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新築を建てる時には家族を守る「地震対策」は必ず必要な理由

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石川県小松市にある新築・リフォーム工事を手掛ける小さな工務店の代表です。住宅のプロなのに家づくりで失敗した経験を持つ僕だからお客様には失敗して欲しくない。自分の失敗した経験から少しでも家づくりを簡単に、そして楽しく体験出来るような情報を発信しています。
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こんにちは。
石川県小松市 赤シャツアドバイザー
タカシマ です。

新築を検討する時には、断熱性能、気密性能を重視する方が増えています。当然だけど、断熱性能も気密性能も凄く大事だと思います。でも、もう1つ大事な事。

それは、耐震性能です。

大きな地震が来ても耐える事ができる住宅。地震から家族を守り、地震から財産を守る。それが耐震性能です。石川県は地震が少ない地域だから耐震への関心は低い部分もあります。しかし、北陸にも活断層があるんですね。

将来的に起こる可能性のある大地震に備えた家づくりを検討しておく事も大事な事。でも、耐震ってピンと来ないし・・・。難しい・・・。確かに難しいですよね。今回は少しでも解りやすく耐震性能が概要や、必要な理由を解説します。

・地震に対する備えが必要な理由

・震度6に耐え住み続ける住宅

・倒壊シュミレーションが可能です

このような内容の記事になります。

これから家づくりを始める方や、地震対策が気になる方には参考になる内容です。

 

新築を建てる時には家族を守る地震対策は必ず必要な理由

石川県は地震が少ない地域なので、地震に対する関心は低いエリアだと個人的には思います。

僕のお客様でも、建物が完成して火災保険に加入する時に地震保険に加入する方は、10組いて1組ぐらいの割合です。でも、過去には能登で大きな地震がありました。地震は誰もが遭遇する確率の高い災害。家族の命を守る、家族の財産を守る意味でも重要な部分だと思います。

まずは、北陸で地震が起こる可能性はあるのか??この部分を解説します。

 

北陸にも活断層があります

北陸にも大地震になる活断層があります。

・森本・富樫活断層

・砺波平野断層帯・呉羽山断層帯

この2つの活断層がある地域なんですね。

僕が住むのは石川県なので、森本・富樫断層に着目します。もしも、地震が発生したら場合の規模はどれくらいなのか??気になったので調べてみました。

M6.7~7.2規模の地震が発生する可能性がある

かなりの規模の揺れになる事が予想されます。石川県は地震は確かに少ないけど、もしも地震が発生した時には震災クラスになる可能性があります。この事実も把握しておく必要があります。

石川県が調査した森本・富樫活断層の資料はコチラから

巨大地震に遭遇する確率

現在では、交通事故より、がんよりも高いと言われているのが、巨大地震との遭遇率になります。

30年以内に災害や事故が起こる確率。

・交通事故で死亡・0.2%

・火災になる・0.5%

・空き巣被害に遭遇・1.9%

・ガンで死亡・6.8%

・交通事故で負傷・24%

・巨大地震に遭遇・70%

このように、巨大地震に遭遇する確率が極めて高いデータもあります。地震が少ない地域だから関係ない。って思わない。この数字からは誰もが経験する時代になってきてる事が解ります。

 

建築基準法が定める耐震性能

建築基準法にも定められています。

この法律は、建築物の敷地、構造、設備及び用途に関する最低限の基準を定め、国民の生命、健康及び財産の保護を図り、公共の福祉の増進に資することを目的とする

国民の命、そして、財産を守る。って記載されてますが、忘れがちな部分な事も確かです。

 

建築基準法で定められている耐震等級は1。大地震が起きても家族の命を倒壊から守ります。しかし、住み続ける事は難しいのが現実です。それに比べて、耐震等級3の住宅の場合は、大地震が起きても住み続ける事ができる家。

ここが、大きな違いになります。

地震が起きて住み続けれないと、住宅ローンも残っています。建物の解体や大きな修繕費用が必要になります。壊すにしても、直すにしても大きなお金が必要です。そのお金を捻出するのが難しいケースも多くあります。

最初に少しコストが必要でも、住み続ける事ができる家。ここが凄く重要だと僕は思います。

 

震度6の地震に耐え住み続けれる住宅

大きな地震に耐える事ができる住宅とは??どんな住宅なのでしょうか??色々な工法や、考え方がありますし、どれも間違えじゃありません。

1つの基準は耐震等級3

これが、建築関係で耐震性能を数値化した共通の認識。耐震等級3は建築基準法の1.5倍の耐震性能を有します。そんな、耐震等級3の家とは?どんな家なのか?

 

耐震等級3の木造住宅

耐震等級とは、地震に対する建物の強さを表す数値になり、等級が高いほど地震に強い家になります。

一般の住宅性能・耐震等級1

病院や学校等の避難所になる建物の耐震性能・2

消防署や警察署の防災の拠点となる建物の耐震性能・3

耐震等級1に比べて、耐震等級3では約1.5倍の耐震性能になります。記憶に新しい熊本地震では、耐震等級3の住宅は倒壊や全壊という被害がなく、今も住み続けています。

さらに、耐震等級3だと加入する地震保険も割引になる、最大で50%引きになる場合もあります。

しかし、注意が必要なポイントがあります。

耐震等級3を目指すと、間取りに制限される場合もあります。

耐力壁のバランスが重要になるので、自由な間取りが難しくなる一面もあります。ここは、デメリットとして覚えておいて下さい。

 

地盤が揺れやすいと危険

建物の耐震性能も大事ですが、建物を建てる地盤も凄く大事な要素。

地盤が揺れやすいと地震時の建物の揺れが増幅する

このようなデータもあります。

例えば、プリンと羊羹を想像してみて下さい。プリンはプルプルと揺れます。その上に家が乗っているとどうですか?家も同じようにプルプルと揺れます。しかし、羊羹はプルプルと揺れません。プリンのように地盤の揺れが家に伝わる力は少なくなります。

家の耐震性能が良くても、地盤がプリンのようだと揺れが増幅して建物を直撃します。揺れが大きくなると、家具などが倒れますし、家のダメージも大きくなります。

土地を購入する場合などは、地盤の強さにも注意してみると良いと思います。土地の選び方も変わると思いますし。

 

建てる前に倒壊シュミレーションが可能です

現在では、建てる前に倒壊シュミレーションが可能です。

間取りが完成し、もしも大きな地震が来た時に耐える事ができるのか?それとも倒壊するのか?

倒壊しない為には、どのような装備が必要なのか?

この部分を建てる前にシュミレーションする事ができます。地震に対する備えをシッカリしたい!って方にはオススメです。

 

シュミレーションが気になる方は、LINEからお問合せ下さい。

http://takashimakei.com/contact

最後に

今回は、耐震性能について記事にしました。

いつ、どこで、地震が起こるのか?誰にも予想がつきません。しかし、自分は大丈夫だろう。って、意識では無く、もしも、地震が起きても家族を守る事ができるように準備する事が大事だと思います。

年々と自然災害が多くなっている日本。災害から家族も守る住宅をつくる。この部分はこれから大事な部分だし、僕も多くの人に伝えていきたいなと思います。

良かったら参考にして下さい。

 

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