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【心配】住宅ローンはボーナス払いはお得!?それとも損する!?

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石川県小松市にある新築・リフォーム工事を手掛ける小さな工務店の代表です。住宅のプロなのに家づくりで失敗した経験を持つ僕だからお客様には失敗して欲しくない。自分の失敗した経験から少しでも家づくりを簡単に、そして楽しく体験出来るような情報を発信しています。
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こんにちは。

日曜日の午後からは家族で駄菓子屋へ。

石川県は田舎なので、昔ながらの駄菓子屋が存在します。

箱が黄色くなったラジコンとかも売ってます。かなりレアなやつ!!

久ぶりの駄菓子屋でチビは嬉しそうにお菓子を選んでました。

駄菓子屋は子供にとっても嬉しいけど、パパの財布にも優しいですよね。

お小遣い制の タカシマ です。

 

今回は住宅ローンのボーナス返済について。

あなたはボーナス返済をどう思いますか??

 

昔は悪のように言われたボーナスを併用した返済方法。

僕が住宅業界に入った時には、ボーナス返済なんてするもんじゃない!!って教えられたし、そんな意見も多く聞きました。

理由は「バブル」が大きく影響しています。

好景気から不景気になるとボーナスが減少。その当時はボーナス返済に充てる金額も大きくて、ボーナス返済に困る人が急増した時代もありました。その名残からボーナス返済は悪のようなイメージがあるわけです。

そんな時代背景もありますが、現代ではどうなんでしょうか??

今回は住宅ローンのボーナス払いについての内容です。

・住宅ローンのボーナス返済とは?

・ボーナス払いのメリット・デメリット

・ボーナス払いが向いてる方、向いてない方。

このような内容の記事になります。

これから家づくりを検討する方や、住宅ローンでボーナス返済を検討している方は参考になる内容です。

 

【心配】住宅ローンはボーナス払いはお得!?それとも損する!?

住宅ローンの借入額が大きくなると、月々の返済が厳しくなります。

やっぱり月々の生活が厳しくなると余裕がなくなるし、カツカツの生活って嫌だな・・・。

そんな時に、上手に利用すると月々の生活を楽にしてくれる返済方法。それが、ボーナス返済です。

まずは、ボーナス返済とは??具体的な内容を紹介します。

 

住宅ローンのボーナス払いとは?

基本的な住宅ローンの考え方は、住宅ローンを借りた返済期間に応じて毎月同じ金額を返済していくことになります。

ボーナス返済の場合は、ボーナスが支給された返済月だけ返済額を増やし、そのかわりに毎月の返済額を少なくする返済方法の事です。

1年間の返済額を均等の12ヵ月で返済するか?ボーナスを含めた14ヵ月で返済するか?

当然だけどボーナスを含めた14ヵ月で返済する方が毎月の返済額は少なくなり、月々の返済は楽になります。これがボーナス返済の一般的な考え方です。

 

昔はボーナス併用は好まれませんでした。

僕がこの業界に入った時はボーナス返済を併用して行くお客様って本当に少なかった。

「バブル崩壊」

この余韻が尾を引いてたんすよね。

 

僕たちの親世代が経験したバブル崩壊。当時は給料もボーナスも右肩上がり。住宅ローンの金利も右肩上がりだったけどね。汗

そんな時代はボーナスを併用して住宅ローンを借りるのが当たり前の時代。だったそうです。先輩の話だと。

 

それが、バブルがはじけてしまい景気も給料も急降下。でも、住宅ローンの返済は急降下しない。

月々の返済は何とかなる。

ボーナス返済があるから。

 

でも、ボーナス時の返済金額が大きくてローン破綻した。ボーナスが大きく減少して返済が滞って破綻した。

そんな時代だったそうです。

このような理由からボーナス返済は好まれない感じになりました。僕が個人的に感じた事ですけどね。

 

ボーナス払いのメリット・デメリット

ボーナス払いのメリット・デメリットを紹介します。

ボーナス払いのメリット・デメリットを把握する事でボーナス払いを利用しようか??判断する基準になると思います。

個人的にだけど、ボーナス払いのメリットは1つしか思いつきません。それがコチラ。

 

メリットは月々の返済額を抑えられる

ボーナス払いを併用すると、毎月払いに加えてボーナス時にまとまった金額を返済します。

年に12回の月々返済とは別に、ボーナス月に合わせて住宅ローンの返済額を他の月よりも多く支払います。毎月払いに加えて、年2回のボーナス時に返済額を多くすることで、月々の返済額を安く抑えられるメリットがあります。

毎月の返済を抑えたい方や、余裕を持って生活したい方には月々の返済額を軽減できる方法の1つです。

 

ボーナス払いのデメリットを紹介します

・総返済額が増える

ボーナス払いを利用すると、月々だけの返済に比べて総返済額が若干ですが増えます。

たとえば、毎月5万円ずつ12ヵ月返済した場合。

年2回のボーナス月に30万円を返済した場合。

どちらも返済額は年間で60万円です。

 

ここで違うのは、利息の計算式。

利息額は毎月、元本の残債額に利率をかけて計算します。

毎月払いの場合は、コンタクトに元本が減っていきます。それに比べてボーナス払いの方は、年2回と返済回数が少ないので、返済がない6ヵ月の間に利息が余計に発生します。

実際にはボーナス払いも毎月返済をします。

でも、ボーナス月以外の毎月返済額は、ボーナス払いなしの場合よりも少額になるため、トータルではボーナス払いなしの場合よりも利息額が若干ですが多くなってしまいます。

 

・ボーナスが出ない場合

会社の業績によって支給されるボーナス。業績が良ければ多く支給されますが、赤字になっていたら・・・。

会社によっては支給されない場合も当然にあります。その時は・・・想像しただけでヤバイですよね。

ボーナスに頼って問題ない企業。ボーナスに頼るのは不安な企業。業種や職種によって違いますが、不安な場合には月々返済のみで計画する方法が無難です。

 

ボーナス払いに向いている?向いてない?

ボーナス時と月々の返済。

このバランスが悪いから問題になったボーナス返済。でも、上手に使うと家計を楽にしてくれる商品です。

 

ボーナス返済が向いてる方はこんな方。

・大企業や公務員等、ボーナスが必ずある方。

・年収の変動が少ない方

・将来のライフプランをシュミレーション出来る方。

こんな方にはボーナス併用は向いてると思います。

 

逆に、年収の変動幅が大きい方。

社内にボーナスの規定がない方。

このような方にはオススメしません。

 

最後に

今回は、住宅ローンのボーナス払いについて解説しました。

ボーナス払いは月々の返済額を安く抑える方法の1つです。しかし、デメリットも把握して検討する事をオススメします。

10年後にボーナス返済が難しいから、月々の返済だけに変更しよう・・・。

なかなか簡単に変更できない現状もあります。なので、最初が肝心です。家族でシッカリと話し合って下さいね!!

良かったら参考にして下さい。

 

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