新築を建てる時に愛猫とも仲良く暮らせる対策を考えよう!
こんにちは。
石川県小松市 赤シャツアドバイザー タカシマ です。
今日はペットの中でも「猫」を飼ってる方に参考にして欲しい家づくり。
猫を飼っている方は床の選び方の視点が少し違います。
うちにも猫が居ます。
じ〜っとしている時もあれば、チャカチャカ走る時もあるし。
人間とは全然違いますもんね。
犬ほどではありませんが、猫でも滑るし怪我の原因にもなります。
そして、猫は毛玉がつまり吐く事もあります。
猫に優しい床の選び方、爪とぎに有効な対策などをご紹介していきます。
猫と暮らす対策・滑りにくい床を選ぶ。
僕の家のお猫様です。
名前は「ちょび」オスでもう7歳になるのかな?
こんな感じでまったり居る事もあるんだけど、チャカチャカする時も当然あります。
年齢も年齢なんで・・・チャカチャカする事も減ってきました。汗
うちの床は無垢を使ってるんですが、それでも滑るみたいです。
全速力で走って曲がる時にはドリフトしてます。汗
僕は経験した事が無いんですが、猫が滑って転んで脱臼した。
体を痛めた。なんて話も聞きます。
僕のお客様の猫は、二階の階段で滑って落ちて骨折した事も。汗
滑るって猫にとっては危険なんですよね。
基本的には滑りくにい床を選ぶって事が選ぶ基準になります。
猫に優しい床・クッションフロアー
フローリングは傷がつかない。ワックスが必要ない。そのような床が一般的です。
フローリングは表面がコーディングされているので傷や汚れに強い反面、猫にとっては滑りやすい。
猫にとって優しい床と言われてる「クッションフロアー」をご紹介
クッションフロアーはフローリングに比べて柔らかいので、猫の足腰にも優しい素材。
元気な若い猫だと問題ないけど、うちのように歳を重ねた猫は足腰も弱ってくるので。
そして、嘔吐なども簡単に拭き取る事ができるオススメの床です。
猫がよく遊ぶスペースや、ゲージまわりに使ってみるもの1つですね。
無垢材のオイル仕上げ
無垢材の表面をクリアー塗装では無く、自然なオイル仕上げや、自然塗料を使った床材もオススメです。
無垢材は人間にも優しい素材です。
フローリングよりも無垢材の方が滑る事は少なくなります。
無垢材を選ぶ時には、表面の塗装が大事なのでしっかりと選びましょう。
掃除の事を考慮する
猫はメッチャ毛が抜けます。
抜けない猫もいるのかな??
掃除機をかける回数もペットが居ると自然と多くなります。
いたずらしてる訳じゃ無いけど、水をこぼしたり、色々と粗相があります。
こればっかりは仕方ないよね。汗
それで怒るのも可哀そうだし。
滑りにくい要素も重要だけど、掃除が楽な素材が選ぶポイントになります。
滑りにくい。そして、掃除が楽。
この2つにポイントを絞って床を選びたいですね。
猫と暮らす対策・爪とぎを考える
猫と暮らす時には床の選び方も大事ですが、もう1つ大事な部分。
「爪とぎ」
爪とぎ対策で猫を怒らない。
猫と飼い主、お互いが快適に過ごす為にも大事ですよね。
僕は、家を建てる前は猫と一緒に家族でアパートに住んでました。
家を建てて退去する時に、和室の襖が爪とぎの餌食となってました。
見た瞬間は目の前が真っ暗に。汗
懐かしい思い出です。
でも、新築で爪とぎを自由にしていいよ〜。
って、訳にはいきません。
やっぱり傷だらけになるとショックですし。
爪とぎの工夫は考えておきましょう。
ゲージを工夫する
僕はゲージを大工さんに作って貰いました。
あまり固くない木材の杉を使います。
猫が自由に爪をとげるように。
最初は上手くいくか?不安でしたが・・・
今では爪とぎをゲージの中でしかやりません。
3年も経過すると杉板の厚みも薄くなってきたので、そろそろ杉を足してあげる時期。
木材の良い部分は、後からでも簡単に加工できる部分。
高い場所に棚を設置する事も出来るし、爪とぎで板が薄くなれば足す事もできます。
僕は階段下のスペースを利用して作成しました。
かなり大きいゲージも作る事ができます。
狭いと猫もかわいそうだしね。
思い切って大きいゲージをつくる方法もアリですね。
市販の爪とぎボードを使用する
どこで「爪とぎ」をするのか?
これは猫にしか解りません。汗
予想外の場所で爪とぎした場合は市販の「爪とぎボード」なので対応する事ができます。
簡単に壁に取り付ける事が出来るので、オススメの1品です。
爪とぎしても傷がつきにくい壁材を使う
一般の壁材では爪とぎでボロボロになります。
特殊な強化シートを使った壁材を使う事で、爪とぎの傷から家を守る事ができます。
あまり高い部分で爪とぎはしないので、床から90〜1m程に設置します。
さらに、その上に市販の爪とぎ商品を使うと良いですよね。
ドアにも工夫しよう
猫も家の中を自由に行き来が出来るとストレスフリーです。
たまに、どこに居るのか解らなくなったり。
猫に気づかないでドアを閉めてしまって、、、閉じ込める感じになる事もあります。汗
そんな時に役に立つ商品。
くぐり戸がついているドア。
ドアを閉めていても自由に遊びにいけます。
寒い中、ドアを開けっ放しにしておいたり。
猫はドアだと自分で開ける事もできるので、その度に閉めに行ったり。
このようなストレスから解放してくれるドアです。
建具を選ぶ時には検討しては?
最後に
新築後にドアを変えたり、爪とぎ部材を設置する事はできます。
しかし、床材は簡単に変える事はできません。
まずは、猫と住む家族の為に大事な床をしっかり選びます。
次に、爪とぎの事を考慮して部材を決めると、猫にも家族にも住みやすい家になると思います。
やっぱり怒るのは人間も猫も嫌だしね。
出来れば怒る事が少なくなる。そんな家になると幸せですよね。
良かったら参考にして下さい。