失敗する可能性あり!住宅ローンを利用して土地を購入する時の注意点

こんにちは。
石川県小松市 赤シャツアドバイザー
タカシマ です。
土地探しから始めるお客様の相談で一番多い疑問がコチラです。
「土地の買い方が解らない」
初めて土地を探す経験をするし、解らなくて当然だと思います。しかし、この部分がネックになり土地探しが進まないケースが多く感じます。
どのお客様も土地情報はチェックしてるし、近所の売り土地看板もチェックしてます。でも、その先はどうやって進んで行けばいいのか??
ここが解らない。
今回は住宅ローンを利用して、土地を購入する方法を紹介します。
・土地を買う前にタイムスケジュールを確認しよう。
・土地を決める前に建築会社を決める理由
このような内容の記事になります。
これから土地探しを始める方や、土地の購入方法に迷っている方には参考になる内容です。
失敗する可能性あり!土地を住宅ローンを利用して購入する時の注意点
土地探しを始める時に一番最初に確認しておきたい部分。
「現金」で土地を買うのか?
「住宅ローン」を使って土地を買うのか?
現金で購入する方もいますし、住宅ローンを活用する方もいます。同じ「土地を買う」なんですが、進め方が全く違います。
現金の方は注意するポイントは無いに等しいかな。しかし、住宅ローンを利用して土地を購入する方は「買い方」を知らなと後悔する可能性が高いです。まずは、基本的な土地の購入方法を紹介します。
基本的な土地の買い方を紹介します
まずは、基本的な土地の買い方。
土地は「買います」と意思決定した次のすってぷは「契約」になります。
契約時には「手付金」を支払う事になります。
えっ!?手付金て何!?手付金が解らない方はコチラも一緒に読んで下さいね。
手付金の相場は売買金額の1割になります。例えば、700万円の土地だと70万円が手付金で必要になります。手付金を支払う事により土地の契約が成立します。この段階では、まだ貴方の土地ではありません。
次のステップ「決済」が終わると貴方の土地になります。決済時に土地の残代金(630万円)を売主さんに支払う事になります。その後、土地の名義を売主さんから、買主である貴方の名義に移します。
ここまで来れば長かった土地探しも終わりです。お金を全額支払って、土地の名義を自分にする。これが土地購入の簡単な流れになります。
この流れは現金で土地を購入する方の流れになります。あまり制約もなくスムーズに土地の取引が終了する事がほとんど。でも、住宅ローンを利用してお金を支払う場合には全く違う流れになります。
住宅ローンを使った土地の買い方
住宅ローンを使って土地を買う場合には、現金で購入するように簡単ではありません。
準備する事が凄く多くなり、時間も必要になります。
ポイントは土地の契約までに、どこまで準備できるか?
ここが凄く重要になります。
住宅ローンを使って土地を買う場合に注意するポイントを紹介します。この流れは本当に大事なので、土地探しを始める前に必ず頭に入れておきましょう。
手付金は現金で用意する必要があります。
まずは手付金。
基本的に手付金は基本的に現金で用意する必要があります。
手付金は住宅ローンを利用して支払う事はできません。土地の契約をした時に手付金の存在を知り、現金をかき集めて支払った・・・。このようなお客様の声を多く聞いてきました。そうならない為にも、土地を購入する時には「現金」が必要。って事を知っておきましょう。
もしも、手持ちに現金が無い場合は、土地を探す前に不動産屋に相談して下さい。手付金の1割は「相場」であって、絶対ではありません。減額に対応してくれる事が多いので安心して下さいね。
決済時に住宅ローンを利用する時の準備物
土地の残金を住宅ローンで借りる場合には、金融機関に以下の書類を提出する事になります。
・土地の契約書
・建物の契約書
・建物の見積書
土地の契約書は全く問題なく提出できる思います。
問題なのは建物の契約書。
まず、住宅ローンは基本的には「住宅に関する事」に利用できるローンです。
土地の契約書で土地の金額は確認できます。
ここで、建物の金額が解らないと総額がいくらで、住宅ローンがどれだけ必要なのか??全体像が見えてきません。金融機関も根拠があってお金を貸してくれる訳です。
「とりあえず3千万円貸して下さい」
では、通用しないんです。
建物の契約書を金融期間に提出する為には。
ここまで決めて始めて建物の契約書を作成する事ができます。
まずは、家づくりをお願いする建築会社を決める。
その建築会社で実際に建てる間取りを決める。
間取りが決まると見積り金額が決まります。
最後に、建築会社がつくる契約書には、見積りで確定した契約金額が記載されています。この書類を金融機関に提出します。
このタイミングで土地の金額が解り、建物の金額が解り、そして家づくりの合計金額が把握できます。
合計金額から。いくら住宅ローンを利用するのか?を決めます。
住宅ローンの借入金額を決めて、最後に金融機関と契約します。その後に土地のお金を借りる事ができる。
このような流れになります。
(金融機関によって必要書類は違う場合もあります)
結構大変ですよね。汗
やはり、何千万円というローンです。マイカーローンのように簡単に借りれません。
必要書類の準備も凄く大事。
でも、それ以上に大事なのは「時間」
この時間を甘く考えていると、最後には大変な思いをします。幸せに暮らす為の家づくりが、土地の決済に間に合わす為の家づくりに変わります。ここだけは注意して下さい。
その為にも、タイムスケジュールは大事になります。
タイムスケジュールは土地を買う前に把握する
土地を契約してから、土地の決済までの時間。この時間ですが決して長くはありません。
1つの目安ですが、基本的には2ヶ月。
交渉して期間を長くお願いして貰っても3ヶ月が限界です。この間に先ほどの「建物の契約書」を金融機関に提出する事になります。
土地を契約した途端に家づくりが一気に加速する。これが住宅ローンを活用した土地の買い方になります。もしも、何も決まってなくて土地を買うと・・・
この2ヶ月の間は超絶忙しくなります。
見学会やオープンハウスに参加する事から始まり、建築会社選定。2ヶ月って聞くと期間的には長く感じるかもしれません。
1ヶ月は4週、土日は8回です。
2ヶ月だと16回。
この16回で見学会の参加から建築会社を決める。そして間取りに、見積り、最後に契約。ハードだと思いませんか??
どの家族も家づくりだけをしている訳ではありません。仕事もあれば、家族との時間、そして、子供のイベントがあります。その中で家づくりを考える時間をつくります。全てを家づくりに充てる訳にはいきませんよね。
土地を決める前に建築会社を決める。
僕の理想ですけど、土地を決める前に建築会社が決まっているのが理想です。
決めるまでも行かなくても、目星はつけておく。
ここまで、準備してから土地を契約すると2ヶ月の使い方が全く変わります。
この超絶ハードな2ヶ月が、こう変化します。
土地を決める前に建築会社を決める、もしくは絞る事で土地を契約してからの2ヶ月間を間取りにフル活用できるようになります。時間に焦らないで家づくりを検討する事が可能になります。
時間に追われて家づくりをすると、判断基準がブレてしまいます。
理想の家づくり → 決済に間に合う家づくり
こう変わってきます。
後悔の原因にもなるし、何よりもお客様が家づくりを楽しむ事ができなくなります。
住宅ローンを使って土地を買う方へ。
まずは、土地を契約する前に、土地を探す前に、理想の住宅会社を探す事から始めましょう。
最後に
今回は、住宅ローンを利用して土地を購入する方法を紹介しました。
現金で購入する方とは、土地の購入方法が全く違います。知らないで後悔した、失敗した。そのような声を多く聞いてきました。土地探しは、土地を探し始める前に「土地の購入方法の流れ」を把握してから、土地探しを始める。ここは凄く大事だと思います。
良かったら参考にして下さいね。