【住宅ローン】全期間固定金利を選ぶ時の注意点を紹介します
こんにちは。
来週の週末に開催する家づくりセミナー。
「家づくりで絶対にやってはいけない10のコト」
の準備でバタバタしている タカシマ です。
僕も実際に聞いて目から鱗だったし、これから家づくりを始める方には情報をキチンと伝えたいしね。
やっぱり準備は大切ですし。
あっ!!セミナーの概要はコチラから。
http://sawada-home.com/event/9523/
今回は「住宅ローン」について。
住宅ローンの商品は大きく分けて2種類。
・変動金利
・固定金利
その中でも固定金利について紹介しますね。
固定金利とは!?
住宅ローンの返済が始まると同時に、35年間の返済額が決まり、35年間で支払うトータル金額も決まります。
金利も変わらない安心できる金融商品です。
しかし、金利が少しだけ高いんですね。
これから金利は上がっていくかな〜。って、思ってる方にはオススメの商品ですね。
そんな固定金利を選ぶ時の注意点を紹介しますね。
【住宅ローン】全期間固定金利を選ぶ時の注意点を紹介します
全期間固定は変動金利に比べると金利は高めです。
当たり前なんですが、金利は安ければ安いほど月々の返済額も下がるし、利息の返済も少なくなります。
なので、利息の低い商品を選びたくなるし、利息が安い商品の方がお得です。
でも、土地探しから始める方や、自己資金の準備が出来ない方。
多くの資金の調達が必要な方は「お得」だけで住宅ローンを選ぶのはオススメしません。
借入額が大きくなると、金利が変動した時の影響が大きく家計を直撃しますから。汗
基本的な考えとしては・・・。
借入額が高額な方ほど、金利が低い変動型の住宅ローンではなくて、少し金利が高いけど全期間固定金利を選ぶ。
その理由は、将来に少しでも超こる可能性がある金利上昇のリスクを回避する為です。
誰にも35年先なんて解らないですしね。
ただ、35年後も低金利が続いているか!?
あなたは、どう思いますか??
しかし、全期間固定金利には注意点もあります。
石川県では、全期間固定金利の種類は少ないので、選択肢は少ないのが現実です。汗
なかなか普及しませんよね。汗
全期間固定金利の注意点を3つ紹介しますね。
デメリット1・初期費用が高い
保証料って言葉はご存知ですか??
昔と違い保証人は必要なく、保証会社にお金を支払って保証して貰います。
もしも・・・。の時があれば、保証会社が銀行に弁済するシステムです。
少し前までは保証料が凄く高くて・・・。100万円を超える場合もありました。
しかし、現在は保証料は無料!!って、金融機関が多くなり、住宅ローンが使いやすくなってます。
昔に比べて大きく変わりましたね。
しかし、全期間固定の場合は無料ではありません。
銀行や商品によっても多少は違いますが・・・。1つの目安としては。
借入額の2%が必要です。
もしも、2000万円の借入だと40万円。2500万円だと50万円。
結構な金額が必要になります。汗
諸費用が高額になると、家や土地に使える予算が減ってしまいます。
なので、諸費用が高額になる事も事前に知っておく必要がありますよね。
デメリット2・銀行によって金利が大きく違う
これは、全期間固定金利だけじゃなく変動型も同じですよね。
どの銀行で借りても金利ってあんまり変わらんよね~。
って、お客様から聞く場合もありますが・・・。そんな事はありませんよ!
各金融機関とも特徴があるので。
最初に借りた金融機関から、他の金融機関への借換えは簡単なようで面倒です。汗
お金もかかりますし。
石川県で全期間固定を選べる金融機関は少ないです。
僕の知ってる限りでは、フラット35、労金のみ。だと思います。
労金の全期間固定だと1.8%です。
これに対してフラット35では、住宅支援機構が定める家の基準を満たせば、最初の10年間は1.05%の金利です。
同じ全期間固定でも金利は大きく違うので!!
安い金利で借りる方が返済額を抑えられるし、余裕のある生活を送れます。
この辺も注意が必要ですよね!
デメリット3・借りすぎ注意!!
一番怖いのは・・・これ!!
借りすぎてしまうこと。
フラット35は民間金融機関よりもローンが借りやすく、お金も多く貸してくれます。
なので、低金利だし・・・。思い切って借りちゃえ!!
って、簡単に身の丈以上のローンを組んじゃう場合も。
いくら低金利でも借金は借金ですしね。
一つの目安ですが、年収400万円の場合だと。
民間金融機関では、借入額は2200~2400万円ぐらいかな。
これがフラット35になると・・・。
3000万円を超える金額まで貸してくれます。
月々の返済は8万円を超えてきます。汗
本当に35年間も返済していけるでしょうか??
僕は厳しいと思いますし、オススメしません。
借りていい金額と、貸してくれる金額はイコールになりません。
ここも注意したいポイントですよね!
最後に
今回は全期間固定のデメリットを紹介しました。
どんな商品にもメリットがあれば、必ずデメリットがあります。
この2つを比較して選ぶ。
メリットだけで選ぶと後悔するので!
注意して下さいね。
良かったら参考にして下さい。