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住まいのメンテナンス。壁紙がひび割れる原因と対処方法を紹介します

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石川県小松市にある新築・リフォーム工事を手掛ける小さな工務店の代表です。住宅のプロなのに家づくりで失敗した経験を持つ僕だからお客様には失敗して欲しくない。自分の失敗した経験から少しでも家づくりを簡単に、そして楽しく体験出来るような情報を発信しています。
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こんにちは。
石川県小松市 赤シャツアドバイザー
タカシマ です。

新築時には綺麗な仕上がりの壁や天井。一般的にはクロスで仕上げます。でも、1年ぐらい経過すると、ほぼ100%でクロスや珪藻土にひび割れが発生します。
最初に壁紙のひび割れを見ると心配になるし、家がどうにかなるんじゃ!?って思う方もいます。安心して下さいね。ひび割れが出たから家が壊れる訳じゃありませんから。

住宅を建てる工法や、素材によって、ひび割れの発生率は変わってきます。僕たちサワダのように、構造材に無垢材を使う場合は壁紙のひび割れは抑える事ができません。そのひび割れにはメンテナンスで対応しています。

このように壁紙がひび割れを起こすには原因があります。

今回は壁紙がひび割れを起こす原因。そして、対処法を紹介します。

・壁紙がひび割れを起こす原因

・ひび割れの対処法

・メンテナンスを依頼するタイミング

このような内容の記事になります。

これから家づくりを検討する方には参考になる内容です。

 

住まいのメンテナンス。壁紙がひび割れる原因と対処方法を紹介します

家が完成して終わりじゃありません。その後もオーナー様とのお付き合いは続きます。

完成後のメンテナンスも大事な仕事。引渡し後1年目のメンテナンス依頼はほぼ壁紙のひび割れ。壁紙のスキ。この2つが主なメンテナンスです。

 

サワダの場合は、柱や梁。構造材には無垢材を使います。柱、土台にはヒノキを使い、梁には米松。基本的に集成材は使わない、無垢材にこだわって家づくりをしています。

しかし、デメリットもあります。無垢材は生きてて呼吸してる材料なので、気温や湿度の影響で木が動きます。壁の中で無垢材が伸縮すると表面に施工してある仕上材。クロスや珪藻土がピリっと割れるんですよね。

これが、壁紙のひび割れを起こす一番の原因になります。

 

完成後も無垢材は動いてる。

新築が完成し、家に住み始めると「ビシ!!」とか「バシ!!」とか結構大きな音が聞こえる時があります。ビックリしてオーナー様から電話がかかってくる事も。音の原因は木が動いてる。木の表面が乾燥で割れる。無垢材による自然現象が原因です。

大きな音でビックリするけど全然大丈夫です。

構造材には乾燥材を使って施工しています。構造材に水分が多く含まれていると、完成後に構造材が乾燥し伸縮が大きくなります。昔は水分の多く含まれた構造材を使っていたけど、現在では乾燥材を使います。乾燥剤を使っても構造材は完成後も乾いていくんですね。

完成時にはピタっと来てた部分も時が経つと、これだけ隙間が出来るんすよね。これはカウンター材の伸縮が原因です。

乾燥が原因で、このような隙間で出ます。この部分も完成時はピターーーー!!っときてました。

クロスのひび割れ、そして、クロスのスキ。構造材の伸縮、カウンターの伸縮によって起こります。

クロスや珪藻土がひび割れ起こりにくいように、工夫して施工をしています。しかし・・・完璧には止まらないのが現状です。汗
いやー、こうなると嫌だな・・・。って思う方は、構造材に自然素材を使わない。または、家を建てる工法にこだわると良いと思います。

 

壁紙のひび割れ、壁紙のスキの対策の方法

対処方法は1つ。家づくりを依頼した業者さんにメンテナンスを依頼する方法が1番。

ここで注意して欲しい事があります。それは、結構な確率で発生する壁紙のひび割れ。メンテナンスを依頼すると有料なのか?無料なのか?この部分が契約する時に確認しとおきたい部分。

ちなみにサワダでは、壁紙のひび割れ、壁紙のスキ、このメンテナンスは無料で対応しています。

 

壁紙のひび割れを見つけるとビックリして業者さんにメンテナンスを依頼したくなります。でも、そこをグッと我慢して欲しタイミングもあります。

家には最低でも春夏秋冬を体験させて下さい。

1年を通して湿気の多い季節もあれば、乾燥してる季節もあります。新築時1年目には構造材が最も動きやす季節。

無垢材を使った付け梁。ヒノキを使ったんですが、木の伸縮による隙間ができてます。クロス部分にも隙間が発生。これは、新築後1年は経過していませんでした。(付け梁を施工する時には、木の伸縮の説明はしています。これも無垢材の特徴ですしね。)

完成後3ヶ月でメンテナンスしても、すぐに同じ状況になる可能性が高いんです。またメンテナンスも家族にとって時間も取られるし手間ですよね。汗

 

メンテナンスの依頼時期は1年が理想です

このような理由から、完成後1年を経過してから壁紙のひび割れや、隙間のメンテナンス依頼がオススメです。

サワダでは、壁紙のひび割れ、隙間のメンテナンスは完成後1回は無料で対応しています。

建物は完成後の月日が経過した方が、構造材の動きも落ち着きます。2年目や、3年目での依頼もあります。できれは、月日は長くおいた方がシッカリと直せると思います。

メンテナンスは1年目って期限が無ければ、伸縮も落ち着いた時期がオススメです。

 

最後に

今回は、新築後のメンテナンスで最も多い、壁紙のひび割れや、隙間について紹介しました。

最初はひび割れや、隙間をみてビックリすると思うけど、家が壊れる訳じゃありません。無垢材は生きてます。こうやって製品になっても伸縮します。これも無垢の特徴です。

事前に知っておけば焦らず対処できるので。

構造材に無垢材を使う方は参考にして下さいね。

 

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