狭小地に家を建てる時に間取りで気をつけて欲しい3つの事
こんにちは。
石川県小松市 赤シャツアドバイザー
タカシマ です。
お客様との打合せで質問を頂いた「狭小地」について。
僕が家づくりのお手伝いをする南加賀でも狭小地の土地はあります。田舎なんですけどね・・・。狭小地での家づくり計画は難しい事も多く、ウッカリしてるとミスをする事が多くあります。
狭小地の方には気をつけて欲しいポイントを3つピックアップしました。
土地の間口が狭い。土地が狭い。このような方には参考になる内容です。
・エアコンの室外機や設置位置
・足場を設置するスペースは!?
このような内容の記事になります。
これから家づくりを始める方には参考になる内容です。
狭小地に家を建てる時に間取りで気をつけて欲しい3つの事
土地の間口が狭い。土地の面積があまり広くない・・・。このような敷地での家づくりは注意が必要です。
間口が広い。土地の面積が広い。このような土地に比べて、どうしても間取りの制限をうけます。さらに、施工中にも色々な問題が出てくる可能性が高い土地でもあります。
建築会社などプロに状況を見て貰うのが一番だけど、まだ建てるか解らないし・・・。そこまでは・・・。って気兼ねしますよね。
そんな時に自分で判断できるポイント。建築を始める前に注意して欲しいポイントを3つ紹介します。
・隣地からの距離
・エアコンの設置位置
・足場の施工スペース
まずは、この3つをチェックする事をオススメします。
狭小地って何!?
狭い土地の事を指します。狭小地は主に「面積が小さい」「間口が狭い」といった土地。
売買価格は相場よりも安く購入する事ができますが、車社会の石川県では駐車スペースの確保が難しい土地です。
このような土地を狭小地といいます。
隣地境界からの距離
今回は狭小地に家を建てる時に気をつけて欲しい事。
「隣地境界からの距離」
まずは境界とは??
土地と土地の境目の部分の事をいいます。
自分の土地と他人の土地の境目。その部分には解りやすいようにピンや杭が設置されています。
このピンや杭が境界と言われます。
家を建てる時は自分の敷地だからと言ってどこでも好きな位置に建てれる訳じゃありません。
南面をメッチャ広くしたいし、ギリギリまで北に建物を寄せて建てよう。って事は基本的にNG。
お隣の境界からは50㎝は最低限離す必要があります。
これは「民法」で決められています。
僕の住む小松市だと、駅前の地域は家と家がくっついてる建物が多くあります。
「長屋」みたいなイメージ。
昔の名残が多く残ってるんだけど、昔はお互い様だったんですね。
古き良き時代。
今では考えられませんよね。
エアコンの室外機の位置の確認
敷地が狭い場合に困る部分が「エアコン室外機の設置位置」
境界から50㎝の距離しか離れてない場合。
結構悩みます。汗
あっ!もう1つ!エコキュートの設置位置も同じです。
特にお湯を貯めるタンクは一般的なタイプの設置は難しいので。スリムタイプを設置する必要があります。
ここしか設置できない。そんな部分にエコキュートを設置すると・・・。
お風呂までの距離が遠くなりお湯が出る効率が悪くなる可能性もあります。
これだと本末転倒なので、できるだけお湯が必要な位置までは短い距離で設置したいですね。
この辺も注意して欲しい。
シャワーをひねっても全然お湯でない・・・汗夏はいいけど、冬は本当にキツイですしね。
足場の設置が大変。
家をグルッと囲ってある銀色の部材が足場。
お隣さんとの距離が近いと、お隣さんの敷地へ干渉する場合もあります。
工事前にはお隣さんに了承は必ず貰いたいですよね。
マイホームが完成してからが本当のスタート。新しい生活が始まります。
やっぱりお隣さんとは仲良くしたいですよね。
工事中に嫌な思いをお隣さんがしてると、近隣の関係にも影響する可能性があります。
家族が幸せに暮らす為には一番気をつけたい部分。
あとは、上棟時にも材料の置く場所が無かったり、外壁工事は職人さんの入る隙間が少なかったり。
なにかと手間がかかる場合が多く・・・。
手間がかかればコストも上昇します。近隣や前面道路も含めてプロに見て貰うのが一番!!
えーーー!!こんなにコストアップするの!?って、ならないように事前に確認するようにしましょう!
色々と確認する事は多いけどね。
家が建たない訳ではありません。
最後に
狭小地でマイホームを建築する時に問題になりやすい部分を
主に3つ紹介しました。
僕の失敗経験でもあります。汗
足場を建てるのにお隣に干渉して、お願いに行ったり。
エコキュートがキツキツだったり。汗
色んな失敗をしながら成長してきました。
狭小地では失敗する事が多かったのも事実。
お恥ずかしい。
でも、それぐらい難しいし、配慮する事も多いです。
全部を確認するのは難しいから、まずはこの3つを確認してみて下さい。