も沢山あります。

 

子供が家で楽しそうに遊んでる。
子育てが楽になった。
収納に困らない。
友達家族を呼んでBBQ。

 

家を購入する事で、沢山の夢が叶います。
ここで大事な要因は「余裕」です。
余裕があるから楽しめます。

 

まずは、お金の余裕について解説します。

 

手元に残すお金は生活水準の6ヵ月

手元に残すお金は多いに越した事はありません。
それだと自己資金を全く使えません。汗

 

基準は生活に必要なお金の6ヵ月分。
30万円の場合。
30万円×6ヵ月=180万円
約200万円は手元に残しておく。

 

家族によって水準は違います。
一概には言えませんが、安心できる目安として
参考にして下さい。

 

低金利を上手に利用する

現在の住宅ローンは超低金利時代です。
うまく低金利を利用する方法もアリだと思います。

 

例えば、2500万円の家を購入します。
家族の貯金は500万円。
500万円の貯金を使って、2000万円を借入する
方法もアリです。

 

しかし、先ほども計算したように。
借入額が2500万円と2000万円。
軽減利息の差額は約130万円です。

 

逆に、貯金は使わないで2500万円を借ります。
10年間は「住宅ローン控除」があり所得税や住民税が
還付される制度があります。

 

住宅ローン控除を利用しながら、貯金も増やしていく。
そして、住宅ローン控除が終わる10年後に繰上げ返済を
する事で返済額を抑える事ができまし、利息軽減を受ける
事も可能です。

 

最初から決まった道を選ぶよりも、選択肢に多い道を選ぶ。
そうする事で何か予想外な事が起こった場合にも対応する
ことができます。

 

最後に

今回は、家の購入後に手元に残すお金について。
家族によって水準は違うと思います。

 

お金は多く残した方が安心です。
でも、大事なコトは選択肢が多い。
ここだと思います。

 

家を購入した後だと、選べる事は少ないです。
でも、家の購入前だと沢山の道があり、選べます。
家族が安心して過ごせるように。
選択肢の多い人生が、あなたの人生を守ってくれると
思います。

 

どんな選択肢があるのか?
この先の人生はどうなるのか?

 

実際に数字として見る事が可能です。
ライフシュミレーションといいます。
詳しくはリンクを貼っておきますので、興味があれば
参考にして下さい。

 

 

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