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主寝室が1階にある間取りのメリット・デメリットを紹介します

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石川県小松市にある新築・リフォーム工事を手掛ける小さな工務店の代表です。住宅のプロなのに家づくりで失敗した経験を持つ僕だからお客様には失敗して欲しくない。自分の失敗した経験から少しでも家づくりを簡単に、そして楽しく体験出来るような情報を発信しています。
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こんにちは。

もうお盆休みの方も多いと思います!

僕は不定休でして。笑

お仕事をしながら、お墓参りに行ったり、家族との時間を楽しみたいと思います!!

素敵な連休をお過ごし下さいね!!

僕もお盆を楽しみます!

 

 

最近は、家づくりの相談で多くなってきているのが「平屋」です。

僕も平屋に住みたかった1人です。

しかし、平屋を建てる為には広い敷地が必要なんですね。平屋は1階で全ての部屋数を完結する為に1階が必ず広くなります。当たり前だけど・・・(笑)

 

60坪ぐらいの敷地だと希望の間取りにならないケースも多くあります。

そんな時に選択肢にあがるのが「一階に寝室をつくる」なんですね。

平屋に比べて大きな敷地も必要ありませんし、平屋と似たようなライフスタイルで暮らせるから人気です。

今回は1階に主寝室を作った時のメリット・デメリットを紹介します。

これから家づくりを始める方や、平屋を希望している方、1階に寝室がある間取りを希望する方には参考になる内容です。

 

主寝室が1階にある間取りのメリット・デメリットを紹介します

一階で全てを完結する事が出来る暮らし。理想は平屋になります。

しかし、平屋にはメリットも多くありますが、デメリットもあります。それが・・・

・平屋が入る広い敷地が必要

・2階建てに比べて、基礎工事、屋根工事が割高になる

・窓の設置が難しい部屋もあります

平屋は1階が大きくなるので、広い敷地が必要になる部分は難しいんです。

僕の敷地は70坪なんですが平屋という選択肢も考えましたが、自分の想い通りの間取りにならない。

駐車スペースが確保出来なかったり・・・。駐車スペースを確保しようと思ったら子供部屋が確保出来なかったり・・・。上手くいきませんでした。汗

そして、コスト面も注意が必要です。

2階建てに比べると、基礎工事、屋根工事が必ず割高になります。

平屋は1階で全てを完結しますので、1階が大きくなります。同じように1階の基礎が大きくなる、1階の屋根が大きくなります。

この部分は過去の記事で詳しくまとめてあるので、良かったら一緒に読んでみて下さい。

 

平屋はメリットも多いけど、デメリットもあります。う~ん。平屋の暮らしは憧れるけど・・・難しいのかな・・・。汗

平屋は難しいけど、平屋のような暮らしは可能になる方法が「主寝室が1階にある間取り」なんです。

 

2階にあるのは子供部屋のみ

子供が小さな時期は1階の寝室を家族で使います。

子供が大ききなり子供部屋を使うようになっても、1階と2階でプライベートな空間が分かれるからプライバシーも保てます。

そして、子供が巣立っていき夫婦2人になれば、1階だけで暮らす平屋のような暮らしも可能です。

どうですか??結構に暮らしやすいと思いませんか??

そんな1階に寝室のある間取りのメリット・デメリットを詳しく紹介します。

 

主寝室が1階にある間取りのメリット

 

まずは、メリットから考えてみます。

 

日常生活の大半が1階で完結

まずはこれ!!日常生活の大半が1階で完結する。凄く便利ですよね~。

朝ベットから起きて寝室のドアを開けて数歩あるけばリビングです。

さらに間取りにもよりますが、寝室の近くにトイレや洗面があれば起きてからの準備が凄く楽になります。起きて顔を洗って歯を磨いてリビングでコーヒーを飲む。これが寝室の近くで完結するって最高ですね。

仕事から帰ってきても洗面で手を洗い、そのまま横の寝室にあるウォークインクローゼットで部屋着に着替えてリビングでユックリする事も可能。着替えに2階へ行く手間も省けます。

想像してみると、階段の昇り降りが無い暮らしは快適しかありませんね。

 

子供が巣立った後も使いやす

僕がリフォーム工事の相談を受ける時に必ず出てくる話題がコレ。

2階は全く使わない・・・。掃除が大変なんだけど・・・。何とかならん!?

減築は可能ですが、予想以上にお金がかかります。

これから老後の暮らしをする時にはお金は必要なんです。

見積りを提示しても想像以上に高額なので、2階は我慢するしトイレとお風呂はお願い。って感じになります。

2階を全く使わなくなる理由は「階段の昇り降り」です。

年齢を重ねると腰や膝が痛くなり階段の昇り降りが大変になるそうです。

そして、2階に行く機会が減っていく。しかし、放っておけないし空気の入替えや、掃除は大変だけど我慢してやる。

ちなみに寝室も2階にあったけど、階段の移動が大変で1階の和室で寝るようになるそうです。このような話を多く聞いてきました。

1階に寝室があれば平屋と同じ暮らしができます。

2階は帰省してきた子供達家族の客間にする方法もアリだし、子供達に掃除をして貰えれば最高です。(笑)

いずれ子育ては終わります。その時には夫婦2人の暮らしが待っているから、将来的な暮らしも想像すると家族のライフスタイルに合わせた「1階に寝室がある間取り」はオススメです。

 

子供の夜泣きがわかる

子供を寝かせた後には自分の時間も欲しいですよね。ソッと寝室のベットに子供を寝かしてリビングへ。

でも、起きないか?どうなってるのか?心配でユックリできません。

2階に寝室があると解りににくいけど、リビングの近くに寝室があると子供の泣き声は聞こえます。子供との距離も近いからママも安心して1人の時間を満喫できます。

 

主寝室が1階にある間取りのデメリット

メリットが多く魅力的ですよね!記事を書いている僕も1階に寝室がある暮らしが羨ましく思えます。(笑)

メリットがあれば必ずデメリットもあります。僕が感じるデメリットも紹介します。

 

2階建てに比べてコストアップ

寝室が2階にある間取りに比べて、1階に寝室があるとコストアップにつながります。

理由は平屋と同じで、寝室が1階にあると1階が大きくなり基礎工事、屋根工事の面積も比例して大きくなります。

施工する面積が大きくなると工事費用も高くなる訳です。

平屋では、階段や2階ホールなどが必要なくなり減額部分が出来ますが、1階に主寝室がある場合は階段も、2階のホールも必要です。減額できる部分がないのが厳しい部分です。

 

敷地と間取りのバランスは大事

敷地の大きさと間取りのバランスは大事。

1階の間取りの要望が多い場合には敷地に収まらない場合も・・・。僕もそうでしたので・・・。

敷地が広い方は気にする必要はありませんが、60坪を切る敷地の場合は注意が必要だと思います。

 

 

最後に

今回は1階に主寝室がある間取りのメリット・デメリットを紹介しました。

僕は敷地と予算に余裕があれば本当にオススメだと思います。将来的に家が使いにくくなった。。。って話はよく聞きます。

理由は2階に行くのが面倒。

寝室が1階にあれば暮らしにあった住まい方ができますから。

これから間取りを検討する方は、一家の寝室も検討しても良いと思いますよ!!

良かったら参考にして下さいね。

 

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