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新築で人気!床材の代表的な種類4選をご紹介します

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石川県小松市にある新築・リフォーム工事を手掛ける小さな工務店の代表です。住宅のプロなのに家づくりで失敗した経験を持つ僕だからお客様には失敗して欲しくない。自分の失敗した経験から少しでも家づくりを簡単に、そして楽しく体験出来るような情報を発信しています。
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こんにちは

週末はお客様と打合せ、メンテナンス、で僕の予定はいっぱいに。

段々と、週末のお約束が出来ない感じも。汗

こうやって忙しくさせて頂いてる事に感謝しながら、今日も目の前のお客様の事を一番に考えよう。

改めて思う タカシマ です。

 

 

今回は、新築の内装に大きな影響を与えるインテリア!!

「床材の種類」を紹介します。

床の素材や色によって、同じ間取りだけど見え方や感じ方が全く違います。

不思議なくらい。

それぐらい新築では「床」に何を使うのか?

本当に重要になってきます。

 

「でも、どんな床の種類があるんだろう?」

そうですよね!

どんな種類があるのか?

知らないと選ぶ事ができませんよね。

今回は新築で使うオススメの床の種類をご紹介します。

・無垢材の特徴

・複合フローリングの特徴

・クッションフロアの特徴

・タイルの特徴

このような内容の記事になります。

これから家づくりを始める方や、内装打合せを始める方には参考になる内容です。

 

新築で人気!床材の代表的な種類4選をご紹介します

まずご紹介するのは「無垢材」になります。

天然の木をフローリングに加工した床材。

木の良い匂いと自然な肌触り、そして内装材として使うと部屋に高級感が出ます。

 

→フローリングは無垢にしようか!?複合にしようか!?迷った方へ

無垢材のメリット

自然の木をフローリングとして使う無垢材。

自然の木には様々な効果があります。

まずは、無垢材を床に使うメリットをご紹介します。

 

・木の匂いや、自然な肌触りが良い

・調湿効果や保湿性に優れている

・夏は湿気で床がベタベタしない

・冬に裸足でも床がヒンヤリしない

・内装材としても使う樹種によって、様々な内装の雰囲気を演出できる

 

無垢材のデメリット

メリットがあれば当然にデメリットも存在します。

自然の木を使う無垢材だからこそ気をつけたいデメリット。

デメリットも抑えて検討しましょう。

 

・伸縮効果があり、反りや割れなどの可能性がある

・紫外線で色の変色が起こる

・床の表面は傷や凹みに弱い

・コストが高い

 

このようなデメリットを考える事ができます。

無垢材は自然の木を利用します。

木は調湿効果がある反面、冬の乾燥時期には縮み、梅雨時期には膨張する特徴があります。

そして、無垢は柔らかい素材。

無垢の床に物を落とすと凹みや傷が出来やすい。

小さな子供がいると傷に悩む事もあるかも!?しれません。汗

 

自然の木を使う「味」と考えるか、デメリットとして考えるか?

この辺を加味して採用を検討したいですね。

 

家の床に複合フローリングを使う

一番よく見かける床材ではないでしょうか?

複合フローリングとは薄い合板を重ねて、その表面に化粧シートを貼った床材です。

人工的につくる床材なので、傷や凹みに強くお手入れが楽なフローリングになります。

 

複合フローリングのメリット

無垢材とは全く逆で、木の匂いや自然な肌触りを感じる事はありません。

しかし、表面に貼る化粧シートの効果で傷や凹み、経年劣化に強いフローリングになります。

そんな複合フローリングのメリットをご紹介します。

 

・無垢材に比べてコストが安い

・傷や凹みに強い

・ワックスが必要無い等のお手入れが楽

・沢山の色や木目が用意されている

 

無垢材とは違いシート柄も人工的につくるので、沢山の柄や色から選ぶ事ができます。

選択肢が多く、自分のイメージした空間に仕上げる事ができる特徴がある複合フローリング。

そして、傷や凹みに強くお手入れも楽です。

 

複合フローリングのデメリット

複合フローリングのデメリットをご紹介します。

機能面のデメリットが少ない!!ここが複合フローリンの特徴になります。

傷や凹みに強くお手入れも楽ですしね!

どんなデメリットが存在するのか?

 

・無垢材のような調湿や保湿効果はありません

・自然の木が持つ風合いや、肌ざわりはありません

・無垢材に比べて内装の高級感やインテリア性は落ちます

 

このように、見た目や質感は無垢材と比べると少し落ちる傾向にあります。

これは人によって感じ方は違うと思うのですが、沢山の家づくりを経験した僕の感じ方です。

オープンハウスの時に、床が無垢材か複合フローリングの違いで足の疲れ方も全然違いました。

床が無垢材の方が1日中、立ちっぱなしでも問題ありません。

それぐらい床によって質感は違うと個人的には思います。

 

家の床にクッションフロアを使う

居室とは違い「洗面脱衣室」「サンルーム」「トイレ」でよく使う床材になります。

クッションフロアは塩化ビニールにクッション材が入っている床材の事。

表面がビニールなので水に強く、掃除も楽なので水廻りによく使われる床材です。

 

クッションフロアのメリット

クッションフロアは床材に比べて選べる柄や色が格段に増えます。

水廻りはプライベートな空間で家族が主に使う場所。

自分の好きな柄を使って個性を演出しても面白い部分です。

 

・表面が水に強く、掃除も楽なので水廻りに最適

・選べる柄や色がフローリングに比べて多い

・柔らかい素材なので高齢者にも優しい素材

 

このように柔らかく、水に強い特徴があるクッションフロア。

脱衣室やサンルームやトイレは、知らないうちに床に水が落ちる代表的な場所。

そんな場所には最適な床材です。

 

クッションフロアのデメリット

水廻りに強い床材ですが、デメリットも存在します。

柔らかい素材なので、重みに弱い特徴もあります。

チェストなど置いてあり、場所を移動しようと思ったら跡がついて取れない。

このようなデメリットも合わせ持ちます。

 

・重い家具の跡がつきやすい

・熱に弱いため、日当りが良い部屋には向かない

・居室などの家具が多い部屋には向かない

・表面の加工はフローリングに比べて弱い

 

このようなデメリットが考えられます。

フローリングに比べて表面の加工が弱く、家具を置く部屋には適さない床材です。

主に水廻りで効果を発揮するので、使う場所が限定される床材です。

 

家の床にタイルを使う

最後にご紹介する床材が「タイル」になります。

クッションフロアに比べて、固く質感も抜群で内装のインテリア性、高級感が全く違います。

 

⇒プロが教えるタイルを上手に選ぶコツ

タイルのメリット

タイルは耐久性も高く、デザインが豊富です。

少し床に使うだけでも、部屋の雰囲気はガラっと変わります。

クッションフロアに比べて凹凸のあるタイル。

立体感のある素材を使うと仕上がりが全然違います。

 

・汚れに強く、耐水性が高い

・デザインが豊富

・夏は涼しい床になる

・耐久性が高い

 

タイルは耐久性が非常に高く、傷にも強い。

そして、汚れにも強く、掃除も楽な床材がタイルです。

玄関やポーチに使う事ができるくらいなので。

 

柄や色など豊富な種類があり、凹凸もある本物のタイルだからこそ実現できるインテリア空間があります。

あなたのイメージを実現する事ができる素材がタイルかもしれません。

 

タイルのデメリット

そんな優秀な素材なタイルだけどデメリットも存在します。

夏はヒンヤリして気持ちいいんですが、石川県の冬は寒いんですよね。汗

冬のタイルがヒヤ~っとした感じが苦手な方にはオススメ出来ない素材でもあります。

 

・食器を落とすと高確率で割れる

・冬が寒い

・コストが高い

 

特にガラスの食器や陶器の食器は落とすと高確率で割れます。汗

割れない食器に変える必要があるんですよね。

そして、冬は少しヒンヤリします。

スリッパの活用が必須になります。

足元が寒い事が苦手な方にはオススメできない床材です。

 

家の床の選び方

今回は代表的な床材を4種類ご紹介しました。

この床材を選ぶ基準としては、「適材適所」で選ぶ事が大事だと思います。

 

まずは、居室と水廻りで分ける。

水廻りには水に強い素材の中から選ぶ必要があります。

水に強い素材の中から、好みの素材や使いやすい素材を選ぶ感じです。

 

そして、居室も使い方で選ぶ必要があります。

LDKと子供部屋では設置する家具が違います。

子供部屋に無垢材を使うと、勉強机の椅子などを引く回数が多いので傷がつきやすい。

でも、それも味だと思ったら問題ありませんし、傷が嫌だな~。って思う方は複合フローリングがオススメです。

 

居室では設置する家具や、ライフスタイルによって選ぶ素材を比較検討する事がオススメです。

 

最後に

床の種類や選び方をご紹介しました。

どうでしたか?

床にも沢山の種類があります。

そして、床の素材や色によって部屋の見え方は全然違います。

インテリでも凄く大事な部分なので、メリット・デメリットを比較して自分らしい床を使って下さいね!

 

床は後から簡単に変える事ができない素材です。

今のうちにシッカリ検討しましょうね!

 

良かったら参考にして下さい。

 

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