よく聞くけど耐震等級って何??
地震に耐えるレベルを数値化したもの。
こんにちは。
石川県小松市 (有)サワダ で家づくりアドバイザーを担当している パックン こと 高嶋 です。
いや〜、降りましたね。
雪が。
建築をしている僕にとっては厄介だけど、子供にとっては最高ですよね。
うちの はるぽんもこんな感じでした。
なかなか決まってますよね。
雪も悪いもんじゃ無いよな〜。なんて思った日曜日でした。
今日は耐震等級の話。
最近、よく耐震等級って聞きませんか??
東日本大震災で大きくクローズアップされた耐震。
どのくらいの地震まで耐える事が出来るのか?
これを数値化したのが耐震等級。
1〜3の三段階にランクわけされてます。
耐震等級1
震度5強の地震では損傷せず、震度6強から7の地震では倒壊しない。
建築基準法で耐震等級1が義務つけられている。
震度6強から7程度という東日本大震災、阪神淡路大震災の揺れに相当します。
耐震等級2
等級1で想定する地震の1.25倍に耐えれる。
病院や学校等の耐震性能。
耐震等級3
等級1で想定する1.5倍に耐えられる。
消防署や警察署など防災の拠点となる建物の耐震性能。
耐震等級では阪神大震災の1.5倍の地震が来ても倒壊しないものが等級3。
長期優良住宅では耐震等級2相当が必要になります。
大きな地震がある度に見直される耐震基準
調べてみると昭和25年に建築基準法が制定されて、耐震基準も設けられました。
しかし、その基準は弱く、大きな地震がくる度に見直されてきました。
現在では昭和56年に制定された新耐震基準に適合した家であれば十分な耐震性があると言われています。
阪神大震災や東日本大震災では多くの家が失われました。
その調査の結果、倒壊した住宅には3つの特徴があったそうです。
- 現在の耐震基準を満たしていない。
- 手抜き工事
- 地盤の崩壊
この結果で現在の耐震基準で十分だと証明されたわけです。
最後に
最近は住宅の省エネ化が加速してます。
省エネは凄く大切な事。
住んだ後の家計を助けてくれるのも省エネがあるから。
でも、耐震の同じぐらい大切。
耐震は家族の命を守るから。
大事な事ですよね!
良かったら参考にして下さいね。