平屋は2階建に比べて高くなるの?費用を比較してみました
朝起きて「う~ん!!」って伸びますよね?
僕も伸びるんですが、左肩が90°にならなく・・・なりました・・・。
これが噂の40肩ってやつ!?
「40歳を超えるとガタっとくるよ!!」
「本当かいね」って思ってたけど、ちゃんとくるんですね。笑
方が真っ直ぐに上がらないタカシマです。
そんな僕の肩の話はどうでもよくて・・・。
今回は「平屋」について紹介します。
僕も憧れるけど、お客様も憧れるし、今や理想の住まいとも言われてます。
老後を考えても住みやすいしね。
そんな「平屋」だけど、まずは「高いんじゃないの?」
ここから始まる事が多いんですね。
実際に質問も受けます。
「平屋を考えてるんですけど・・・高いですよね??」
実は、そこまで変わらないんです。
コストアップする部分もあれば、コストダウンする部分もあるから。
今回は平屋と2階建ての価格を比較してみます。
・平屋だからコストダウンできる部分
・金額を比較してみる
このような内容です。
これから家づくりを始める方や、平屋を検討している方は参考になる内容です。
平屋は2階建に比べて高くなるの?費用を比較してみました
平屋を建てたいな〜。って思った気に、一番最初に訪れるハードルがあります。
それはが・・・「2階建てに比べて高い・・・」
大きな壁となるコスト問題ですよね。
でも、高いと言っても・・・
100万円高いのか?
300万円高いのか?
なかなか解りにくいのが現実です。
だいたいの目安が解ると平屋にしようか?二階建てにしようか?選びやすいと思うので。費用を比較しようと思います。
まずは、どこがコストアップにつながってるのか?
基礎や屋根面積が大きくなる。
平屋の場合には1階しかありません。
平屋だし当たり前だけど。汗
二階建ての30坪の家。
平屋の30坪の家。
同じ30坪の家でも基礎と屋根の面積が倍になります。
図のようなイメージ。
同じ30坪の家でも、平屋の方が基礎を施行する面積が大きくなります。
まずは、基礎の金額が高くなります。
基礎に続いてコストアップになる部分。
それは屋根。
同じように屋根を施行する面積も2階建てに比べて大きくなります。
その分、瓦や屋根をつくる木材などの材料が多く必要になります。
多くなる材料費がコストアップになるんですね。
この「基礎」や「屋根」の面積が大きくなる部分が平屋を割高にする原因です。
間取りも注意が必要です。
そして、もう1つ。
間取りの面でも廊下が大きくなりやすい。
1階が大きくなると部屋と部屋を移動する廊下の面積も必要になります。
その分、間取りが大きくなりやすい。
そんな特徴も平屋にはあります。
坪数が増えた分だけ金額もコストアップします。
新築は家の大きさが特に見積りに影響します。
家が大きくなると単純に高くなるので注意してくださいね。
大きく考えてみると、この2つの原因が金額アップにつながります。
コストダウンできる部分はあるの?
えっ!?コストダウンなんてあるの??
って、思いますよね。
僕も結構必死で考えました。(笑)
平屋にする事で必要なくなる物。
それは、階段と2階のトイレ。
ここは削減出来る部分。
金額で考えると約50~60万円は違うんじゃないかな!?
さらに2階のホール部分も必要ありません。
2階のホールが2坪削減できたとします。
仮に坪単価50万円だったら、約100万円のコストカットになります。
階段の部材、2階のトイレ部材、さらに階段ホールまで含めると結構なコストカットを実現できます。
平屋にする事で全てがコストアップする訳じゃありません。
コストダウンできる部分もあるんですよね。
金額を比較してみる。
仮に30坪の2階建て、平屋の30坪を比較してみます。
(建築会社によって金額は違う可能性もあります)
30坪の2階建て ¥1600万円
30坪の平屋 ¥1700万円
約100万円〜150万円ほど平屋の方は高くなるイメージかな。
でも、同じ坪数で平屋を建てないですよね?
だって、2階ホールも必要ないし、階段スペースも必要ないし、2階のトイレスペースも必要ない。
結果的に、家の坪数が小さくなる。
30坪の2階建て ¥1600万円
27坪の平屋 ¥1580万円
このようになるかも!?しれません。
一概に平屋が高い!!って事はないんですよね。
家が大きくなればなるほど、差額の割合も大きくなります。
でも、そこまでビックリする差額にはならないと思うので。
ひとつの目安として参考にして下さいね。
最後に
金額で換算出来る事と、出来ない事があります。
将来的に2階を全然使わないで遊ばせるのも勿体ないし。
リフォームして減築で1階に寝室を持ってくる事も可能だけどお金が必要です。
最初に平屋にしておけば良かったーーーーー!!
そんな事にならないように。
家は建てて終わりじゃないですよね。
完成後に暮らす時間が圧倒的に長い訳です。
その暮らしを充実させて楽しく過ごして欲しい。
将来的なライフスタイルも考えて決断出来るといいですよね。
良かったら参考にして下さいね。