土地の契約時には、地中の埋設物を確認しよう。
こんにちは。
石川県小松市 赤シャツアドバイザー タカシマ です。
今日は地中の埋設物について。
この業界に長く居ると色んな経験をします。
昔は不法投棄も今ほどうるさく無い時代。
捨てにくい、タイヤ。コンクリートのガラ。
こんな物は地中に埋める事もあったそうです。
捨てるのも大変やし。え~い埋めちゃえ!!
って、事で重機で地面に埋める事もあるとか、ないとか。
今では考えられないけどね。
解体工事で埋設物が出てきた思い出。
あるお客様の建替工事。
図面や仕様も決まっていよいよ工事がスタート。
まずは解体工事。
解体工事も事前に業者さんに見積りを貰ってて、その金額で工事をお願いしました。
順調に建物も解体が始まり、建物の方は原形がなくなりました。
さ〜、あと少し。
基礎を解体して整地すればいよいよ地鎮祭。
ある日、解体屋さんから電話が鳴りました。
「なんか、とんでも無い物が出てきたから現場に来てーーーーーーー!!」
急いで現場に車を走らせました。
解体現場でも見た物は大量の古タイヤに、コンクリートのガラ。
「これを捨てるってなると、工期もかかるし金額も追加になるね〜」
って、解体屋さん。
まじかよーーーー!!
お客様になんて説明すればいいん。汗
もう契約もしちゃってるし。
とは言っても、黙ってる訳にも行かないので現場をお客様に見て
頂いて現状を説明。
そして、工期がかかること。別途費用がかかること。
アクシデント的な事やけど、僕の心は申し訳ない気持ちでいっぱい。
でも、お客様も地盤の噂は昔から聞いた事があるようで。
納得して頂きました。
こんな経験があってから埋設物には敏感になったんですよね〜。
色んな失敗も経験してる訳です。ハイ。
土地を買う時も注意したい。
建替工事の場合は長年その土地に住んで来たから、ある程度の情報は
親や近隣から聞いてたりする事が多いです。
やっぱり予測出来るのは大きいです。
諦めもつくし。
でも気をつけたいのは「土地を買った時」
買った土地から産業廃棄物なんて出てきたら大変です。
瑕疵として捉えてくれるか。
ここが大事になります。
やっぱり土地を契約する時には、瑕疵の部分はしっかり把握して
おく事が大事です。
土地の売主さんが、遠くの方だったら影響も少ないかもしれません。
同じ町内の方だったらお互いに嫌な思いをする事もあるしね。
土地の契約では、地中も埋設物はしっかり確認しておくと良いですよ。
良かったら参考にして下さいね。