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奨学金を返済中でも住宅ローンは問題なく利用できます。

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石川県小松市にある新築・リフォーム工事を手掛ける小さな工務店の代表です。住宅のプロなのに家づくりで失敗した経験を持つ僕だからお客様には失敗して欲しくない。自分の失敗した経験から少しでも家づくりを簡単に、そして楽しく体験出来るような情報を発信しています。
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こんにちは。

昨日の夜は2回目の赤イカ釣りへ。

その様子は次回のブログで紹介しますね!!

今シーズンは梅雨の影響もあって、全然いけなかったな・・・。

9月からのアオリイカも楽しみな タカシマ です。

 

今回は奨学金を返済中だけど、住宅ローンを利用できるのか?

それは、問題なく利用できます。

ただ、奨学金も他のローンと同じようにみなされ、何もローンが無い方と、他にもローンがある方では、審査されるポイントも違います。

奨学金を返済しながら、住宅ローンを借りる時に注意して欲しい事や、住宅ローンの審査を出す前に確認しておくポイントを解説しますね。

・奨学金とは?

・奨学金は他のローンと同じです

・奨学金を返済しながら、住宅ローンを利用する

このような内容の記事になります。奨学金を返済しながら住宅ローンの利用を検討している方に参考になる内容です。

 

奨学金を返済中でも住宅ローンは問題なく利用できます。

奨学金って、どれぐらい使われてるのか!?気になったので調べてみました。

日本学生支援機構(平成28年)によると、大学生の奨学金利用率は48.9%。約2人に1人が利用している状況です。僕も20代で家づくりを検討しているお客様の相談を受けると、奨学金の言葉を聞く事も。

奨学金を利用は、住宅ローンにどのような影響を与えるの!?

 

奨学金があっても審査は問題ありません

結論は、奨学金があっても住宅ローンは利用可能です。

金融機関が大事にする部分は、安定した収入があり、住宅ローンを返済できるか?ここを重視して審査します。

奨学金を返済しながらでも、安定した収入があり、住宅ローンを返済していけるなら問題なく、住宅ローンは利用する事が可能です。

 

奨学金はローンと同じ扱いです

は~。安心した。

でも、ここは注意して欲しい部分。奨学金は住宅ローンの審査対象では、「その他の借入」になります。もしも、延滞や滞納などがあると住宅ローンの審査には影響が出てきます。

奨学金を返済しながら、住宅ローンを利用する時に注意して欲しい部分を解説します。

 

滞納には注意が必要

奨学金以外のローンも同じですが、滞納には注意して下さい。金融機関は滞納は重く受け取る可能性が高い部分。その滞納履歴が消えるまでは、住宅ローンの審査が通過しない事もあります。

滞納が重要な理由。

それは、滞納がある方は金銭に関してルーズ。って、金融機関が判断します。他の借入でも滞納があるし、住宅ローンでも滞納する可能性が高い。と思われます。

滞納があると、大手企業でも、年収が高くても住宅ローンの審査が通らない可能性が高いので注意して下さいね!

 

心配な場合は信用情報が確認できます

え~~。自分はどうなんだろう・・・。滞納はしてないと思うけど、覚えてない・・・。なんかモヤモヤするな。汗

そんな方は自分の信用情報を確認する事ができます。

信用情報を確認する方法は、「CIC」「JCC」「KSC」といった信用情報を管理する機関に確認します。全部に問合せて調べるのが確実な方法ですが、3つもあると大変です。

個人的にオススメはCIC。

CICで個人情報を調べると、滞納の情報は確実に確認できると思います。

信用情報を調べる為には、個人情報になるので自分で問合せるしか方法がありません。個人情報が気になる方は調べてみる方法もアリですね。

 

奨学金を返済しながら住宅ローンを利用する

奨学金を返済しながら住宅ローンを利用する時に注意して欲しいポイントを2つ紹介します。

奨学金は他のローンと同じ取り扱いになります。奨学金が原因で借入額が減額されて、希望の家づくりが出来なかった・・・。土地から購入して新築の予定だったけど、中古住宅しか選べなかった・・・。

このようにならない為にも、住宅ローンを借りる前、家づくりの計画を始める前にはシッカリと準備しておく。

この準備は凄く大切ですよ!

 

返済負担率には注意が必要

住宅ローンには返済負担率という言葉があります。

年収に対して借入額をいくらまで可能なのか?を判断する基準です。一般的には年収の30%や35%以内になります。これは、金融機関によって基準が変動するので注意して下さいね。

仮に返済負担率が30%以内だとします。年収が400万円の場合。月々10万円の住宅ローンの返済。

月々10万円の年間返済額は120万円になります。120万円÷400万円=30% ほぼ、30%以内ピッタリになります。

 

仮に、奨学金が3万円を支払っているとします。

月々10万円の住宅ローン+奨学金3万円=13万円。年間返済額は156万円になります。

156万円÷400万円=39%

返済負担率の30%を超えていきます。これだと希望する住宅ローンを借りる事はできません。

奨学金を返済しながら、住宅ローンを借りる場合には月々の返済を10万円に抑える必要があります。10万円ー3万円(奨学金)=7万円

7万円が住宅ローンに使える金額です。10万円が7万円に引き下がると借入額も変動します。

 

月々10万円→約3500万円

月々7万円→約2500万円

 

約1000万円も差がでます。土地から探す方、大きな家が必要な方は1000万円も違うと計画が狂います。このような事が無いように事前に確認する事は大事なんですよね!

 

学金を完済してから住宅ローンを組む

僕は個人的に思うこと。

奨学金を完済してから、家づくりを検討する方法もアリだと思います。

どうしても早く家を建てる必要が方は別ですが、2、3年後に奨学金を完済できるなら家づくりは、その後でもいいのかな!?

商売っ気が無いですよね。汗

住宅ローンを返済しながら、奨学金を返済するのは大変です。理由は、賃貸と違い住宅は維持費も必要になります。月々の固定費も多くなるので、賃貸のようにはいきません。

 

家を建てた後の必要な固定費を詳しく解説した記事です。どれぐらい固定費が必要なのか?把握しておく事は大事ですよ。

 

個人的には月々の固定費を減らして住宅ローンを計画する方法がリスクも少なく安心ですし、余裕があると毎日の生活も違います。

個人的には奨学金は完済してから、家づくりを始める。こんな方法をオススメしたいと思います。

 

最後に

今回は奨学金を返済しながら、住宅ローンを利用するのは可能なのか?

答えは、可能です。

家づくりは可能です。でも、家は建てて終わりではありません。住宅ローンを返済しながらの生活があります。

やっぱり、月々の生活に余裕があると、楽だし娯楽にもお金を使えます。家を建てた後に、どのような生活をするのか!?ここは大事ですよね。

なので、奨学金を完済してから家づくりを始める方法もアリだと個人的には思います。

 

良かったら参考にして下さい。

 

 

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