失敗する可能性あり!住宅ローンを利用して土地を購入する時の注意点
こんにちは。
今日は息子の卒園式。
1歳から保育園に通ってるから、丸六年とか。
本当にあっという間でした。
春からは1年生。
おめでとう。って気持ちを胸にハンカチを持って卒園式に行ってきます。
朝からドキドキしてる タカシマ です。
今回は土地探しについて1つ紹介しますね!
土地探しから始めるお客様の相談で一番多い疑問がコチラです。
「土地の買い方が解らない」
初めて土地を探す経験をするし、解らなくて当然だと思います。
しかし、この部分がネックになり土地探しが進まないケースが多く感じます。
どのお客様も土地情報はチェックしてるし、近所の売り土地看板もチェックしてます。
でも、その先はどうやって進んで行けばいいのか??
ここが解らない。
今回は住宅ローンを利用して、土地を購入する方法を紹介します。
・土地を買う前にタイムスケジュールを確認しよう。
・土地を決める前に建築会社を決める理由
このような内容の記事になります。
これから土地探しを始める方や、土地の購入方法に迷っている方には参考になる内容です。
失敗する可能性あり!土地を住宅ローンを利用して購入する時の注意点
土地探しを始める時に一番最初に確認しておきたい部分。
「現金」で土地を買うのか?
「住宅ローン」を使って土地を買うのか?
現金で購入する方もいますし、住宅ローンを活用する方もいます。
同じ「土地を買う」なんですが、進め方が全く違います。
現金の方は注意するポイントは無いに等しいかな。
しかし、住宅ローンを利用して土地を購入する方は「買い方」を知らなと後悔する可能性が高いです。
まずは、基本的な土地の購入方法を紹介します。
基本的な土地の買い方を紹介します
まずは、基本的な土地の買い方。
土地は「買います」と意思決定した次のすってぷは「契約」になります。
契約時には「手付金」を支払う事になります。
えっ!?手付金て何!?手付金が解らない方はコチラも一緒に読んで下さいね。
手付金の相場は売買金額の1割になります。
例えば、700万円の土地だと70万円が手付金で必要になります。
手付金を支払う事により土地の契約が成立します。この段階では、まだ貴方の土地ではありません。
次のステップ「決済」が終わると貴方の土地になります。
決済時に土地の残代金(630万円)を売主さんに支払う事になります。
その後、土地の名義を売主さんから、買主である貴方の名義に移します。
ここまで来れば長かった土地探しも終わりです。
お金を全額支払って、土地の名義を自分にする。これが土地購入の簡単な流れになります。
この流れは現金で土地を購入する方の流れになります。
あまり制約もなくスムーズに土地の取引が終了する事がほとんど。
でも、住宅ローンを利用してお金を支払う場合には全く違う流れになります。
住宅ローンを使った土地の買い方
住宅ローンを使って土地を買う場合には、現金で購入するように簡単ではありません。
準備する事が凄く多くなり、時間も必要になります。
ポイントは土地の契約までに、どこまで準備できるか?
ここが凄く重要になります。
住宅ローンを使って土地を買う場合に注意するポイントを紹介します。
この流れは本当に大事なので、土地探しを始める前に必ず頭に入れておきましょう。
手付金は現金で用意する必要があります。
まずは手付金。
基本的に手付金は基本的に現金で用意する必要があります。
手付金は住宅ローンを利用して支払う事はできません。
土地の契約をした時に手付金の存在を知り、現金をかき集めて支払った・・・。
このようなお客様の声を多く聞いてきました。
そうならない為にも、土地を購入する時には「現金」が必要。って事を知っておきましょう。
もしも、手持ちに現金が無い場合は、土地を探す前に不動産屋に相談して下さい。
手付金の1割は「相場」であって、絶対ではありません。
減額に対応してくれる事が多いので安心して下さいね。
決済時に住宅ローンを利用する時の準備物
土地の残金を住宅ローンで借りる場合には、金融機関に以下の書類を提出する事になります。
・土地の契約書
・建物の契約書
・建物の見積書
土地の契約書は全く問題なく提出できる思います。
問題なのは建物の契約書。
まず、住宅ローンは基本的には「住宅に関する事」に利用できるローンです。
土地の契約書で土地の金額は確認できます。
ここで、建物の金額が解らないと総額がいくらで、住宅ローンがどれだけ必要なのか??全体像が見えてきません。
金融機関も根拠があってお金を貸してくれる訳です。
「とりあえず3千万円貸して下さい」
では、通用しないんです。
建物の契約書を金融期間に提出する為には。
ここまで決めて始めて建物の契約書を作成する事ができます。
まずは、家づくりをお願いする建築会社を決める。
その建築会社で実際に建てる間取りを決める。
間取りが決まると見積り金額が決まります。
最後に、建築会社がつくる契約書には、見積りで確定した契約金額が記載されています。この書類を金融機関に提出します。
このタイミングで土地の金額が解り、建物の金額が解り、そして家づくりの合計金額が把握できます。
合計金額から。いくら住宅ローンを利用するのか?を決めます。
住宅ローンの借入金額を決めて、最後に金融機関と契約します。その後に土地のお金を借りる事ができる。
このような流れになります。
(金融機関によって必要書類は違う場合もあります)
結構大変ですよね。汗
やはり、何千万円というローンです。マイカーローンのように簡単に借りれません。
必要書類の準備も凄く大事。
でも、それ以上に大事なのは「時間」
この時間を甘く考えていると、最後には大変な思いをします。幸せに暮らす為の家づくりが、土地の決済に間に合わす為の家づくりに変わります。ここだけは注意して下さい。
その為にも、タイムスケジュールは大事になります。
タイムスケジュールは土地を買う前に把握する
土地を契約してから、土地の決済までの時間。この時間ですが決して長くはありません。
1つの目安ですが、基本的には2ヶ月。
交渉して期間を長くお願いして貰っても3ヶ月が限界です。
この間に先ほどの「建物の契約書」を金融機関に提出する事になります。
土地を契約した途端に家づくりが一気に加速する。
これが住宅ローンを活用した土地の買い方になります。もしも、何も決まってなくて土地を買うと・・・
この2ヶ月の間は超絶忙しくなります。
見学会やオープンハウスに参加する事から始まり、建築会社選定。2ヶ月って聞くと期間的には長く感じるかもしれません。
1ヶ月は4週、土日は8回です。
2ヶ月だと16回。
この16回で見学会の参加から建築会社を決める。そして間取りに、見積り、最後に契約。ハードだと思いませんか??
どの家族も家づくりだけをしている訳ではありません。
仕事もあれば、家族との時間、そして、子供のイベントがあります。
その中で家づくりを考える時間をつくります。全てを家づくりに充てる訳にはいきませんよね。
土地を決める前に建築会社を決める。
僕の理想ですけど、土地を決める前に建築会社が決まっているのが理想です。
決めるまでも行かなくても、目星はつけておく。
ここまで、準備してから土地を契約すると2ヶ月の使い方が全く変わります。
この超絶ハードな2ヶ月が、こう変化します。
土地を決める前に建築会社を決める、もしくは絞る事で土地を契約してからの2ヶ月間を間取りにフル活用できるようになります。
時間に焦らないで家づくりを検討する事が可能になります。
時間に追われて家づくりをすると、判断基準がブレてしまいます。
理想の家づくり → 決済に間に合う家づくり
こう変わってきます。
後悔の原因にもなるし、何よりもお客様が家づくりを楽しむ事ができなくなります。
住宅ローンを使って土地を買う方へ。
まずは、土地を契約する前に、土地を探す前に、理想の住宅会社を探す事から始めましょう。
最後に
今回は、住宅ローンを利用して土地を購入する方法を紹介しました。
現金で購入する方とは、土地の購入方法が全く違います。
知らないで後悔した、失敗した。そのような声を多く聞いてきました。
土地探しは、土地を探し始める前に「土地の購入方法の流れ」を把握してから、土地探しを始める。ここは凄く大事だと思います。
良かったら参考にして下さいね。