3人家族で暮らす。コンパクトだけど使いやすい家

こんにちは。
石川県小松市 赤シャツアドバイザー
タカシマ です。
今日は施工事例を紹介します。
3人家族のオーナー様が建てた「コンパクトで使いやすい家」です。30坪前半のボリュームだけど、収納や家事動線などをこだわってフルで働くママが少しでも楽になれるように工夫しました。
僕も3人家族だけど、無駄に広い家は必要ないと思います。実際に使って無い部屋もあるし。友達が泊まりに来た時の為に予備室を作ったけど、1回しか使ってないという・・・。笑
3人家族で、あまり大きな家が必要ない方には参考になる施工事例です。
外観は耐久性を重視しました
近隣は家に囲まれている住宅地で建築しました。屋根の形は落雪を考えて迷惑にならないような形状に。住んでからストレスなく生活できる事が大事です。近隣が密集している地域では、落雪の問題は必ず考えるようにしましょう!!過去には、落雪で近隣からクレームが来た苦い経験もあるので・・・。汗
そして、屋根には耐久性の高い瓦を使いました。瓦は万が一割れても1枚から変える事ができる優れもの。
外壁はグレーの吹付けで仕上げました。外壁の色は濃い色だと紫外線の影響で色飛びがでます。逆に、薄い色で仕上げると汚れが目立ちます。外壁の色を決めるのは迷うんですよね。グレーは中間色に近いので、色飛びや汚れも目立ちにくい外壁色になっています。
長持ちする家をメインにして、素材や色を選んだ外観です。
コンパクトで明るいLDK
LDKの広さは設置する家具を基準に決める事をオススメします。
ダイニングテーブルを置かないのに、20帖を超える広さがあるLDKは、ただ広いだけの空間になる可能性が高いです。家族のライフスタイルに合わせた広さにする事が大切です。その1つが家具の配置になります。
ダイニングテーブルを設置しないので、キッチンの腰壁部分は造作収納を施工。これで何かと多い細かい物を収納する事ができます。大きな収納も大事だけど、小さな収納も重宝しますよ!
床には無垢材を使いました
床には無垢材を使いました。無垢材とは本物の木をフローリングに加工した素材です。フローリングになっても生きてるように動きます。乾燥すれば縮みますし、湿度が高いと伸びます。調湿作用も無垢材のメリット。
さらに、冬は素材が暖房の熱を持つのでスリッパを履かなくてもヒヤッとしません。これは雪国に住む僕たちには嬉しい効果です。
デザインも高級感のある空間になるのでオススメですよ。
かゆい部分に手が届く造作家具
キッチンのカウンターも造作家具で施工しました。造作のメリットは自由な寸法で施工できる部分。
棚板の枚数はもちろん。扉を設置するか?しないか?も選ぶ事が可能です。事前に何を収納したいのか??イメージしておくと、造作家具は抜群に使いやすい収納になります。
細かくゴチャゴチャしそうな物には扉をつけて隠す。逆に、よく使う物があれば扉の開け閉めが面倒だし、扉は無しで施工する方法もアリですよね。
そして、テレビボードも造作で施工しました。今回はコーナーを利用したテレビボードです。
既製品の家具とは違って、大きさを自由に設定できる部分が大きなメリット。大きなテレビボードを購入すると結構な金額になります。新築時に一緒に施工するとコストを抑えて作る事ができるので。
リビングの隣には和室が
リビングの隣に和室を配置しました。
普段は引戸をオープンにしてリビングの延長として使う事もできますし、エアコンをつける時には、引戸を閉めると冷暖房の効果もあがります。あとは、来客時にも活躍しますよね。
畳スペースがあると何かと便利です。たまには、ゴロンとなりたい時もあります。フローリングだと硬くてリラックスできないけど、畳は居心地が抜群です。
あると便利なカウンター
サンルームにはカウンターを設置しました。
洗濯機の上には洗剤関係を置く棚板、そして、長いカウンターでは服をたたむ時に利用するカウンター。
このカウンターは工事中に出る端材などで作る事もできます。大きなカウンターは端材じゃ難しいけど、小さなカウンターは可能です。完成してからでも設置できるけど、コストもかかるし仕上がりが綺麗になりません。
工事中に施工すると、コストを抑える事が可能です。図面だとイメージが難しい部分なので、出来れば現場へ行って確認するようにしましょう。実際の家だし、イメージも膨らみます。
最後に
今回は3人家族で暮らす。コンパクトだけど使いやすい家を紹介しました。
あまり大きな家は必要としていない、家族の人数が多くない。そんなライフスタイルの方に参考になる施工事例です。特に造作収納や、造作家具などを上手に計画されてました。そして、リビングの延長で和室を配置する部分も参考になると思います。
最後まで読んで頂きありがとうございます。