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新築で重要です!駐車スペースを使いやすくするポイント

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石川県小松市にある新築・リフォーム工事を手掛ける小さな工務店の代表です。住宅のプロなのに家づくりで失敗した経験を持つ僕だからお客様には失敗して欲しくない。自分の失敗した経験から少しでも家づくりを簡単に、そして楽しく体験出来るような情報を発信しています。
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今年の冬は暖冬だったけど、雪が降る石川県で人気のあるカーポート。

雨や雪の日でも便利なんだけど、特に便利だと感じる瞬間があります。

 

それは、寒い朝にフロントガラスが霜で凍ってない!!

 

朝からフロントガラスの暖房を全開にする事もないし、快適に出勤できるんですよね。

僕の自宅にもカーポートがあるんですが、バック駐車が面倒でカーポートを全く活用できてない・・・。タカシマ です。

宝の持ち腐れですよね。(笑)

あっ!!でも、嫁さんは活用できてるしOKかな。

 

僕が暮らす石川県のような田舎は車が必須です。

車が無いと何も出来ない地域なんですね。

車は1人1台が基本的な考え方になります。

 

そんな車が必須の地域では、家を建てる時に気をつけて欲しいポイント。

 

「車を停める駐車場スペースに必要な寸法とは?」

 

土地を買う時や、家を建てる前には「必ず車を何台駐車したいのか?」

将来的な事も含めて考えておく必要があります。

何にも考えていないと、、、

 

「車を停めてみたら・・・狭くて荷物を持ったらメッチャ降りにくい。」

「車が4台停まると思ってたけど・・・マジで!?3台しかとまらない・・・」

 

こんな事にならないように注意が必要です。

家づくりでは「間取り」や「内装」も大事だけど、外構計画も大事なんですね。

その中でも生活に直結する「車を停めるスペース」についてご紹介します。

 

・駐車スペースに必要な広さは?

・車の駐車方法の種類を紹介します

・目先だけじゃなく将来も視野にいれよう

このような内容の記事になります。

これから家づくりを始める方には参考になる内容です。

 

新築で重要です!駐車スペースを使いやすくするポイント

まずは、車1台を駐車するのに必要な広さを確認します。

車と一言でまとめても軽自動車から大型車まで幅広い種類があります。

まずは、車種による大きさを見ていきます。

 

・軽自動車  奥行 3.4×幅 1.5 m

・小型自動車 奥行 4.5×幅 1.7 m

・中型車   奥行 4.8×幅 1.7 m

・ワンボックス 奥行 4.8×幅 1.7 m

・大型車   奥行 5.1×幅 1.88 m

 

車種によって「奥行き」や「幅」が違う訳です。

この寸法を見ながら、車種によって駐車スペースに必要な寸法を確認しましょう。

 

→新築の外構工事の予算はどのくらい必要??

 

1台あたりの駐車スペースは!?

設計で考える普通車1台分の最低限必要な寸法は「横幅 2.5m× 奥行 5m」

この寸法が基本的な駐車スペースの広さになります。

 

必要最低限の寸法なので結構キツキツです。汗

なので少し余裕を考える必要があります。

 

僕がお客様に提案する駐車スペースは「横幅 3m× 奥行 6m」

これくらいのスペースがあれば大型車でも楽に駐車する事ができます。

例えば、プリウスを駐車する場合。

プリウスは車長454センチ 車幅176センチ

さっきの寸法を見ると幅は「車幅+90センチ 必要だから266センチ」

奥行きは「車幅+60センチ 必要だから 514センチ」

 

プリウスを駐車する場合には幅266センチ 奥行きは514センチ

を考慮して1台分の駐車スペースを考える必要があります。

 

ドアを開ける事も考える

駐車スペースで失敗しない為に「ドアを開ける空間」も頭に入れておく必要があります。

この空間を考えないと・・・

・ママの買い物の荷物がある場合

・子供が車に乗り入れする場合

乗り入れしにくい場合もあります。

 

車の乗り入れは毎日の事です。

ドアが開かない、ドアの開閉が狭いと本当に不便です。

しっかりとドアの寸法を考える事が大事になります。

 

車の停め方の種類を確認しよう

車の駐車方法は大きく分けて3種類あります。

「直角駐車」「並列駐車」「縦列駐車」

この3種類が代表的な駐車方法になります。

 

車を停める「希望の駐車方法」はあるのか?

これはメッチャ大事。

車の駐車方法によって、家の間取り計画が大きく変わります。

車の台数、そして、希望の駐車方法は設計士に伝えるようにしましょう!

 

直角駐車

 

一番よく見る駐車方法になります。

道路に対して直角に駐車するので、車も停めやすく台数によっては駐車スペースを広く使う事ができます。

敷地に制限が少ない場合は「直角駐車」を使うようにしています。

 

並列駐車

道路に対して平行に駐車する方法になります。

敷地が狭い場合、逆に凄く大きな敷地の場合に使う駐車方法になります。

狭い敷地は納得できるけど・・・大きな敷地でも!?

 

大きな敷地の場合には直角駐車にすると、縦列になる場合があります。

長方形の土地が多いので、奥行き方向に大きくなると自然と縦列駐車になります。

敷地が広く車を切り返すスペースがあれば「並列駐車」もオススメです。

 

縦列駐車

縦列駐車はアパートなどで見かける駐車方法になります。

駐車スペースの間口が狭い場合に効果を発揮する駐車方法です。

 

後ろの車を出す時に、前の車を移動する必要があるので面倒なんですよね。汗

僕もアパートに住んでる時には縦列駐車でした。

この入替作業って本当に面倒です。

天気がいい日だけじゃありません。

雨の日や、雪の日は凄く面倒なんですよね。

特に雪の日は最悪です。涙

僕はなるべく新築では、使わないようにしています。

 

将来の駐車計画も大事

子供達の事も考えて駐車スペースは確保しましょう。

今は小さな子供でも、田舎で暮らす以上は高確率で車に乗ります。

4人家族だと最大4台の駐車スペースが必要になります。

 

僕の実家は間口が少なく、車が2台しか駐車できません。汗

友達が来た時は車を遠くに停めたり、有料の駐車場を借りてました。

 

駐車場は家から距離があるので、何かと面倒なんですよね。

やっぱ家の前に駐車できる事が1番です。

有料の駐車スペースを借りるとお金も必要ですしね。

 

将来の事も考えて駐車スペースは、しっかりと検討する事をオススメします。

 

最後に

土地を購入する時には、駐車スペースに車を停める希望の台数を必ず検討しましょう。

この土地には4何台ぐらい停めるれるかな!?

まずは、この部分から見る事が大事だと思います。

 

土地がある場合でも同じです。

車の出し入れでストレスを感じている方は結構多いので、家の間取りと同じくらい重要なポイントだと思います。

車は毎日使います。

毎日使うスペースだからこそ!しっかりと検討して下さいね!

 

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